大相撲 安青錦が初優勝
優勝インタビューに答える安青錦=11月23日、福岡市 ©朝日新聞社
ウクライナ出身 大関へ
大相撲九州場所の千秋楽(最終日)が11月23日、福岡市の福岡国際センターであり、ウクライナ出身の関脇・安青錦(21歳)が、優勝決定戦で横綱の豊昇龍を破って初優勝しました。大関になることが確実になり、26日に正式に決まります。初土俵から14場所目での優勝は、今の優勝制度では4位タイの記録。21歳8か月での優勝も歴代6位の若さです。
インタビューでは「一つ上の番付(横綱)があるので、そこをめざしていきたい」と冷静に語りました。
♦ひと 安青錦 本名ダニーロ・ヤブグシシン。ロシアによるウクライナ侵攻が始まった2022年春、日本にのがれてきました。関西大学相撲部の練習生をへて、23年秋場所で初土俵をふみました。
(朝日小学生新聞2025年11月25日付)









