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夏休みの羽田空港、子どもたちが夢中で実験&工作!【HANEDAで学ぼう!サイエンスワークショップレポート】

夏休みの羽田空港、子どもたちが夢中で実験&工作!【HANEDAで学ぼう!サイエンスワークショップレポート】

8月11日(金・祝)、8月12日(土)に羽田空港第1・第2ターミナルで「HANEDAで学ぼう!サイエンスワークショップ」が開催されました。キッズネットは本イベントのワークショップやステージ、体験展示の企画と監修を担当。両日ともに多くの親子連れで賑わう中、特に人気だったブースとステージショーの様子をお届けします!

自由研究のヒントに!親子で楽しめる4種の実験・工作ワークショップ

会場が空港ターミナルということもあり、4種類あるワークショップの体験時間はそれぞれ約15分。フライト時間が迫っていて時間に余裕がない方も安心して楽しめるようになっています。

ワークショップ①「ふしぎなアルミたまご」
ワークショップ①「ふしぎなアルミたまご」。アルミホイルとビー玉で、ふしぎな転がり方をするたまごをつくります。
ワークショップ②「星座早見盤」。
ワークショップ②「星座早見盤」。日にちと時刻をあわせると星座の位置がわかります。
ワークショップ③「クッショングライダー」。
ワークショップ③「クッショングライダー」。梱包材でとっても軽いグライダーをつくって飛ばします。
ワークショップ④「トリックアート」。
ワークショップ④「じゃばら折り工作」。左から見たときと右から見たときで見える絵が変わる不思議な工作です。

未就学児や小学校低学年の参加者も多かったですが、保護者の方や会場スタッフのサポートによって作品を完成させることができました。

親子のコミュニケーションの機会にもなっていました!
親子のコミュニケーションの機会にもなっていました!

なかでも人気だったワークショップが「ふしぎなアルミたまご」。両ターミナルともにほとんどの回で満員になるほどの盛り上がりを見せました!

ワークショップはたくさんの親子でにぎわっていました。
ワークショップはたくさんの親子でにぎわっていました。

作り方は簡単。ビー玉をアルミホイルで包みセロハンテープでとめたあと、容器に入れてフタを閉めてシェイク! 詳しい作り方はこちらの記事でも紹介しています。

アルミたまごをつくっている様子。完成までの過程も楽しめます。
アルミたまごをつくっている様子。完成までの過程も楽しめます。

形が変わったら取り出して、坂で転がしてみるとコロコロ転がっていきます。ふしぎな動きを見せるアルミたまごに、お子さんのみならず保護者の方も興味津々!「もう1回作りたい」「なんでこうなるの?」とさまざまな反応が見られました。

完成したアルミたまごはふしぎな転がり方をします。
完成したアルミたまごはふしぎな転がり方をします。

またワークショップで使用された材料が100円ショップなどで簡単に揃えられることを知った保護者の方からは「材料を買って帰って、お家でもつくろうと思います」「自由研究のテーマを何にしようか悩んでいたので…これなら簡単にできてよいですね」など多くのうれしい意見がありました。

すぐに楽しめる!体験展示コーナーで即実験

ワークショップとは別に設置した体験展示コーナーも大人気!両日ともに、たくさんの家族連れでにぎわっていました。

体験展示①「ペットボトルトルネード」。ペットボトルを円を描くようにすばやく回し、水が落ちる様子を観察します。
体験展示①「ペットボトルトルネード」。ペットボトルを円を描くようにすばやく回し、水が落ちる様子を観察します。
体験展示②「温度と電気の実験」。ネッククーラーなどで使用される「ペルチェ素子」に手回し発電機で電気を送り、温度が変わることを体験します。
体験展示③「トリックプリント(フラッシュプリント)」。光るルーペでのぞくと海の生きものが見える、特殊な印刷物です。
体験展示③「トリックプリント(フラッシュプリント)」。光るルーペでのぞくと海の生きものが見える、特殊な印刷物です。

なかでも「ペットボトルトルネード」は材料も少なく、作り方も簡単。水の不思議な流れ方に「すごい!」と子どもが夢中になるだけではなく、その様子を見た保護者の方からも「どうやってつくるんですか?」といううれしいお言葉をいただくなど、大きな反響がありました。

詳しい作り方はこちらの記事で紹介しています。

モヤモヤ博士が登場! 大盛り上がりの実験ショー

会場ではワークショップのほか、ステージイベント「モヤモヤ博士の実験ショー」も行われました。本公演は始まる前から多くの親子連れが集まり、モヤモヤ博士が登場すると会場は大きな拍手に包まれました!

モヤモヤ博士と2人の助手が登壇し、博士の疑問を解決するために大きな装置を使って実験を行いました。
モヤモヤ博士と2人の助手が登壇し、博士の疑問を解決するために大きな装置を使って実験を行いました。
ショーが進むにつれ、最初は恥ずかしがっていた子どもたちも手を挙げるようになり、だんだん意欲的に!
ショーが進むにつれ、最初は恥ずかしがっていた子どもたちも手を挙げるようになり、だんだん意欲的に!

坂を転がる玉のなぞや振り子のなぞを大きな装置を使って実験していきます。クイズが出題されると子どもたちは元気よく挙手し、大きな声で自分の意見を述べる子も!

子どもたちがステージに登壇して実験に参加する機会もありました。
子どもたちがステージに登壇して実験に参加する機会もありました。

博士と助手のコミカルな掛け合いに対しては笑い声も上がり、ショーは大きな拍手で幕を閉じました。

ステージを通して「さまざまなことに疑問を持ち、仮説を立ててから実験することの大切さ」を伝えたかったというモヤモヤ博士。「参加してくれたお子さんの中から、第2のモヤモヤ博士が現れることを期待しています」と子どもたちに語りかけていました。

イベント会場を訪れた方は2日間でおよそ13000人。こうした親子向けワークショップの熱気を改めて感じることができたイベントでした。

 

文/木下茉奈実 撮影/鈴木謙介

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