雲にはどうして白いのと黒いのがあるの

雲にはどうして白いのと黒いのがあるの

もともと雲には色がありません。

こういう答えをすると、おそらくみなさんは、雲には白い色があるじゃないかと思われるでしょう。しかし、それは白い色のつぶがあるわけではなくて、ただ白く見えているだけなのです。これは、雲のつぶが太陽の光をあちこちに反射(はんしゃ)しているために白く見えるのです。まず、このことを頭に入れておいてください。
雲は、光をバラバラに反射するために白く見えるわけです。しかし、どの雲も同じ白さではありません。あつい雲やうすい雲、せの高い雲など、雲によって白さがちがって見えるはずです。たとえば、遠くにあるかみなり雲を横から見ると、太陽をまともに受けていますから雲はかがやくような白に見えています。しかし、このとき、このかみなり雲の真下にいる人には、この雲は真っ黒に見えているのです。なぜなら、厚い雲の下にいると、雲はあまり太陽の光を反射できません。というよりも、厚い雲が太陽の光をさえぎってしまうのです。それで、かげになった雲は黒く見えるというわけなのです。
つまり、雲にはもともと色がありませんが、光の反射のしかたのちがいで、白く見えたり黒く見えたりしているのです。

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