夏休みの自由研究に! 東京国立博物館「日本美術のとびら」がリニューアル。一期一会の新しいデジタル鑑賞体験
- お出かけスポット
- PR

今年の夏休みは、親子で「その日にしか会えない宝物」に会いに行きませんか? 上野にある「東京国立博物館」では、6月30日に体験型常設展示「日本美術のとびら」がリニューアルオープンしました。デジタルコンテンツ「とーはくワンダーウォール 一期一会」では、幅14メートルの大型スクリーンで、迫力の国宝や重要文化財の動画を楽しめます。さらに、スクリーンから好きなテーマを選ぶと、その日に展示されている約3,000件の展示作品の中から「おすすめ」を教えてくれます。
東博12万件の収蔵品から、今日出会える「1点」をおすすめ
東京国立博物館(通称・東博)は、国宝や重要文化財を含む約12万件の収蔵品を有する、日本最古の博物館です。作品を保護するために定期的に展示替えが行われており、1日に展示室で見られるのはそのうちの約3,000件。広大な博物館で「どこから何を見たらいいかわからない」と戸惑ってしまった経験がある保護者の方も多いのではないでしょうか?
そんな親子の悩みを解決してくれるのが、新しく登場した「とーはくワンダーウォール 一期一会」です! 体験方法はとてもシンプル。大きなスクリーンの前に立つとモーションセンサーが体の動きを読み取るため、小さなお子さんでも簡単に操作することができます。

体験できるテーマは全部で6種類。
「一期一会ガラポン!」
「日本らしいお宝と出会う!」
「国宝や重要文化財と出会う!」
「研究員の推しと出会う!」
「東博をめぐってお宝と出会う!」
「博物館で世界と出会う!」
これらの中からランダムで表示される4つのテーマで好きなものを選んで、手をかざすだけ。すると、その日に展示されている作品の中から「今日出会える、あなただけのおすすめの1点」を提案してくれます。

特に「一期一会ガラポン!」は、子どもたちが夢中になる仕掛けが! 実際に手をかざして遊べ、毎回違う作品を教えてくれるので何度でもやってみたくなることまちがいなし。画面には、おすすめの作品の写真とともに展示されている場所も表示されるので、スマートフォンで写真を撮っておき、宝探しのような気分で美術品に会いに行くことができます。

博物館というと「展示されているものを見るだけ」と受け身になりがちです。「有名な作品だから」と親が連れて行くのではなく、自分がガラポンを回して偶然出会った作品だからこそ、子どもは「本物を見に行きたい!」と自発的な興味を持つことになります。
東博の歴史と名品をめぐる、大迫力の映像体験
また、ぜひ親子で見ていただきたいのが、15分ごとに流れる2分間のスペシャルムービーです。

大きなスクリーンに「松林図屛風」や「古今和歌集(元永本)」、「遮光器土偶」、「老猿」といった東博のコレクションを代表する作品が次々と登場する映像は大迫力! 東博150年の歴史と名品を映像で体験することができます。

「本物に出会ってほしい」開発チームの熱い思い
文化財活用センターの藤田千織氏は、「自分で選ぶ楽しさと、偶然の出会いを両立させたコンテンツです」と話します。「とーはくワンダーウォール 一期一会」の制作には、東博を支える研究員の思いや熱意も込められています。おすすめされる作品は、国宝や重要文化財に指定されたものだけでなく、研究員だからこそ注目する技法や歴史的背景などの見どころをもつものもあります。そして、「来場者が、必ず見に行けるものを紹介したい」という思いから、「今日、確実に見に行ける」作品だけが表示されるシステムになりました。

コンテンツの企画や映像・音楽制作、演出を担当したのは、過去に東博の「書聖 王羲之(おうぎし)展」などで再現映像の制作実績をもつ内田洋行グループです。同社の代表取締役社長である大久保昇氏は、「このプロジェクトで私たちが最も大切にしたのは、本物と出会う楽しさをどう伝えるか。この展示をきっかけに、一人でも多くの方が展示室へ実際に足を運び、本物の文化財と向き合う時間を持っていただければ」と語っています。

約12万件という膨大なデータの中から、今日展示されている作品だけを選ぶための裏側には、東博の展示スケジュールと、全国4つの国立博物館などの所蔵品を検索できるデータベース「ColBase(コルベース)」を連携させる仕組みが使われているそうです。
4か国語対応! 言語を変えて楽しむ「ワンダーウォール」の新しい遊び方
東博は海外からの来場者も多いため、この「とーはくワンダーウォール〈一期一会〉」も4か国語対応。日本語のほか、英語、中国語、韓国語が用意されています。館内では、日本に旅行に来ていた海外のご家族も英語版に切り替えて楽しんでいる様子がうかがえます。あえてほかの言語に切り替えて、「英語だとこうなるんだね」といった遊び方もできそうです。

「トーハクプチキッズデー」では体験プログラムも!
東博ではこのほかにも、体験展示スペースとして、「日本文化のひろば」などが用意されています。日本の伝統的なもようのスタンプや、きもののデザインのぬり絵などの体験ができます。
また、東博では毎月第4日曜日に「トーハクプチキッズデー」を開催しています。夏休み期間の8月23日には、缶バッジやオリジナルのプラ板づくり、レプリカをさわれる土偶のおはなしなど、未就学児をふくむ幅広い年齢層が参加できるプログラムなどが予定されています。いずれも当日受付ですので、自由研究や夏の思い出づくりに参加してみるのもおすすめです(材料がなくなり次第終了)。
この夏は、ぜひ親子で「自分だけの1点」に出会う体験を楽しんでみてください!
【開催概要】
体験型常設展示「日本美術のとびら」
「とーはくワンダーウォール 一期一会」
| 会場 | 東京国立博物館 本館1階B室(東京都台東区上野公園13-9) |
|---|---|
| 開館時間 | 9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで) ※毎週金・土曜日および翌月曜日が祝・休日の場合の日曜日は9:30~20:00(入館は閉館の30分前まで) |
| 休館日 | 月曜日(祝休日の場合は開館し、翌平日休館) |
| 観覧料 | 一般1,000円、大学生500円、高校生以下無料 |
| 公式ホームページ | 東京国立博物館 公式サイト |
トーハクプチキッズデー
開催日: 8月23日 ※毎月第4日曜日開催
8月の主なプログラム
・「お気に入りの色でトーハクプラ板をつくろう!」
・「トーハクでどぐうのひみつをさぐろう!」
・「プチキッズデー 缶バッジづくり」 ほか
費用・受付:無料(対象年齢はプログラムごとに異なります。当日受付・材料がなくなり次第終了)
制作協力:内田洋行グループ 取材・執筆:相川いずみ











