酪農家になるには?仕事内容や必要な資格などを解説!

酪農家

乳牛(にゅうぎゅう)を育(そだ)て、乳(ちち)をしぼって牛乳(ぎゅうにゅう)のもとになる生乳(せいにゅう)を生産(せいさん)する。生乳(せいにゅう)をチーズやバターなどの乳製品(にゅうせいひん)に加工(かこう)して出荷(しゅっか)する酪農家(らくのうか)もいる。

酪農家(らくのうか)に向(む)いている人(ひと)は?こんな人(ひと)にピッタリ!

動物(どうぶつ)が好(す)きな人(ひと)。体(たい)力(りょく)があり、根気強(こんきづよ)い人(ひと)。

酪農家(らくのうか)の仕事(しごと)内容(ないよう)を見(み)ていこう!

乳牛(にゅうぎゅう)の世話(せわ)をして、乳製品(にゅうせいひん)の原料(げんりょう)を生産(せいさん)する仕事(しごと)

酪農家(らくのうか)の主(おも)な仕事(しごと)は、牛(うし)の乳(ちち)しぼりと、エサやりや牛舎(ぎゅうしゃ)のそうじなどの牛(うし)の世話(せわ)。乳(ちち)しぼりは早朝(そうちょう)と夕方(ゆうがた)の2回(かい)行(おこな)う。人間(にんげん)が手(て)でしぼることは少(すく)なく、「ミルカー」という機械(きかい)を牛(うし)の乳(ちち)に取(と)り付(つ)けて行(おこな)うことが多(おお)い。また、牛(うし)が寝起(ねお)きする牛舎(ぎゅうしゃ)のそうじを行(おこな)うのも大切(たいせつ)な仕事(しごと)だ。大便(だいべん)と小便(しょうべん)を取(と)り除(のぞ)き、牛(うし)のベッドとなるワラを取(と)りかえる。牛(うし)を健康(けんこう)に育(そだ)てるには牛舎(ぎゅうしゃ)を清潔(せいけつ)に保(たも)たなくてはならないため、そうじは1日(にち)に数回(すうかい)行(おこな)うこともある。牛(うし)は1日(にち)に大量(たいりょう)の草(くさ)を食(た)べるので、エサやりも重(じゅう)労働(ろうどう)。自分(じぶん)の土地(とち)で牧草(ぼくそう)を育(そだ)てている場合(ばあい)は、牧草(ぼくそう)の種(たね)まきや刈(か)り入(い)れも行(おこな)う。また牛(うし)は、赤(あか)ちゃんを産(う)んだ年(とし)でないと乳(ちち)を出(だ)さないので、毎年(まいとし)赤(あか)ちゃんが生(う)まれるようにするのも大切(たいせつ)な仕事(しごと)だ。

酪農家(らくのうか)になるには?必要(ひつよう)な資格(しかく)・役立(やくだ)つ知識(ちしき)もチェックしよう!

特別(とくべつ)な免許(めんきょ)や資格(しかく)は必用(ひつよう)ないが、専門(せんもん)知識(ちしき)は必用(ひつよう)

酪農家(らくのうか)になるための特別(とくべつ)な免許(めんきょ)や資格(しかく)はないが、牛(うし)に関(かん)する専門(せんもん)知識(ちしき)や技術(ぎじゅつ)は不可欠(ふかけつ)だ。それを習得(しゅうとく)するには、酪農(らくのう)系(けい)の会社(かいしゃ)や牧場(ぼくじょう)に就職(しゅうしょく)して実際(じっさい)に仕事(しごと)をしながら覚(おぼ)える方法(ほうほう)と、農業(のうぎょう)系(けい)の高校(こうこう)や大学(だいがく)で学(まな)ぶという2つの道(みち)がある。高校(こうこう)卒業(そつぎょう)後(ご)や社会人(しゃかいじん)になってからも、あらためて農業(のうぎょう)の専門(せんもん)学校(がっこう)である「農業(のうぎょう)大学(だいがく)校(こう)」に入学(にゅうがく)し、学(まな)ぶこともできる。さらに、酪農家(らくのうか)を手助(てだす)けする「酪農(らくのう)ヘルパー」という仕事(しごと)もあり、酪農(らくのう)ヘルパー全国(ぜんこく)協会(きょうかい)や各地(かくち)の利用(りよう)組合(くみあい)が開催(かいさい)する研修会(けんしゅうかい)で実技(じつぎ)を習得(しゅうとく)すれば、牧場(ぼくじょう)へ出向(でむ)いて牛(うし)の世話(せわ)を手伝(てつだ)うことができる。牛(うし)の世話(せわ)は肉体(にくたい)労働(ろうどう)なので大変(たいへん)な面(めん)もある。だが、ブラッシングで牛(うし)のストレスをへらすなど、牛(うし)とのきずなを深(ふか)めれば牛(うし)もこたえてくれる。やりがいのある仕事(しごと)だ。

