ウナギの国際取引規制案、否決
ワシントン条約締約国会議の委員会で
絶滅のおそれがある希少種の国際取引を規制するワシントン条約。その締約国会議の委員会が11月27日に開かれ、ニホンウナギをふくむウナギ全種類の国際取引を制限する提案を認めないことにしました。規制案について、投票した135か国・地域のうち、賛成は35、反対は100で、案の採用に必要な3分の2以上の賛成に届きませんでした。12月5日の本会議で正式に決まります。
日本は、国内に出回るウナギの約7割を輸入にたよっています。もし案が採用されれば、大きな影響を受けるとされていました。ただ、過去には反対意見が出て再び投票が行われ、結果がくつがえったこともあります。
(朝日小学生新聞2025年11月29日付)









