国会議員へらす計画が進行中
国会議員の数をへらす話し合いにのぞむ与党の自民党、日本維新の会の人たち=12月2日、国会内 ©朝日新聞社
自民案「小選挙区 東京3減、大阪2減」
高市早苗政権は、国会議員の数をへらす計画を進めています。衆議院議員の465人の定数(議員の数)を、1割へらす方針です。このうち、応援したい候補者に投票する「小選挙区」について、25人分をへらす自民党の具体的な案が12月2日、わかりました。東京都で3人、大阪府で2人など、計20都道府県がへらす対象です。
議員が少なくなると、税金による給与などの負担がへり、「身を切る改革」と評価する声があります。一方、少数意見が反映しにくくなるなどと心配もされています。
今回、議席がへる可能性のある地域がわかり、関係する議員から反対する意見もでそうです。与党と野党の間での話し合いは簡単には進まないかもしれません。
(朝日小学生新聞2025年12月4日付)









