目指せ未来のエジソン! 親子で楽しむ特許庁「まわる展」 後編
- イベント
- PR
「まわる」って「大きな変化」を起こすことって知ってました? 世界には、まわると面白い&不思議なことがたくさん。学研キッズネット編集部がサイト制作に協力した「ジュニアイノベーションフェス まわる展」は、そんな「大きな変化」が体感できちゃうワークショップも掲載。加藤さん親子(小4)に加え、友だちも参加して大盛りあがりの様子をレポートします!
まわると色が変わってビックリ! わくわくさんと不思議なコマを作ろう
今回の「ジュニアイノベーションフェス まわる展」のなかでも、我が家でいちばん盛り上がったのが「わくわくさんとつくってまなぼう! 手作りコマ工作」。わくわくさんといっしょに、回転すると見え方が変わる不思議なコマを手作りました。
作り方は簡単。小学1年生でも楽しく作れる!
わくわくさんが教えてくれる不思議なコマは2種類。低学年の子にもおすすめなのが、紙皿でつくる「皿ゴマ」。好きな色をつけてオリジナル作品に仕上げます。もうひとつの「丸ゴマ」は、厚紙を自分で丸く切り、分度器で角度を測る作業があるけれど、小さい子はおうちの人に手伝ってもらえばできそう。コンパスがなくても丸く厚紙を切るちょっとしたテクニックを、わくわくさんがゆっくりとわかりやすく教えてくれます。
わくわくさんの動画が面白すぎ!
まずは「動画を見る」ボタンをポチッ。丸眼鏡のわくわくさんがユーモラスに登場すると、もう画面から目が離せません。コマの作り方を、じっさいに作業をしながら教えてくれるから安心。一時停止をしながら、一緒にコマ作りをスタートしました。
皿ゴマの材料は、紙皿、丸ばし、はさみ、プッシュピン、セロハンテープ、あとは色をつけるペンなどがあればOK。紙皿を半分に折って、そのまた半分に折って折り目をつけたら、中心にプッシュピンで小さな穴をあけます。
紙皿に好きな色を塗って、デコレーションします。コマをまわすと、塗った色が混ざって、違う色に見えることに子どもびっくり。「ピンクと青を混ぜたら紫」「黄色と赤を混ぜたらオレンジ」など、仕上がりの色を想像して色をつけていました。
色をぬったら、プッシュピンであけた小さな穴に丸ばしを差し込みます。「アッ、穴が大きくなっちゃった」。穴が大きすぎると、このあとセロハンテープで固定するのがなかなか大変。プッシュピンをさしたときにぐりぐり回転させて少し穴を大きくしておくと、丸はしが入りやすいからおすすめです。
「できた!!」
まわしてみると……本当だ! 色が変わった!! 黄色と青が混ざって黄緑色、黄色と赤が混ざったところはオレンジ色。とってもきれいです。
当たり前禁止!? 塗り絵でオリジナルアート作品を作っちゃおう
もうひとつのワークショップ「ぬり絵でみんなアーティスト!」は、「当たり前」をぐるっと回転させてみようというもの。一度は見たことがある有名な絵も、色や物の捉え方を変えるとガラッと見え方が変わるから不思議です。自分の色で塗って、名画をオリジナル作品に変身させちゃいました。友だちも参加して一緒にワイワイぬり絵を楽しみました!
江戸時代の画家、葛飾「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」という有名な浮世絵。紫色の波のお化けが富士山を飲み込んでいる風景に変身させちゃおう。
世界的に有名なノルウェーの画家、ムンクの代表作「叫び」。何かに驚いているのかな……? みんなも自由に想像してみてくださいね。
友だちと一緒に作った塗り絵作品。バラエティー豊かな仕上がりになりました。
「まわる」の不思議に触れて親子で“ひらめき体験”ができました!
「ジュニアイノベーションフェス まわる展」を体験して、親子で楽しく盛り上がれただけではなく、「まわる」の不思議な世界を知ることができました。実際に作って、見て、試してみることで、親子で「あっ」と気づくこともありました。この経験がベースとなり、将来、わが家の子どもも何かすごいアイデアを思いつくかもしれません。そのときには、ぜひ“特許”を取りたいものです。
*塗り絵で使われている線画は、千葉市美術館蔵 葛飾北斎による『冨嶽三十六景神奈川沖浪裏』、オスロ国立美術館蔵 エドヴァルド・ムンクによる『叫び』を改変したものを公開しています。『叫び』の線画は、クリエイティブ・コモンズ表示4.0ライセンス(CC-BY)に基づき掲載しています。