今年の自由研究は、100円ショップ商品でかわいい実験・工作
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夏休みになったばかりと思っていても、あっという間に時間は過ぎてしまいますね。夏休み最大の宿題、お子さんの自由研究はもうできていますか?
学研キッズネットの「夏休み! 自由研究プロジェクト」では、自由研究を実験、工作、観察、調べ学習の分野に分けています。このなかでの一番人気は実験。最近では、ユーチューバーが実験を楽しく紹介していることもあり、小学生にとって実験がさらに身近になっているのでしょう。
実験には、けっこうたくさんの材料が必要なことがありますが、昔はそんなに手に入りやすいものばかりではありませんでした。手に入っても実験に使うにはもったいないかな……ということも。
実験を身近にした100円ショップ
そこに登場したのが100円ショップ。材料が100円のものでそろえられれば実験がぐっと身近になります。もともと学研は、小学生向けの雑誌「科学」で実験をたくさん紹介していましたので、100円ショップ商品を使った実験の本を2000年に発売することになりました。当時は、普段あまり家にいないお父さんが、子どもとのコミュニケーションのひとつとして、実験をやってみせるのが目的だったと聞いています。
こんな流れを見ても、100円ショップが実験を身近にしたと言えるかもしれませんね。
そして時は流れ2018年。今は実験にもかわいさを加えることが流行りです。
そのために必要なのが、きれいな色やかわいい形の手に入れやすい材料たち。100円ショップのセリアにはそんな材料が豊富です。
アニメーションの原理をさぐる、くるくる鏡アニメーション
プラキシノスコープというアニメーション機器の原理を使った、かんたんアニメーションそうちをつくる工作です。まずはカエルのイラストを使ってアニメーションを体感。シールを使って自分でイラストを作るのが発展形。さらに自分でイラストを描けば、創造性を発揮できる研究になります。きれいな色のカラーボードと引き出し用つまみがポイントです。
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学者もおどろく不思議な形、テンセグリティ
一見して何がどうなっているのかわかりにくいですが、輪ゴムと木のスティックを使ってつくった不思議な形のテンセグリティ。きれいな色のビニルテープや輪ゴムを使うのがポイント。ぜひ、もっと大きなテンセグリティに挑戦して欲しいです。
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やさしく舞う、天使のかざみどり
パステル色のクリアファイルを羽にして、天使のように舞うかざみどりをつくります。扇風機の風などをあててみれば、風向きにしたがって優雅に舞うようです。屋外で風向きを観測してまとめましょう。電球型バルブボトルやウッドビーズ、ストローや重しとなるビー玉のきれいさがポイント。
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本格的な実験を楽しもう、ケルビン発電機
これぞ、実験の醍醐味! という感動を味わえます。
アルミ線をちょうどいい位置に固定したり、水滴の落ち具合を調整したりといった細かい部分に根気がいりますが、静電気がたまりアルミはくが動いたときの感動は忘れられない思い出になります。
実験は失敗するのがあたりまえ。失敗した方が、そのあと成功したときの感動が大きくなり、何倍も実験を楽しめるはずですよ。一度であきらめず、失敗の原因をさがして何度も挑戦してみてください。
>>ケルビン発電機のページを見る>>
ほかにも、100円ショップ商品を使った実験や工作がたくさんあります。
>>100円ショップ商品で自由研究>>
自由研究は身近な疑問を解決する力をつけるチャンス
そもそも自由研究の本質は、毎日の生活や身近なことの中に「疑問」を発見する目を養い、「疑問」に取り組む熱意を育み、「疑問」を解決する技術を身につけることにあります。
それは、人生のなかで起こるさまざまな思いがけないできごとにぶつかったときに、その状況にどう対処し乗り切ればいいかを考え判断できる、強く柔らかい心と力につながっていくことでしょう。
そんな力を身につけたり、ふだんできないことに挑戦する良い機会と考え、ぜひ親子で楽しんでください。