
文学賞は日本にゆかりの作家

クラスナホルカイ・ラースローさんの似顔絵
Ill. Niklas Elmehed © Nobel Prize Outreach
ノーベル賞 ハンガリーのクラスナホルカイさん
スウェーデン・アカデミーは10月9日、2025年のノーベル文学賞をハンガリーのクラスナホルカイ・ラースローさん(71歳)におくると発表しました。
クラスナホルカイさんは、2000年と05年にそれぞれ半年間、京都で暮らしました。能楽師のもとに通いながら、寺や神社の建物や日本庭園など日本の伝統文化を研究。京都を舞台にした03年の小説『北は山、南は湖、西は道、東は川』(早稲田みかさん訳)は、この体験をきっかけに書きました。
クラスナホルカイさんは「全くのおどろきだし、いまだに信じられない」と、受賞決定を喜びました。
(朝日小学生新聞2025年10月11日付)