あみ先生の、今日もはなまる
#10「・・・え?」
子どもって本当にいつもよく大人を見ていますよね。
子どもに言われてはじめて気づいたり、考え直したりしたことがある方は多いはず…
*毎週金曜日11:00公開*
こんにちは、あみたろうです!
ぼくのイメージはにこにこ笑顔!
子ども達に対していつも笑顔で接しています!
そんな風にずっと思っていたのに、ある日、1人の女の子が「先生って授業中はあまり笑わないね。前の先生は授業中よくふざけて笑ってたよ」と言われました。
そんなばかな!
授業中だって、笑顔で楽しく授業しているはず!
そう思って、次の授業では〝笑顔〟を意識して授業をしてみたものの「手遊びしません!」「聞く姿勢がわるいよ!友達の話ちゃんと聞きましょう!」などと注意に意識が向いてしまって、全然笑えていなかったことが発覚しました。
これはやばい。
次の時間も〝笑顔〟を意識しました。
しかし、笑えない。
注意することが多くて笑う余裕がない。
それに女の子が言った「前の先生は授業中よくふざけてたよ」という言葉がずっと頭から離れなくなってしまいました。
これは今年度、3年生の担任になって2ヶ月が経とうとしていた時のエピソードでした!
今でも、授業中の笑顔はこの時とあまり変わってないかもしれないです。
でも、今では「ぼくはこれでいいかもなー」と少し割り切って子ども達と接することができています。
みなさんは授業中笑えてますか?
【あみたろう@小学校の先生(通称:あみ先生)】
山の中の小学校で3年生の担任をしている現役の小学校の先生でありながら、わかるわかると共感できるような学校での子どもたちとの日常や、先生ならではの気持ちを漫画にしている。著書に『それでも先生を続ける理由―「先生」に迷っているあなたへ』(東洋館出版社)がある。
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