安保理 ガザの和平計画を支持
国連安全保障理事会の会合=11月17日、アメリカ・ニューヨークの国連本部 ©朝日新聞社
統治を監督する「平和評議会」設置へ
国連安全保障理事会(安保理)は11月17日、中東のパレスチナ自治区ガザの和平計画を支持する内容の決議案を賛成多数で採択しました。計画はアメリカのトランプ政権がまとめたものです。
安保理の決議には、守らないといけない法的な力があります。15の理事国のうち、13の国が賛成しました。常任理事国であるロシアと中国は拒否権を使わず、棄権しました。決議案では、一時的な統治を監督する「平和評議会」などをつくることも認められました。平和評議会のリーダーはトランプ大統領が務めるとされています。半年ごとに報告書を安保理に出すことが求められます。
(朝日小学生新聞2025年11月19日付)









