【料理家・榎本美沙さん直伝】親子で一緒に!子どもの発見につながる「梅シロップ」づくりが自由研究にオススメ
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青梅の季節がやってきました。梅仕事、やってみたいけれど「梅酒はなかなか飲みきれないしな…」と思う方も多いかもしれません。そんな時におすすめしたいのが「梅シロップ」です。これなら、子どもも飲みやすく、家族で楽しむことができます。さらに、おすすめしたいのが梅シロップを子どもに作ってもらうこと(または親子で作っても)。とても簡単ですし、子どもの「なんでこうなるんだろう」が引き出せますよ。おいしくって、おもしろい! はじめてキッチン」から梅シロップのレシピをご紹介します。梅の季節は残りわずか。ぜひお試しください!
はじめての手仕事にぴったりな簡単さ
「梅仕事」というと「大変そう」というイメージを抱くかもしれませんが、今回ご紹介する「梅シロップ」の作り方はとても簡単。しかも材料は、以下の2種類だけ、あとは、保存瓶さえあれば作ることができます。
作り方も、2つの材料を入れるだけなので、子ども任せでも大丈夫!難しい作業がないので、親子で行う「はじめての手仕事」にぴったりなんです。未就学のお子様でも、下ごしらえさえやってあげれば、一緒にチャレンジできる簡単さですよ。

では、早速作ってみましょう。一度、梅を凍らせるレシピなので、1日前に下ごしらえが必要ということだけご注意ください。
作り方
- ボウルに水をためて青梅を入れ、やさしく洗う。
- 清潔なふきんやキッチンペーパーで、1個ずつ、ていねいに水けをふきとる。
- たけ串を使って、梅を傷つけないように、なり口ヘタの部分)をとる。
- ジッパーつきの保存袋(Mサイズ)に梅を入れ、冷凍庫に1日以上おいて凍らせる。
- びんは、食品用アルコールなどを吹きつけて消毒する。
- びんに凍った梅と氷砂糖を、交互に重ねて入れる。
- びんのふたを閉めて直射日光のあたらない場所におき、ときどきびんをゆすって、氷砂糖をとかす。
- 2週間たったころからが飲みごろ。冷蔵庫に移して保存する。

水が増えていくのはなぜ!? できるまでを観察することができる自由研究要素も!
そして、この梅シロップづくり、作って飲んで、「おいしい!」で終わってももちろん十分ですが、「おもしろい!」につなげることもできるんです。見どころは、毎日の変化。毎日びんをゆするついでに、梅の状態の変化を子どもと観察してみましょう。少しずつ梅から水分が出てくる様子を観察することができます。
瓶の中には水を入れていないはずなのに、いつの間にか増える水分に、子どもたちは「なんでだろう?」と疑問に思うかと思います。まず、梅から水分が引き出されるのは浸透圧によるもの。氷砂糖がとけていくことにより、梅の外側と内側を同じくらいの糖分濃度になるように、梅の水分が外に引き出されます。それにより、梅のエキスと氷砂糖が混ざりあいシロップに。
また、梅シロップを作る際に使うのは「氷砂糖」。氷砂糖は粒が大きくふつうの砂糖よりもとけにくいのが特徴。だから、ゆっくり梅のエキスが引き出され、風味豊かに仕上がります。この「ゆっくり」がおいしくなるポイントです。
ただ作るだけではなく、毎日の変化を親子で観察することで「どうしてこうなるのか」という学びのきっかけにつなげることができます。

食育にもつながる、季節の食べ物や行事を学ぶきっかけに

『おいしくって、おもしろい! はじめてキッチン: 季節の食材も学べます』(Gakken)では、子どもたちのはじめての料理にも、料理に自信のない大人の方にも作りやすい、「やさしいレシピ」を詰め込みました。
季節をおいしく楽しめるように、季節ごとのレシピと行事のレシピ、そして季節ごとの保存食レシピも。保存食は状態の変化などに着目する「観察ポイント」も設けているので、自由研究の参考にも使えます。
子どもたちの「はじめて」を「おいしくっておもしろい!」サポートができるよう、工夫をちりばめたレシピ本です。
(写真:福尾美雪 文:岡田好美 編集:高須賀里緒菜)










