メニュー閉じる

プロジェクター型電子黒板が実現する生徒主体の授業! ―ICTを活用した「教える授業」から「学ぶ授業」へ―

プロジェクター型電子黒板が実現する生徒主体の授業! ―ICTを活用した「教える授業」から「学ぶ授業」へ―

ICTを活用した主体的・対話的な深い学びの実現や教員の働き方改革などにどう取り組んでいけばいいのか、頭を悩ませている学校関係者の方は少なくないでしょう。

そこで本稿では、ICTを活用した「教える授業」から「学ぶ授業」への改善を進めているICT先進校の京都市西京高等学校附属中学校が次のステップとして導入した「プロジェクター型電子黒板」の初年度の取り組み実践例を紹介します。

※本記事はエプソンの「電子黒板活用授業事例集VOL.4(無料)」より抜粋して掲載しています。

【数学:方程式の利用】生徒が自分の考えを発表する楽しさを感じる授業

まず各自で演習問題の解法を考え、隣の生徒と意見交換。次に電子黒板にそれぞれの解法を考えた生徒が専用ペンで書き込み解説します。異なる考え方を全員で共有できる場づくりとしても最適です。

1つの問題に対して複数の解法があった場合、それぞれの解法を考えた生徒が前に出て電子黒板に書きこんで説明します。

電子黒板の専用ペンは複数の色を使い分けることができるので、図解を解説するときなどよりかわりやすく伝えることができます。

生徒のノートを撮影して投写することも簡単。自分の解法を解説しながらクラス全員に共有もできます。

※画像は横にスライドまたは画像下の●をクリックすると変わります。

先生のコメント

京都市立西京高等学校附属中学校 松永 緋花里 先生

プロジェクター型電子黒板は教室の正面に設置されるので生徒の目線が自然と正面に向きます。わたしの説明する場合のほか、生徒が発表するときも授業が格段とやりやすくなりました。生徒たちも電子黒板を使うことに楽しさを感じているようで、解法を書き込みながら自分の考えを説明することに楽しさを感じ、前向きに取り組んでいます。

★くわしい授業活用方法や担当教員の声は「電子黒板活用授業事例集VOL.4」をチェック★

【社会(地理):中部地方】意見の共有から多角的な視点で考える力を養う

歴史や地形、気候、産業といったさまざまな視点から「2泊3日の旅行プラン」を考察して地域的な特色を学習。Xチャートを投写してクラス全員で意見を共有することで、活発な意見交換などを通じて生徒ひとりひとりが主体的に調べて考える探究型授業の試みです。

テレビには授業中は残しておきたい資料を映し、プロジェクター型電子黒板にはXチャートを大きく表示。

★くわしい授業活用方法や担当教員の声は「電子黒板活用授業事例集VOL.4」をチェック★

【生徒の声】ノートは重要なことを書くだけでいいので考える時間が増えた!

プロジェクター型電子黒板では、先生が板書している時間を待つ必要がなく、ノートも必要なところだけを書くようになりました。その分、授業では自分たちで考える時間が増え、授業もスムーズに進むのでこれまでよりも集中して授業に取り組めるようになってよかったです。また、教室の隅にあるテレビと比べて、教室のどの席からでも画面が見やすいです。

★ほかの生徒たちの声は「電子黒板活用授業事例集VOL.4」をチェック★

【まとめ】

本稿で紹介した京都市西京高等学校附属中学校の「電子黒板活用授業事例集VOL.4」では、これ以外にも理科の単元学習での取り組み実例も掲載しています。ほかに導入前後、教員たちの初年度の取り組みから今後の展望活用についてのビジョンを語る教頭先生のコメントも読めます。ぜひご覧ください。

「電子黒板活用事例集VOL.4(無料)」をダウンロードする

事例集で使用されている「プロジェクター型電子黒板」の詳細はこちら

関連記事

PAGETOP