チョウをさわるとどうしてこながつくの

チョウをさわるとどうしてこながつくの

チョウをつまむと指(ゆび)に粉(こな)つきます。これは、チョウの羽(はね)についている鱗粉(りんぷん)が指(ゆび)につくためです。鱗粉(りんぷん)とは、チョウの羽(はね)の表面(ひょうめん)の毛(け)が、平(ひら)たく変化(へんか)したものです。けんび鏡(きょう)などでよく見(み)ると、屋根(やね)のかわらのようにきちんとならんでいるのがわかります。

この鱗粉(りんぷん)は、羽(はね)の場所(ばしょ)や、チョウの種類(しゅるい)によって少(すこ)しずつ形(かたち)がちがっていますが、ふつうはサクラの花(はな)びらのような形(かたち)をしています。鱗粉(りんぷん)は、もとのところで羽(はね)にしっかりとくっついていますから、羽(はね)を少(すこ)しぐらい速(はや)く動(うご)かしたりしても取(と)れることはありません。
しかし、虫(むし)かごのようなせまいところであばれたり、人間(にんげん)に強(つよ)くつままれると、ときには、取(と)れてしまうこともあります。
鱗粉(りんぷん)は羽(はね)にきちんとついているときは水(みず)をはじきますから、雨(あめ)にあたってもぬれません。また、鱗粉(りんぷん)によって羽(はね)のもようがつくられています。なお、鱗粉(りんぷん)がたくさん取(と)れてしまうと、うまくとべなくなります。このように鱗粉(りんぷん)は、チョウにとって、とても大事(だいじ)なものなのです。

おうちの方(かた)へ

ドクガといわれるガの仲間(なかま)の鱗粉(りんぷん)は、毒(どく)の毛(け)が混(ま)じっていて、さわると皮膚(ひふ)がはれて激(はげ)しく痛(いた)み危険(きけん)です。

PAGETOP