見み通とおし悪わるくなり交こう通つう障しょう害がいのおそれも

11月26日、西にし日本から南なん西せい諸しょ島とうの広ひろい範はん囲いで黄こう砂さが飛とんでくることが予よ想そうされ、気き象しょう庁ちょうが注ちゅう意いを呼よびかけています。気き象しょう庁ちょうによると、黄こう砂さの影えい響きょうが出でると見み通とおせる距きょ離りが10キロメートル未み満まんになります。地ち域いきによっては、5キロメートル未み満まんとなる見みこみで、交こう通つう障しょう害がいが発はっ生せいするかもしれません。屋おく外がいで車くるまや洗せん濯たく物ものなどの表ひょう面めんに砂すながつくこともあります。

♣ことば　黄こう砂さ　東ひがしアジアの砂さ漠ばくなどから強きょう風ふうで吹ふき上あげられた砂すなやちりのこと。上じょう空くうの風かぜで運はこばれて、日本に飛とんでくると、空そらが黄おう褐かっ色しょくにけむることがあります。

（朝日小学生新聞2025年11月26日付）