用意 するもの
- つっぱりポール
- こむぎねんど
糸 - ホック
- カードリング
- ストップウォッチ
- ノート
- はさみ
筆記用具 - じょうぎ(
長 さを測 れるもの)
ふり子 の作 り方
①
ふり子をつるす場所を決めよう。家具のすきまなどにつっぱりポールをつけるといいよ。
②
50cmの長さに糸を切り、カードリングとホックに糸を通して輪にする。カードリングとホックの間の長さを、結び方で25cmに調整する。
③
ホックにねんどをつける。記録のためにねんどの重さや直径を計って記録しておこう。
④
つっぱりボールにカードリングを通してふり子を取りつける。
⑤
ふり子をゆらす。ゆれ方を見て一番高く上がったところでストップウォッチを押す。10往復したところでストップウォッチを止める。時間を記録して10で割った数字が一往復の時間だよ。
まとめ方
同じ長さのふり子を作ってゆらす高さを変えて一緒にゆらしてみよう。それぞれ往復する時間はどうなるか調べてみよう。糸の長さやおもりの重さを変えて時間を計ってみてもいいね。ノートに表を書いてまとめよう。
「まとめ方のコツ 実験の例」を見てみよう
発展 ガリレオについて調 べてみよう
16世紀の科学者のガリレオ・ガリレイ(1564-1642イタリア)は、ふり子が1往復する時間は、ふり子の長さによって決まり、その時間は、ゆれる幅をかえても変わらないことを発見したんだ(ふり子の等時性)。教会のランプがゆれているのを見て、大きくゆれるランプも小さくゆれるランプも往復する時間は同じことに気づいたんだよ。
なぜ・どうして?/ゆらしたふり子 のなかまが勝手 にゆれ始 める!
糸の長さが同じふり子、長さのちがうふり子をいくつか用意しよう。つっぱりポールのかわりにタコ糸などやわらかいものにふり子を取り付ける。どれか一つのふり子をゆらすと、勝手にゆれはじめるふり子が……。どのふり子をゆらすと、ほかのふり子がゆれるのか調べてみよう。
監修:秀明大学/大山光晴
注意
実験 は、必 ずおうちの人 といっしょにしよう。実験 前 にこのレシピとヒント、注意 をしっかり読 んで、まちがった手順 で行 わないようにしよう。実験 に使 う材料 は、おうちの人 に用意 してもらうこと。実験 のあとは、おうちの人 といっしょにあとかたづけをして、小 さい子 どもの手 がとどかないところにしまうこと。- はさみを
使 うときは、けがをしないように気 をつけよう。