自分自身を守るために!クイズで身につけようネットの防犯

自分自身を守るために!クイズで身につけようネットの防犯

あなたはインターネットを使(つか)っていますか? インターネットは、世界(せかい)中(じゅう)のコンピュータをつなぐネットワーク(通信(つうしん)網(もう))で、ネットともいいます。パソコン、タブレット、スマートフォンをはじめ、テレビや家電(かでん)製品(せいひん)など、コンピュータが内蔵(ないぞう)されているものは、すべてインターネットにつなげることができます。そのため、メールや情報(じょうほう)収集(しゅうしゅう)、写真(しゃしん)や動画(どうが)のやり取(と)り、買(か)い物(もの)、遠隔(えんかく)操作(そうさ)などが、ネットを使(つか)えばあっという間(ま)にできます。とても便利(べんり)ですね。今(いま)やネットなしでは、私(わたし)たちの生活(せいかつ)は成(な)り立(た)たないほどです。

しかし、こんなに簡単(かんたん)に世界(せかい)中(じゅう)につながるということは、たどっていけば、危険(きけん)なものにもつながる可能性(かのうせい)があるということです。ネット上(じょう)でダウンロードできるゲームに「無料(むりょう)」と書(か)いてあったのに、クリックしたら結局(けっきょく)あとで高(たか)いお金(かね)を請求(せいきゅう)された、などということもあります。ネットの世界(せかい)では知(し)らないうちに、怪(あや)しいところに入(はい)ってしまったり、危険(きけん)に巻(ま)きこまれたりすることは、決(けっ)して少(すく)なくありません。

あなた自身(じしん)を危険(きけん)から守(まも)り、楽(たの)しく安全(あんぜん)にネットを使(つか)いこなすために守(まも)ってほしい、7つのポイントを『一生(いっしょう)つかえる!おまもりルールえほん ネットのぼうはん』から選(えら)び、クイズにしました。
おうちの人(ひと)と決(き)めたルールをもとに、正(ただ)しくネットを使(つか)えているか、さっそくチャレンジしてみましょう!

答(こた)え ③全部(ぜんぶ)
⑤パスワードはもちろん、①名前(なまえ) ②住所(じゅうしょ) ③電話(でんわ)番(ばん)号(ごう) ④誕生(たんじょう)日(び)は、すべて大切(たいせつ)な個人(こじん)情報(じょうほう)です。SNSで知(し)り合(あ)った人(ひと)に、個人(こじん)情報(じょうほう)を教(おし)えてはいけません。

いま町内(ちょうない)にどろぼうがいたとします。鍵(かぎ)のかかった家(いえ)には入(はい)れません。でも、合鍵(あいかぎ)を持(も)っていたり、鍵(かぎ)のある場所(ばしょ)を予想(よそう)できたりすれば、どろぼうは鍵(かぎ)を使(つか)ってかんたんに入(はい)れてしまいます。やすやすとあなたの家(いえ)に入(はい)り、家(いえ)の中(なか)のものすべてを盗(ぬす)み取(と)ることができます。
たとえば、ネットバンク(銀行(ぎんこう))のパスワードを、家(いえ)に入(はい)る鍵(かぎ)と考(かんが)えると、もしどろぼうに、このパスワードを知(し)られてしまったら、ネットという世界(せかい)にいるどろぼうは、その鍵(かぎ)を使(つか)ってかんたんにあなたのネットバンクにあるお金(かね)を盗(ぬす)みとることができてしまいます。

パスワードそのものでなくても、名前(なまえ)、住所(じゅうしょ)、電話(でんわ)番(ばん)号(ごう)、誕生(たんじょう)日(び)などの個人(こじん)情報(じょうほう)は、データやお金(かね)を盗(ぬす)み出(だ)すための手(て)がかりになります。鍵(かぎ)のありかを教(おし)えているようなものです。個人(こじん)情報(じょうほう)がネットを通(つう)じてあちこちに広(ひろ)まりでもしたらたいへんです! 特(とく)に誕生(たんじょう)日(び)は重要(じゅうよう)です。個人(こじん)情報(じょうほう)のなかで、唯一(ゆいいつ)変更(へんこう)ができないものだからです。

