「5円玉レンズ」と「ヨウ素を使った不思議実験」で楽しく“アイケア”を学ぶ!【あそび まなび かがくラボ2026レポート】
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7月19日(日)に東京理科大学 葛飾キャンパス(東京都葛飾区)で開催された「あそび まなび かがくラボ2026」の様子をレポート! 今回は、5円玉レンズづくりとヨウ素を使った科学実験を行なったオフテクスのワークショップの様子をお届けします。アイケアや近視予防に大切なポイントもわかります!
ワークショップには、キッズネットの記事づくりなどに協力してくれる「探Qキッズ」の聡さん(小6)、秀昂さん(小6)、ひなたさん(小3)も参加してくれました♪
【スライド&クイズ】子どもの近視が“増加”。予防法は?
まずは、スライドとクイズで近視について学びます。「『近視』って聞いたことはある?」という質問には、多くの子どもたちが手を挙げていました。

近視ってどういうこと?
近視は、簡単に言うと「近くの物はよく見えるけれど、遠くの物は見えづらい状態」のこと。
普段、私たちは外から入ってきた光を目の奥でピントを合わせるようにして物を見ていますが、このピントがうまく合わないのが近視だそう。
成長期である子どものうちに近視になると、将来的に近視の度合いが強くなってしまうこともあるのだとか。
クイズで目の健康を学ぼう♪
最近の調査では、裸眼視力0.3以下の近視の子どもたちが増えているそうで、これからますます近視予防や目のケアが大切になってくることがわかります。
そこで、近視予防のクイズ!
「家の外で遊ぶほうが近視になりにくい? それとも家の中?」「近視になりにくい姿勢は?」といったクイズで、子どもたちが楽しく目の健康について学んでいきます。
(ちなみにクイズの正解は、1問目は「家の外」。これは、「バイオレットライト」という近視を抑制する光が太陽光に含まれているため。2問目は、「本や画面を見るときは背筋を伸ばし、30cm以上目から離す」でした)
そして、それでも近視になってしまった場合に使うのが、コンタクトレンズやメガネです。次は、そのレンズにまつわる実験をしていきます。
【実験その1】5円玉を使って水レンズが作れる!?
まずは「5円玉レンズ」づくりに挑戦します。指に乗せた5円玉の穴にスポイトでそっと水をたらして水の膜を張り、水の膜でできたレンズ越しに新聞紙の文字を見ると……。

「文字が小さく見える!」「え、大きい?」といった声があちこちから。
講師の方によると、水の量によって文字が小さく見えたり、大きく見えたり、逆さまに見えたりするそうで、子どもたちも保護者の方も不思議そうにレンズをのぞいていました。

探Qキッズの秀昂さんとお父さんは、「最初は文字が小さく見えたけど、水の量を増やしたら、今度は逆さに見えた」そう。
簡単にできるこちらの実験、どんなふうに見えるか、ぜひご家庭でもお試しいただけたらと思います。
【実験その2】“ヨウ素”で色が変わる不思議な実験!
次は「ヨウ素」を使った実験です。ヨウ素は海藻などに含まれる天然の消毒成分で、コンタクトレンズの洗浄液などにも使われています。
コンタクトレンズには、手の脂や花粉、化粧品などの汚れに加え、目に見えない微生物が付着することがあります。そのため、レンズをきれいに保つことが大切なのだそう。
そこで、実際のコンタクトレンズを手にとって、汚れのつきやすさを体感してから実験スタート!

使うのは、ヨウ素が入った液体「ポビドンヨード」。うがい薬としておなじみのこのポビドンヨードを水で薄めたものを、白濁した「謎の液体」にそそいでいきます。すると、液体の色が青紫色に!
じつはこれ、小学5年生頃に習う「ヨウ素でんぷん反応」を利用した実験で、謎の液体の中身は「でんぷん」。「なんのでんぷんでしょう?」というクイズでは、見事「片栗粉」と正解を出したつわものも。
さらに「ビタミンC液」をそこにそそぐと……鮮やかな青紫色が消えました! ビタミンCには、ヨウ素を無色透明の「ヨウ化物イオン」という別の姿に変える働きがあり、コンタクトレンズの洗浄液でも、消毒成分を中和するためにこの作用を利用しているのだとか。

最後、探Qキッズの聡さんに感想を聞いてみると、「おもしろかった!色が変わるのが、わかりやすかった」と話してくれました。ほかの参加者も含め、変化を目の当たりにできる今回の実験で学んだことは、きっとずっと忘れないのでは、と感じました。
色が変わる魔法の科学実験はWEBでも公開中!
今回のワークショップで行ったヨウ素の実験は、キッズネットの『夏休み!自由研究プロジェクト』のWEBページでも公開中!実験の詳しいやり方や「ヨウ素でんぷん反応」についてもっと知りたい方は、ぜひご覧ください♪

目の健康を守るには?大切な3つのポイント
最後に、目の健康を守る3つのポイントを教えてもらいました。ぜひ参考にして取り入れてみてくださいね。
(※熱中症や紫外線に気をつけ、熱中症などの危険があるときは外遊びは控えましょう)
②本やスマホ、タブレットを見るときは30分ごとに遠くを見る
③目を触る前は手を洗う。コンタクトレンズはきちんと洗浄・消毒する
(取材・文/清野 直 写真/布川航太)














