防災庁 来年11月に開設へ
国会議事堂 ©朝日学生新聞社
大地震への対策で地方拠点も
政府が2026年11月1日に、新しく「防災庁」をつくろうとしています。普段の防災から、災害が起きたときの対応、被災地の復旧や復興までの政府全体の司令塔を担います。
事前の防災を進めるため、日本海溝・千島海溝地震と南海トラフ地震で大きなゆれや津波への対策が必要とされる地域に2027年度以降、本庁とは別の地方拠点を1か所ずつ置く予定です。
防災庁は、石破茂前首相が力を入れて進めた政策。地方拠点をめぐって、自分の自治体に置いてほしいというお願いが、全国の自治体から30件以上よせられています。
(朝日小学生新聞2025年12月3日付)