家族(かぞく)や友(とも)だちの個人(こじん)情報(じょうほう)も、もちろん送(おく)ってはいけません。あなたが今(いま)いる場所(ばしょ)(たとえば公園(こうえん)や児童館(じどうかん)などでも)も教(おし)えてはいけません。悪(わる)い人(ひと)があなたを探(さが)しているかもしれないのです。不用意(ふようい)に写真(しゃしん)をSNSに投稿(とうこう)すれば、誰(だれ)かがその場所(ばしょ)を特定(とくてい)する可能性(かのうせい)もあります。

個人(こじん)情報(じょうほう)の書(か)きこみを求(もと)められたら、すぐにおうちの人(ひと)に見(み)せましょう。インターネットだけでなく、知(し)らない人(ひと)に直接(ちょくせつ)聞(き)かれたときも、絶対(ぜったいに)答(こた)えてはいけません。

答(こた)え ①送(おく)らない
顔(かお)を知(し)らない者(もの)どうしだから写真(しゃしん)を交換(こうかん)したい。わからなくはない理由(りゆう)ですが、危険(きけん)です。そもそも相手(あいて)が、仲(なか)よしを装(よそお)っている悪人(あくにん)かもしれないからです。あなたの写真(しゃしん)だけ手(て)に入(い)れて、ゆくえをくらますことも考(かんが)えられます。相手(あいて)が写真(しゃしん)を送(おく)ってくれたとしても、送(おく)ってはいけません。その写真(しゃしん)は、本当(ほんとう)のその人(ひと)の写真(しゃしん)ではないかもしれません。

ネットに載(の)せてしまった写真(しゃしん)は、もう消(け)せません。不特定(ふとくてい)多数(たすう)にも見(み)られることになり、世界(せかい)中(じゅう)に広(ひろ)まる可能性(かのうせい)もあります。コピーされたり、写真(しゃしん)の色(いろ)や写(うつ)っているまわりの様子(ようす)を変(か)えるなど、加工(かこう)されたりすることもあります。そして悪用(あくよう)されたり、犯罪(はんざい)に使(つか)われたりすることもあり得(え)るのです。

家族(かぞく)や友(とも)だちの写真(しゃしん)も、もちろん送(おく)ってはいけません。
写真(しゃしん)を交換(こうかん)しようというようなことになったら、まずはおうちの人(ひと)に話(はな)しましょう。

答(こた)え ③何(なに)もしない
お菓子(かし)やおもちゃ、お金(かね)などが当(あ)たった!というメッセージは、あちこちに届(とど)いているようです。でもこれは要(よう)注意(ちゅうい)です。心当(こころあ)たりがないならなおさらです。あなたを悪(わる)いサイトに引(ひ)きこみ、お金(かね)などをだましとろうとするわなかもしれません。これを「フィッシング詐欺(さぎ)」といいます。フィッシングとは「釣(つ)り」のこと。あなたを、釣(つ)り針(ばり)で引(ひ)っかけるようにしてだますのです。

当選(とうせん)の告知(こくち)だけではありません。銀行(ぎんこう)、クレジット会社(がいしゃ)、運送(うんそう)会社(がいしゃ)などを装(よそお)って、手当(てあ)たり次第(しだい)メールを送(おく)り、反応(はんのう)してきた人(ひと)をニセのウエブサイトに誘(さそ)いこんだりもします。こうした手口(てぐち)は、実(じつ)にさまざまです。クリックしたとたんにコンピュータウイルスを入(い)れられ、あなたの使(つか)っている、タブレットやスマートフォンなどの「端末(たんまつ)」をのっとられることもあります。

幸運(こううん)な話(はなし)は、めったにあるものではありません。クリックするように書(か)かれていても、真(ま)に受(う)けてはいけません。まずはおうちの人(ひと)に相談(そうだん)しましょう。