酪農家(らくのうか)の将来性(しょうらいせい)は?

努力(どりょく)と工夫(くふう)次第(しだい)で牧場(ぼくじょう)を発展(はってん)できる

酪農(らくのう)は、人間(にんげん)の生活(せいかつ)に欠(か)かせない「食(しょく)」を支(ささ)える仕事(しごと)。だが、従事者(じゅうじしゃ)や経営者(けいえいしゃ)の高齢(こうれい)化(か)が進(すす)んでおり、人手(ひとで)が不足(ふそく)し、あとをつぐ人(ひと)もへっている。そのため、新(あたら)しい責任者(せきにんしゃ)やあとをつぐ人(ひと)を見(み)つけるための人材(じんざい)育成(いくせい)に力(ちから)を入(い)れる牧場(ぼくじょう)もある。酪農(らくのう)は広(ひろ)い土地(とち)や牛舎(ぎゅうしゃ)、乳(ちち)をしぼる機械(きかい)などの設備(せつび)にお金(かね)がかかるので、一から始(はじ)めるのは大変(たいへん)だ。それだけに、あとつぎを期待(きたい)している牧場(ぼくじょう)で働(はたら)けるのは、酪農家(らくのうか)として一人立(ひとりだ)ちしようとする人(ひと)には大(おお)きなチャンスでもある。とくに「自分(じぶん)の牧場(ぼくじょう)で生産(せいさん)した生乳(せいにゅう)をチーズやバター、お菓子(かし)などに加工(かこう)し、インターネットを通(つう)じて全国(ぜんこく)へ販売(はんばい)したい」といった大(おお)きな目標(もくひょう)があれば、努力(どりょく)と工夫(くふう)次第(しだい)で、いくらでも牧場(ぼくじょう)を発展(はってん)させることができるだろう。目指(めざ)すものがある人(ひと)には将来性(しょうらいせい)がある仕事(しごと)だ。

【データ】酪農家(らくのうか)の年収(ねんしゅう)・働(はたら)き方(かた)・働(はたら)く場所(ばしょ)は?

収入(しゅうにゅう)は?

令和(れいわ)元年(がんねん)のデータでは、酪農(らくのう)を経営(けいえい)する会社(かいしゃ)の所得(しょとく)は1,004.8万(まん)円(えん)。個人(こじん)経営(けいえい)の所得(しょとく)は820万(まん)円(えん)。自分(じぶん)の牧場(ぼくじょう)で採集(さいしゅう)した生乳(せいにゅう)を加工(かこう)した乳製品(にゅうせいひん)の販売(はんばい)などで収入(しゅうにゅう)を増(ふ)やすことも期待(きたい)できる。

休暇(きゅうか)は?

生(い)き物(もの)を相(あい)手(て)にする仕事(しごと)なので、基本的(きほんてき)に年中(ねんじゅう)無休(むきゅう)だが、会社(かいしゃ)の場合(ばあい)はシフト制(せい)で休(やす)みがとれる。個人(こじん)経営(けいえい)の牧場(ぼくじょう)ならば、酪農(らくのう)ヘルパーのサポートを受(う)けて休(やす)むこともできる。

職場(しょくば)は?

牧場(ぼくじょう)。酪農(らくのう)系(けい)の会社(かいしゃ)の場合(ばあい)は、加工(かこう)乳製品(にゅうせいひん)の工場(こうじょう)や観光(かんこう)牧場(ぼくじょう)のスタッフとして働(はたら)くこともある。

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