脱炭素社会を推進する、環境省「デコ活2ndステージ」発表会レポート

脱炭素社会を推進する、環境省「デコ活2ndステージ」発表会レポート

環境省が2022年より取り組んでいる脱炭素ライフスタイルの推進運動「デコ活」。この「デコ活」がよりアップデートされ、新しいコンセプトワード「らくデコ活 もっとらくする脱酸素。」と共に、新たな取り組みを展開していくことが発表されました。今回は、その発表会の様子をレポートします。

デコ活とは

デコ活とは、「二酸化炭素(CO2)を減らす(DE)脱酸素(Decarbonization)と、環境に良いエコ(Eco)を含む“デコ”に、活動・生活を意味する「活」を組み合わせた新しい言葉です。環境に配慮しながら、無理なく快適に暮らそうという運動で、「我慢してエコ」ではなく、「便利・快適・おとくな暮らしをしながらCO2も減らす」という考え方のもと、環境省によって推進されています。

「デコ活」は新たなステージへ

2022年より新しい、豊かな暮らしにもつながるライフスタイルへの変換を後押しするために推進してきたこの「デコ活」ですが、「デコ活2ndステージ」として、この度新たな取り組みをしていくことが発表されました。新しく設定されたコンセプトワードは、「らくデコ活 もっとらくする、脱酸素。」です。

畦元環境副大臣からの挨拶ののち、環境省 脱炭素ライフスタイル推進室 細貝室長より今回の「デコ活2ndステージ」の重点テーマである「衣類」と「住宅(断熱)」分野における、企業との共同企画の説明がありました。「衣服」分野では「服のらくデコ活」と称して日本のプロサッカーリーグであるJリーグと、「住宅(断熱)」分野では「お部屋のらくデコ活」として女性アイドルのプロジェクトであるハロー!プロジェクトとのコラボレーションになります。

まずはJリーグのサスティナビリティ担当役員 辻井隆行さんより本施策に込める思いのコメントがあり、「衣類」分野における施策、Jリーグ6クラブと協力し、「服のらくデコ活」と称し、好きなクラブを応援しながら「衣服のリユース・リサイクル」に参加できる「クラブ対抗衣類回収バトル」の発表がありました。
衣服をリサイクルすると、新しい服を作るための資源やエネルギーを減らせるため、CO2排出量の削減につながります。

Jリーグ所属の鹿島アントラーズ、水戸ホーリーホック、横浜F・マリノス、ガンバ大阪、アビスパ福岡、ベガルタ仙台の6つのクラブが参加し、10月~12月にかけて、各クラブのホームゲーム2試合において衣服の回収イベントを実施予定です。イベントでは試合会場に専用の衣類回収ボックスを設置し、来場者より家庭で着なくなった衣類を回収します。その後、来場者1人あたりの衣類回収量によるクラブ対抗戦を実施し、優勝クラブを決定します。
発表会では、各クラブから代表者が登壇し、それぞれのクラブの意気込みを語っていました。

Jリーグ各代表
ユニフォームをもって登壇する各クラブの代表者と衣類回収ボックス。

次に「住宅(断熱)」分野の施策として、「DECA!BEAT(デカビート)」の、「断熱ナビゲーター」への就任が発表されました。
「DECA!BEAT」とはハロー!プロジェクトの7つのグループから1名ずつが参画し結成された、脱酸素を応援する企画ユニットです。今回はDECA!BEATより米村姫良々さん、江端妃咲さん、豫風瑠乃さん、弓桁朱琴さんが登壇しました。

住宅を断熱すると、冷暖房を使うエネルギーを減らすことができ、CO2排出量の削減につながります。さらには、夏には涼しく、冬は暖かい、快適な暮らしも実現できます。DECA!BEATのメンバーそれぞれが部屋の断熱でしている工夫など、らくデコ活への思いを語っていました。

DECA!BEAT
DECA!BEATの皆さん

今後も様々な施策が発表されていくということです。

これまでは「環境のために我慢する」ことが必要だった「デコ活」を、「らくで、たのしいから、行動する」という「らくデコ活」へ。

脱炭素というと、難しい取り組みをイメージするかもしれません。でも、らくデコ活が大切にしているのは、毎日の暮らしの中で無理なくできることから始めること。

衣服をリユース・リサイクルしたり、住まいの断熱を工夫したりすることも、その一歩です。環境にやさしいだけでなく、快適さやおトクさにもつながる「らくデコ活」。まずは自分の暮らしの中で、できそうなことから取り入れてみてはいかがでしょうか。

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