漫画家になるには?仕事内容や必要な資格などを解説!

漫画家

絵(え)で表現(ひょうげん)した物語(ものがたり)で、人々(ひとびと)に笑(わらい)いや感動(かんどう)を届(とどけ)ける漫画家(まんがか)。インターネットの普及(ふきゅう)で、デビューや大(だい)ヒットのチャンスも増(ふ)えている。漫画家(まんがか)になるにはどうすればいい?この記事(きじ)では、漫画家(まんがか)の仕事内容(しごとないよう)や向(む)いている人(にん)、賞(しょう)への応募(おうぼ)や編集部(へんしゅうぶ)への持(じ)ち込(こみ)みといった主(おも)な進路(しんろ)を紹介(しょうかい)するよ。原稿料(げんこうりょう)や印税(いんぜい)で決(き)まる年収(ねんしゅう)、締(し)め切(き)り前(まえ)には徹夜(てつや)もある働(はたら)き方(かた)といった情報(じょうほう)もまとめているよ。

漫画家(まんがか)に向(む)いている人(ひと)は?こんな人(ひと)にピッタリ!

絵(え)を描(か)くのが好(す)きな人(ひと)。他人(たにん)にはない独自(どくじ)の発想(はっそう)で物語(ものがたり)を考(かんが)えたり、それをどのような絵(え)や構成(こうせい)にすれば効果的(こうかてき)に伝(つた)えられかを考(かんが)えるのが好(す)きな人(ひと)。地道(じみち)な作業(さぎょう)を続(つづ)ける根気強(こんきづよ)さがある人(ひと)。

漫画家(まんがか)の仕事(しごと)内容(ないよう)を見(み)ていこう!

すべてを自分(じぶん)で作業(さぎょう)する映画(えいが)監督(かんとく)のようなもの

物語(ものがたり)を絵(え)で表現(ひょうげん)する漫画(まんが)を描(えが)き、それを雑誌(ざっし)などに掲載(けいさい)して原(げん)稿料(こうりょう)などの収入(しゅうにゅう)を得(え)る。自分(じぶん)で考(かんが)えた物語(ものがたり)を描(えが)く人(ひと)もいれば、別(べつ)の作家(さっか)が考(かんが)えた物語(ものがたり)を描(えが)く人(ひと)もいる。その作業(さぎょう)を映画(えいが)の制作(せいさく)に例(たと)えれば、台本(だいほん)を考(かんが)え、登場(とうじょう)人物(じんぶつ)に演技(えんぎ)指導(しどう)し、カメラアングルを決(き)め、背景(はいけい)に工夫(くふう)をこらして演出(えんしゅつ)するようなもの。漫画家(まんがか)は、一人(ひとり)ですべての作業(さぎょう)をこなす映画(えいが)監督(かんとく)だ。ただし、漫画(まんが)週刊(しゅうかん)誌(し)に作品(さくひん)を連載(れんさい)する場合(ばあい)はアシスタントに作業(さぎょう)を手伝(てつだ)ってもらうこともある。それでも毎週十数(まいしゅうじゅうすう)ページの漫画(まんが)を完成(かんせい)させるのは大変(たいへん)な作業(さぎょう)だ。ただし、掲載(けいさい)作品(さくひん)の数(かず)が限定(げんてい)される漫画(まんが)週刊(しゅうかん)誌(し)に連載(れんさい)されることは至難(しなん)の技(わざ)。とはいえ、漫画(まんが)は常(つね)に新(あら)たな才能(さいのう)が求(もと)められているので、努力(どりょく)する者(もの)にはチャンスはある。とくに現在(げんざい)はスマートホンなどで楽(たの)しめるWeb漫画(まんが)が大量(たいりょう)に配信(はいしん)されるようになった。それだけデビューの機会(きかい)も増(ふ)えている。作品(さくひん)がヒットすれば、TVアニメや劇場(げきじょう)映画(えいが)化(か)されることもある。また、海外(かいがい)では日本(にほん)を代表(だいひょう)する文化(ぶんか)の一(ひと)つとして漫画(まんが)の人気(にんき)が高(たか)い。世界(せかい)中(ちゅう)にファンを広(ひろ)げるのも夢(ゆめ)ではないのだ。

漫画家(まんがか)になるには?必要(ひつよう)な資格(しかく)・役立(やくだ)つ知識(ちしき)もチェックしよう!