答(こた)え ③おうちの人(ひと)に見(み)せる
「隣(となり)のクラスにいるよ」「〇〇くんの友(とも)だちだよ」などと、相手(あいて)が自分(じぶん)のことを知(し)っているようでいても、だれだかわからない。そんな人(ひと)からメッセージが来(き)たら要(よう)注意(ちゅうい)です。何(なん)の関係(かんけい)もない人(ひと)が、あなたの知(し)り合(あ)いや友(とも)だちのふりをしているだけかもしれないからです。まずあなたの身元(みもと)を確認(かくにん)し、その上(うえ)で何(なに)か悪(わる)いことを企(たくら)んでいるのかもしれません。

だれだろう?と思(おも)う人(ひと)からメッセージが来(き)たら、返事(へんじ)はせず、おうちの人(ひと)や先生(せんせい)にすぐ伝(つた)えましょう。

 

答(こた)え ①悪口(わるくち)はやめようと止(と)める
たとえ仲(なか)のよい友(とも)だちの誘(さそ)いであったとしても、悪口(わるくち)を書(か)くことはいけないことです。やめるように伝(つた)えましょう。書(か)かれた人(ひと)の心(こころ)は深(ふか)く傷(きず)つきます。軽(かる)い気持(きも)ちで書(か)いたり載(の)せたりした文(ぶん)や写真(しゃしん)が、想像(そうぞう)以上(いじょう)に広(ひろ)まり、取(と)り返(かえ)しのつかないことにもなるのです。

書(か)いた悪口(わるくち)は、見知(みし)らぬ人(ひと)にわたってしまうこともあります。好(す)き勝手(かって)に利用(りよう)され、いつのまにかあなたが、ほかのだれかを攻撃(こうげき)する悪人(あくにん)になっていることもあり得(え)ます。悪口(わるくち)に「そうだそうだ」「いいね」などと賛成(さんせい)したり同意(どうい)したりしてもいけません。
「ばれなければいい」「自分(じぶん)だとわからなければ何(なに)をしても大丈夫(だいじょうぶ)」といった考(かんが)えは、とてもみにくく、恥(は)ずかしいことです。一人一人(ひとりひとり)が道徳心(どうとくしん)(モラル)を持(も)ち、自分(じぶん)の言葉(ことば)に気(き)をつけましょう。

 

答(こた)え ②気(き)になるけど、見(み)ない
「これを見終(みお)わったあなたは幸(しあわ)せに!」「永遠(えいえん)の命(いのち)をさずかる簡単(かんたん)な方法(ほうほう)!」こんなふうに書(か)かれた動画(どうが)があったら、つい見(み)たくなってしまいます。でも、これもあなたから個人(こじん)情報(じょうほう)を盗(ぬす)もうとしたり、コンピュータウイルスを入(い)れようとしたりする「フィッシング詐欺(さぎ)」かもしれません。

ウイルスを送(おく)りこんだコンピュータを外部(がいぶ)から操(あやつ)り、情報(じょうほう)を盗(ぬす)み出(だ)す「標的(ひょうてき)型(がた)攻撃(こうげき)」は後(あと)を断(た)ちません。
コンピュータを使(つか)えなくして、「使(つか)えるようにしてやるからお金(かね)をよこせ」という、おどしの詐欺(さぎ)もあります。こうしたウイルスを「ランサムウェア」といいます。
実際(じっさい)の動画(どうが)は、タイトルとは別(べつ)の動画(どうが)のこともあります。途中(とちゅう)から怖(こわ)い内容(ないよう)に変(か)わることもあります。あやしいお知(し)らせを見(み)つけたら、まずはおうちの人(ひと)に相談(そうだん)しましょう。

 

答(こた)え ②おうちの人(ひと)に相談(そうだん)する
ネットゲームにはいろいろなものがあります。まずは、どんなゲームなのか、おうちの人(ひと)に話(はな)して安全(あんぜん)かどうかを調(しら)べましょう。遊(あそ)んでよい年齢(ねんれい)が決(き)まっているゲーム、お金(かね)のたくさんかかるゲームなどもあります。あなたのおうちの人(ひと)も、友(とも)だちのおうちの人(ひと)も、どんなゲームか確認(かくにん)してから始(はじ)めることにしましょう。

