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【はじめてのパソコン(3)】パソコンの中はどうなっているの?

【はじめてのパソコン(3)】パソコンの中はどうなっているの?

パソコンの中身(なかみ)()てみよう! コンピュータをこう(せい)しているもののうち(かたち)があるものを「ハードウェア」とも()うよ。それぞれの機器(きき)がどんな(はたら)きをしているのか調(しら)べてみよう。

パソコンをこう(せい)するさまざまなそう()

(いっ)ぱん(てき)なデスクトップパソコンの(なか)をかんたんにしめしたのが(した)のイラスト。パソコンにはいろいろな(かたち)があるけど、機器(きき)配置(はいち)(おお)きさがちがうだけで、(はい)っているものは(おお)きくはちがわないよ。それぞれの機器(きき)(やく)わりを()てみよう。

パソコンの中

●CPU

パソコンの()のうにあたる部分(ぶぶん)で、日本語(にほんご)では「中央(ちゅうおう)処理(しょり)装置(そうち)」と()う。いろいろな計算(けいさん)やじょうほうしょ()をする、パソコンをこう(せい)する部品(ぶひん)(なか)でももっとも重要(じゅうよう)なものなんだ。

●メインメモリ

CPUがしょ()したじょうほうやデータ、実行(じっこう)(ちゅう)計算(けいさん)結果(けっか)などを一時的(いちじてき)()れておく記憶(きおく)装置(そうち)日本語(にほんご)では「(しゅ)記憶(きおく)装置(そうち)」と()う。(でん)げんを()ると(なか)のじょうほうは()えてしまうんだ。

●マザーボード

CPUやメインメモリが()()けられた電子(でんし)回路(かいろ)基板(きばん)のこと。ディスプレイやマウス、プリンターなどの機器(きき)をせつ(ぞく)するためのたんしやコネクタもそなわっている。

●ハードディスクドライブ

補助(ほじょ)記憶(きおく)装置(そうち)」のひとつで、メインメモリに(はい)っている大事(だいじ)なデータや計算(けいさん)結果(けっか)、プログラムなどが()えてしまわないようにほぞんしておくそう()何度(なんど)()きこんだり()みこんだりができ、(でん)げんを()ってもデータが()えないのが(とく)ちょう。

●ブルーレイ/DVD/CDドライブ

コンピュータのプログラムやデータを、ブルーレイやDVD、CDに()きこんだり、()みこんだりするそう()。サイズの(おお)きいデータをほかのコンピュータとやりとりする(とき)などに便利(べんり)なんだ。

(れい)きゃくファン

せん(ぷう)()のように(はね)回転(かいてん)してパソコンの内部(ないぶ)(かぜ)をおこすそう()計算(けいさん)(ちゅう)のCPUはとても(あつ)くなり、温度(おんど)()がりすぎるとこしょうすることもあるので、(かぜ)()てて()やす必要(ひつよう)があるんだ。

いろいろなものがある入力(にゅうりょく)そう()出力(しゅつりょく)そう()

コンピュータを使(つか)うには、コンピュータにデータを入力(にゅうりょく)したり、目的(もくてき)作業(さぎょう)()じするための入力(にゅうりょく)そう()や、計算(けいさん)結果(けっか)などをかくにんするための出力(しゅつりょく)そう()必要(ひつよう)入力(にゅうりょく)そう()出力(しゅつりょく)そう()にはどんなものがあるか()てみよう。

パソコンの入出力そう置(デスクトップパソコン)
デスクトップパソコンではキーボードやディスプレイ、マウスなどを本体(ほんたい)にせつ(ぞく)して使用(しよう)する。パソコンとそれぞれの機器(きき)はコードでつなげることが(おお)いが、最近(さいきん)では無線(むせん)でつながるものもある