漫画(まんが)を描(えが)く技術(ぎじゅつ)をみがき、アイデアの素(もと)になる経験(けいけん)を豊(ゆた)かにする

プロの漫画家(まんがか)になるための特別(とくべつ)な資格(しかく)や試験(しけん)はない。漫画(まんが)を描(えが)ける人(ひと)ならば、誰(だれ)でもプロになれる可能性(かのうせい)はある。その漫画(まんが)の描(か)き方(かた)は独学(どくがく)でも習得(しゅうとく)できるが、より面白(おもしろ)いものにするための技術(ぎじゅつ)を学(まな)ぶための専門(せんもん)学校(がっこう)もある。ただ、技術(ぎじゅつ)を学(まな)ぶのも大切(たいせつ)だが、「独自(どくじ)のアイデア」の素(もと)になる経験(けいけん)を豊(ゆた)かにするのはもっと大切(たいせつ)。たくさんの本(ほん)を読(よ)んだり映画(えいが)を観(み)たり、多(おお)くの人(ひと)と交流(こうりゅう)しよう。学歴(がくれき)は不要(ふよう)だが、大学(だいがく)や短大(たんだい)に進学(しんがく)し、さまざまな見聞(けんぶん)を広(ひろ)めて人間(にんげん)の幅(はば)を広(ひろ)げるのもいいだろう。

漫画家(まんがか)がデビューする3つの方法(ほうほう)

漫画家(まんがか)がデビューするまでの道(みち)は人(ひと)によって様々(さまざま)だが、大(おお)きく分(わ)けると次(つぎ)の3つがある。1つ目(め)は「出版社(しゅっぱんしゃ)が募集(ぼしゅう)する新人(しんじん)賞(しょう)などへの応募(おうぼ)」。受賞(じゅしょう)してもすぐにデビューできるわけではないが、出版社(しゅっぱんしゃ)とのつながりができるので、デビューに向(む)けての指導(しどう)を受(う)けられる。2つ目(め)は「出版社(しゅっぱんしゃ)への作品(さくひん)持(も)ちこみ」。志望者(しぼうしゃ)が出版社(しゅっぱんしゃ)に直接(ちょくせつ)、連絡(れんらく)を取(と)り、持参(じさん)した作品(さくひん)を読(よ)んでもらう。その場(ば)で評価(ひょうか)や指導(しどう)をしてもらえるので、勉強(べんきょう)になる。実力(じつりょく)が認(みと)められれば、アシスタントの仕事(しごと)を紹介(しょうかい)してもらうなど、腕(うで)をみがくチャンスにつながることもある。そして最後(さいご)に「出版社(しゅっぱんしゃ)からのスカウト」。自費(じひ)で製作(せいさく)する同人(どうじん)誌(し)に発表(はっぴょう)した作品(さくひん)やインターネットで発信(はっしん)したWeb漫画(まんが)などが評判(ひょうばん)になると、それに目(め)を止(と)めた出版社(しゅっぱんしゃ)の方(ほう)から連載(れんさい)や単行本化(たんこうぼんか)を誘(さそ)ってくることもある。最近(さいきん)は、この3つめの方法(ほうほう)でヒットする漫画(まんが)が増(ふ)えている。

なるためチャート!漫画家(まんがか)になるためのステップを図解(ずかい)するよ

キッズネットオリジナルの「なるためチャート」だよ!漫画家(まんがか)の仕事(しごと)につくための主(おも)な進路(しんろ)の例(れい)や必要(ひつよう)な情報(じょうほう)を図解(ずかい)しているよ。ぜひ参考(さんこう)にしてみてね!

キッズネットオリジナルの漫画になるためのチャート図

漫画家(まんがか)の将来性(しょうらいせい)は?

デジタル技術(ぎじゅつ)が進(すす)んで新(あら)たな漫画(まんが)が生(う)まれる?