そして、遊(あそ)ぶ前(まえ)には必(かなら)ず、ゲームをする上(うえ)での約束(やくそく)も決(き)めましょう。たとえば、

・宿題(しゅくだい)をすませてから
・1日(にち)1時間(じかん)
・自分(じぶん)のゲーム機(き)だけ使(つか)う

など。
そして繰(く)り返(かえ)しになりますが、ゲームに参加(さんか)している知(し)らない人(ひと)から話(はな)しかけられたり、メッセージが来(き)たりしたら、危険(きけん)と思(おも)いましょう。そんなときは、返信(へんしん)したりクリックしたりせずに、すぐにおうちの人(ひと)に知(し)らせましょう。

 

安全(あんぜん)にネットを使(つか)うための合言葉(あいことば)

危険(きけん)ところへの入(い)り口(ぐち)は、すぐ近(ちか)くにあるものです。でもそのことをしっかり頭(あたま)に入(い)れておけば大丈夫(だいじょうぶ)です。そのために、あなたを守(まも)る2つの合言葉(あいことば)があります。ぜひ覚(おぼ)えておきましょう!

 

その1 「はちみつじまん」

怪(あや)しい人(ひと)を見(み)分(わ)けるための合言葉(あいことば)です。

は なしかけてくる人(ひと)
ふだんの生活(せいかつ)では知(し)らない人(ひと)なのに、しつこくメッセージを送(おく)ってくる人(ひと)。
ち かづいてくる人(ひと)
だれにも見(み)られないところで話(はな)したがる人(ひと)。「ひみつだよ」と言(い)ってくる人(ひと)。
み つめてくる人(ひと)
顔(かお)や体(からだ)を見(み)たがる人(ひと)。個人(こじん)情報(じょうほう)を知(し)りたがる人(ひと)。
つ いてくる人(ひと)
いつもあなたのことを見(み)ている様子(ようす)で、今(いま)どこ?会(あ)おうよ、などと言(い)ってくる人(ひと)。
じ っと
ま っている人(ひと)
いつまでもあなたの返事(へんじ)を待(ま)っている人(ひと)。
こうした人(ひと)たちには
ん ?と注意(ちゅうい)!

「あやしい人(ひと)ははちみつじまん」と覚(おぼ)えましょう!

その2 「おこのみやきそうす」

ネットを安全(あんぜん)に使(つか)う合言葉(あいことば)です。

お……自分(じぶん)や家族(かぞく)の写真(しゃしん)・名前(なまえ)などの個人(こじん)情報(じょうほう)を、おくらない・おしえない。
こ……「会(あ)おう」と言(い)われれてもことわる。
の……自分(じぶん)や友(とも)だちの情報(じょうほう)、ウソの情報(じょうほう)をのせない。
み……自分(じぶん)の写真(しゃしん)、特(とく)にはだの出(で)ている写真(しゃしん)などをみせない。
や……いやだ、こわい、まずいと思(おも)ったら、勇気(ゆうき)を出(だ)してやめる。
き……決(き)められたきそく(やくそく)・きまりを、必(かなら)ず守(まも)る。
そう…写真(しゃしん)や情報(じょうほう)を載(の)せてしまった、送(おく)ってしまったときは、そうだんする。
す……犯罪(はんざい)の被害(ひがい)にあったら、警察(けいさつ)にすぐ知(し)らせる。

「安全(あんぜん)のためにおこのみやきそうす」と覚(おぼ)えましょう!

安心(あんしん)安全(あんぜん)にネットを使(つか)うための35のルール

7つのクイズは、あなたを守(まも)るための大切(たいせつ)なルールでした。この本(ほん)には、同(おな)じように大切(たいせつ)なルールが、ほかにも28こ載(の)っています。
ネットを使(つか)う人(ひと)にとって、一生(いっしょう)役(やく)に立(た)つ、全部(ぜんぶ)で35のルール。おうちの人(ひと)といっしょに読(よ)んで、ぜひ覚(おぼ)えましょう。
目指(めざ)せ!ネットの防犯(ぼうはん)マスター!

 

『一生つかえる!おまもりルールえほん ネットのぼうはん』
清永奈穂・監修
the rocket gold star・絵
Gakken・刊

「一生つかえる!おまもりルールえほん ネットのぼうはん」をくわしく見る

PAGETOP