●キーボード

(おも)文字(もじ)入力(にゅうりょく)するための入力(にゅうりょく)そう()がキーボード。キーに()かれた文字(もじ)数字(すうじ)入力(にゅうりょく)したりできる。(うえ)(ほう)にある「F1」「F2」……と()かれているキーをおすと、あらかじめ登録(とうろく)しておいた()のうを使(つか)うことができる。これをファンクションキーと()うよ。ノートパソコンでは、キーボードは本体(ほんたい)一体(いったい)となっている。

●マウス

ディスプレイ(画面(がめん))に(ひょう)じされているマウスポインタとよばれる矢印(やじるし)(うご)かして、パソコンにいろいろな()じができる入力(にゅうりょく)そう()。マウスとは英語(えいご)で「ネズミ」のことで、その(かたち)がネズミににていることからそう名付(なづ)けられた。

●ディスプレイ(モニタ)

パソコンがしょ()した計算(けいさん)結果(けっか)やデータをえいぞうとして画面(がめん)にうつし()出力(しゅつりょく)そう()。モニタともよばれる。使(つか)(ひと)作業(さぎょう)()わせてさまざまな(おお)きさがある。ノートパソコンでは本体(ほんたい)とディスプレイは一体(いったい)になっている。

●スピーカ

パソコンで音楽(おんがく)()いたり動画(どうが)()たりする(とき)必要(ひつよう)な、(おん)(せい)()すための出力(しゅつりょく)そう()。いまのほとんどのパソコンにはスピーカが(ない)ぞうされているが、よりきれいな(おと)音楽(おんがく)動画(どうが)(たの)しむためにパソコンにせつ(ぞく)するタイプもある。

パソコンの入出力そう置(ノートパソコン)
キーボードやディスプレイといった入出力(にゅうしゅつりょく)そう()本体(ほんたい)一体(いったい)になっているノートパソコン。タッチパネルが使(つか)われているモデルでは、キーボードを()(はず)してタブレットとして使用(しよう)できるものもある

●トラックパッド

マウスと(おな)じように、画面(がめん)(じょう)のマウスポインタを(うご)かすための入力(にゅうりょく)そう()。マウスとくらべてそう()するための場所(ばしょ)をとらないので、ノートパソコンで使(つか)われることが(おお)い。

●タッチパネル

(ゆび)やせん(よう)のペンで画面(がめん)をタッチしてそう()をする入力(にゅうりょく)そう()。アイコンとよばれる(ちい)さな()(ちょく)せつさわってプログラムを起動(きどう)したり、直感的(ちょっかんてき)なそう()ができるのが(とく)ちょう。タブレットパソコンのほかに、一部(いちぶ)のノートパソコンでも使(つか)われている。

●マイク

音声(おんせい)入力(にゅうりょく)するための入力(にゅうりょく)そう()最近(さいきん)では(こえ)でそう()できるパソコンもある。カメラと()()わせることでパソコンをテレビ電話(でんわ)として使(つか)うことができるようになる。

●カメラ

写真(しゃしん)動画(どうが)をとって、そのままパソコンの()ぞうや動画(どうが)データとして()りこむことができる入力(にゅうりょく)そう()。タブレットパソコンではスマートフォンと(おな)じように画面(がめん)(うし)(がわ)にもカメラがあるタイプが(おお)い。

ふく合機
スキャナとプリンタの()のうを一体化(いったいか)したふく(ごう)()。2つの機器(きき)をひとつにまとめることで(しょう)スペース()(じつ)げんしている

●スキャナ

()写真(しゃしん)文字(もじ)()かれた(かみ)などを()みこんで、パソコンで()ぞうとしてしょ()できるようにする入力(にゅうりょく)そう()。プリンターと一体(いったい)になったふく(ごう)()とよばれるものもある。

●プリンタ

パソコンで作成(さくせい)した文章(ぶんしょう)()を、(かみ)印刷(いんさつ)するための出力(しゅつりょく)そう()印刷(いんさつ)方式(ほうしき)のことなる、インクジェットプリンターやレーザープリンター、熱転写(ねつてんしゃ)プリンターなどの種類(しゅるい)があり、家庭(かてい)(よう)ではインクジェットプリンターが人気(にんき)だ。

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