用意 するもの
<工作 >
- A4サイズの
紙 3まい(発展 の工作 もつくる場合 は6まい) かた紙 をプリントアウトするための紙 だよ。 すこしあつめの紙 がおススメ。 - かた
紙 「アントマン&ワスプ」のかた紙 をダウンロードできるよ。 - はさみ
- カッターナイフ
- のり(またはセロハンテープ)
- マスキングテープ
<写真 さつえい>
- カメラ
けいたいのカメラなど、レンズが
小 さいカメラを使 おう。
つくり方
1
3まいのかた紙をプリントアウトする。
(かた紙は、A4サイズで3まいになります)
2
イラストの外側の線にそって、はさみで切り取り、カッターナイフでかた紙①の「のぞきあな」をあける。
3
かた紙①の「A」のマークのうら面に、かた紙②の「A」ののりしろをはる。そして、かた紙①の「B」のマークのうら面に、かた紙③の「B」ののりしろをはる。
4
かべとゆかを3カ所はりあわせる。はる前に、かべのマークとゆかのマークが同じになっているかどうかたしかめよう。
もしちがっていたら、3にもどってやり直そう。
5
三日月マークのかべのうら面に、同じマークののりしろをはる。
6
「小さくなる部屋」のできあがり!
7
アントマンとワスプの紙人形をつくる。
切りとり線の内側を切って、黒い線がのこらないようにすると、かっこよくつくれるよ。
8
小さくなる部屋に、アントマンとワスプを立たせる。
うまく立たないときは、紙人形をマスキングテープでゆかにくっつけてみよう。マスキングテープを使うのは、あとではがせるようにするためだよ。
9
のぞきあなからのぞいてみよう。
アントマンとワスプはどう見えるかな?
10
のぞきあなからさつえいしてみよう!
発展
ふつうの部屋もつくって、小さくなる部屋とくらべてみよう。
1
ふつうの部屋のかた紙をプリントアウトする。(A4サイズで3まい)
2
かた紙①とかた紙②を切りぬいて、「A」をはりあわせる。
のぞきあなは、カッターで切りぬいてね。
3
かた紙③を切りぬいて、かべとはりあわせる。
4
三日月のマークのかべをはりあわせたら、「ふつうの部屋」のできあがり!
5
アントマンとワスプの紙人形をつくって、ふつうの部屋に立たせる。
6
のぞきあなから見たり、さつえいしたりして、小さくなる部屋とくらべてみよう。どんなちがいがあるかな?
なぜ? どうして?
「小さくなる部屋」は、錯視を利用した工作なんだ。錯視とは、じっさいとはちがったように見えてしまうこと。
上からみると、部屋の形は長方形ではなくて、左側にひっぱられて大きくなったような形になっているよね。
ところが、のぞきあなからのぞくと、四角い部屋のように見えてしまう。これは、脳が右側も左側も同じ距離のようにかんちがいしてしまうからなんだ。
それに、「小さくなる部屋」はかべの高さも、右より左のほうが大きくなっているけれど、のぞきあなからのぞくと、かべの高さも同じように見えてしまうんだ。だから、左側におくと小さく見えるというわけ。
紙人形をいろいろな場所において、見え方をためしてみよう!
まとめ方
つくった作品を写真にとってはる。
人形のおく位置をかえたり、部屋を上から見たところや、横から見たところ、のぞきあなからのぞいたところなど、いろいろな写真をとろう。
そして、つくってみてどうだったか、感想を書こう。
注意
工作 に使 う材料 や道具 などは、使 ってよいものかどうか、おうちの人 に確 かめよう。- はさみやカッターナイフを
使 うときは、けがをしないように気 をつけよう。 - カッターナイフを
使 うときは、下 にカッターマットやあつ紙 などをしいて、つくえやゆかをきずつけないようにしよう。 作業 が終 わったら材料 や道具 をきちんとかたづけ、作業 をしていた場所 をきれいにしよう。使 ったものや作 った作品 は、小 さい子 の手 のとどかない場所 にしまうこと。