近年(きんねん)、漫画(まんが)を描(えが)く道具(どうぐ)は大(おお)きく変化(へんか)している。かつては紙(かみ)とペンで描(えが)くアナログな方法(ほうほう)しかなかった。それが現在(げんざい)では、パソコンの画像(がぞう)加工(かこう)ソフトやペン型(がた)の入力(にゅうりょく)装置(そうち)などのデジタル機器(きき)が進歩(しんぽ)。アナログの操作(そうさ)感覚(かんかく)で、アナログな方法(ほうほう)で描(えが)いたものと遜色(そんしょく)のないクオリティで、デジタルデータの絵(え)を描(か)けるようになった。そうしたデジタル作画(さくが)に移行(いこう)する漫画家(まんがか)も多(おお)い。アナログな方法(ほうほう)のペンを使(つか)って線(せん)を描(えが)き、それをスキャナーでパソコンに取(と)りこみ、仕上(しあ)げをデジタルで処理(しょり)する漫画家(まんがか)もいる。デジタル技術(ぎじゅつ)は今後(こんご)も向上(こうじょう)が期待(きたい)できる。また、漫画(まんが)の発表(はっぴょう)の場(ば)も、雑誌(ざっし)のような印刷物(いんさつぶつ)だけでなく、インターネットなどのデジタルな世界(せかい)に広(ひろ)まっている。作(つく)る側(がわ)と発表(はっぴょう)する側(がわ)が同(おな)じデジタル技術(ぎじゅつ)でつながっているので、デジタルならではの表現(ひょうげん)方法(ほうほう)や機能(きのう)が加味(かみ)されるなど、新(あら)たなスタイルの漫画(まんが)が生(う)まれるかもしれない。

【データ】漫画家(まんがか)の年収(ねんしゅう)・働(はたら)き方(かた)・働(はたら)く場所(ばしょ)は?

収入(しゅうにゅう)は?

漫画家(まんがか)の平均(へいきん)年収(ねんしゅう)は、423~788万(まん)円(えん)。漫画家(まんがか)の主(おも)な収入(しゅうにゅう)は、雑誌(ざっし)などに連載(れんさい)された作品(さくひん)の「原(げん)稿料(こうりょう)」と、連載(れんさい)をまとめた単行本(たんこうぼん)が売(う)れた時(とき)に発生(はっせい)する「印税(いんぜい)」。原(げん)稿料(こうりょう)は漫画家(まんがか)のキャリアや出版社(しゅっぱんしゃ)によって様々(さまざま)だが、原稿(げんこう)1枚(まい)につき1万(まん)円(えん)から数万円(すうまんえん)。印税(いんぜい)は、発行(はっこう)部数(ぶすう)や売上(うりあげ)部数(ぶすう)に応(おう)じて漫画家(まんがか)に支払(しはら)われる使用(しよう)料(りょう)。これも漫画家(まんがか)のキャリアや出版社(しゅっぱんしゃ)によって様々(さまざま)だが、おおよそ本(ぼん)の価格(かかく)の10パーセントほど。発行(はっこう)部数(ぶすう)で契約(けいやく)した場合(ばあい)、1冊(さつ)500円(えん)の単行本(たんこうぼん)が1万(まん)部(ぶ)発行(はっこう)されると印税(いんぜい)は50万(まん)円(えん)。アニメ化(か)されてグッズなどが発売(はつばい)されると、それぞれの使用(しよう)料(りょう)である「著作権(ちょさくけん)料金(りょうきん)」や「ロイヤリティー」が漫画家(まんがか)に支払(しはら)われる。

休暇(きゅうか)は?

締(し)め切(き)り前(まえ)は徹夜(てつや)で作業(さぎょう)することもあり、作業(さぎょう)が終(お)われば休(やす)むなど、休日(きゅうじつ)が決(き)まっていないことが多(おお)い。とくに毎週(まいしゅう)、締(し)め切(き)りがある週刊(しゅうかん)誌(し)連載(れんさい)は激務(げきむ)。

職場(しょくば)は?

自宅(じたく)の仕事場(しごとば)。アシスタントが増(ふ)えると手狭(てぜま)になるので、自宅(じたく)とは別(べつ)に仕事場(しごとば)を借(か)りて作業(さぎょう)する漫画家(まんがか)もいる。

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