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みんなの暮らしを守る!「税金」と「防災」の関係について調べよう

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調べ学習 みんなの暮らしを守る!「税金」と「防災」の関係について調べよう

日本にほんは地震じしんや台風たいふうなど自然災害しぜんさいがいが多おおい国くに。
もしも大おおきな災害さいがいが起おきてしまったら、みんなの暮くらしはどうなるだろう?
じつは、災害さいがいが起おこらないように準備じゅんびしたり、被災ひさいして困こまった人ひとたちを助たすけたりするために、「税金ぜいきん」が使つかわれているんだよ。
みんなの暮くらしを支ささえ、生活せいかつを守まもってくれる「税金ぜいきん」と「防災ぼうさい」について調しらべてみよう。

「防災ぼうさい」に関かんするどんなものに「税金ぜいきん」が使つかわれているの?

税金ぜいきんってなに?

税金ぜいきんとは、「みんなが互たがいに支ささえ合あい、共ともによりよい社会しゃかいを作つくっていくために、みんなで出だし合あうお金かね」のこと。「社会しゃかいの会費かいひ」とも呼よばれているよ。
税金ぜいきんは、水道すいどうや道路どうろなどの整備せいび、警察署けいさつしょや消防署しょうぼうしょの人ひとたちの活動かつどうなど、私わたしたちの暮くらしに欠かかせない「公的こうてきサービス」に使つかわれているよ。
公的こうてきサービスを提供ていきょうするには、とても大おおきな費用ひようがかかるんだ。だから、国民こくみん一人ひとりひとりから税金ぜいきんを集あつめて、国くにや地方自治体ちほうじちたいが運営うんえいすることで、みんなが平等びょうどうに利用りようできるようにしているんだよ。
税金ぜいきんにはたくさんの種類しゅるいがあって、どこに納おさめるのか、何なにに対たいして使つかわれるのかが違ちがうよ。みんなにとって一番いちばん身近みぢかな税金ぜいきんは「消費税しょうひぜい」じゃないかな。買かい物ものをしたときのレシートに、「内消費税等うちしょうひぜいとう」と書かいてあるから探さがしてみよう。ほかにも、「所得税しょとくぜい」や「法人税ほうじんぜい」「たばこ税ぜい」などいろいろな税金ぜいきんがあるよ。

参考
「ファイナンスらんど(財務省ざいむしょう)」

「税金ぜいきんのはたらきー小学しょうがく6年ねん(NHK for school)」

【クイズ】税金ぜいきんが使つかわれているのはどれ?

【クイズ】税金(ぜいきん)が使(つか)われているのはどれ?
じつは、「防災(ぼうさい)」にも税金(ぜいきん)が使(つか)われているんだ。次(つぎ)に出(で)てくる「防災(ぼうさい)に関連(かんれん)するもの」の中(なか)で、税金(ぜいきん)が使(つか)われているのはどれかな?

防災ぼうさいに使つかわれている「税金ぜいきん」はどのくらいあるの?

毎年まいとし、国会こっかいでは国くにの予算よさんを決きめているよ。国くにの予算よさんは、集あつめられた税金ぜいきんの使つかい道みちとも言いえる、とっても大切たいせつなこと。なかでも、災害さいがいに備そなえたり、災害さいがいが起おきたときに困こまっている人ひとを助たすけたりするための金かねを「防災関係予算ぼうさいかんけいよさん」と言いうよ。

防災関係予算のグラフ
参考さんこう:令和れいわ8年ねん度ど防災ぼうさい関係かんけい予算額よさんがく等とう集計表しゅうけいひょう(令和れいわ8年ななねん度ど版ばん防災ぼうさい白書はくしょ)

令和れいわ8年ねん度どの防災ぼうさい関係かんけい予算よさんは、およそ1兆ちょう8,670億おく円えん。2024年ねん1月がつ1日にちに発生はっせいした能登半島のとはんとう地震じしんなど、最近さいきん起おこった災害さいがいから学まなんだことを活いかして、より災害さいがいに強つよい国くににしていくために、日本にほんが防災ぼうさいに力ちからを入いれているんだよ。

参考

「令和(れいわ)8年度(ねんど)版(ばん) 防災(ぼうさい)白書(はくしょ)(内閣府(ないかくふ))」

「令和(れいわ)8年度(ねんど)予算(よさん)のポイント(財務省(ざいむしょう))」

もっとくわしく!

防災(ぼうさい)関係(かんけい)予算(よさん)は、具体的(ぐたいてき)にはどのようなことに使(つか)われているんだろう? それぞれ、どんな役割(やくわり)をはたしているか、また、みんなの周(まわ)りで見(み)つけられるものはあるかを調(しら)べてみよう。

防災に関する税金の使い方

■災害(さいがい)に強(つよ)いまちづくり
・堤防(ていぼう)や護岸(ごがん)の整備(せいび)・・・川(かわ)や海(うみ)のそばに丈夫(じょうぶ)な壁(かべ)をつくって、水害(すいがい)が起(お)こりにくくすること。
・砂防(さぼう)ダムの建設(けんせつ)・・・山(やま)から流(なが)れてくる土砂(どしゃ)を受(う)け止(と)めるためのダムをつくること。
・公共(こうきょう)施設(しせつ)の耐震(たいしん)化(か)・・・学校(がっこう)や病院(びょういん)、市役所(しやくしょ)など、みんなが使(つか)う公共(こうきょう)施設(しせつ)を地震(じしん)に強(つよ)くすること。
・防災(ぼうさい)公園(こうえん)の整備(せいび)・・・地震(じしん)や大(おお)きな災害(さいがい)が起(お)こったとき、みんなが安全(あんぜん)に集(あつ)まれる公園(こうえん)を準備(じゅんび)しておくこと。
・公共(こうきょう)インフラの災害(さいがい)復旧(ふっきゅう)・強化(きょうか)・・・道路(どうろ)・橋(はし)・上下水道(じょうげすいどう)など、私(わたし)たちの生活(せいかつ)に欠(か)かせないものを、災害(さいがい)が起(お)こっても大丈夫(だいじょうぶ)なように強(つよ)くしたり、壊(こわ)れても早(はや)く直(なお)したりすること。

■災害(さいがい)から身(み)を守(まも)るための情報(じょうほう)や知識(ちしき)を広(ひろ)める活動(かつどう)
・ハザードマップの作成(さくせい)・配布(はいふ)・・・災害(さいがい)が起(お)こったときにどこが危(あぶ)ないかがわかる地図(ちず)をつくって、みんなに配(くば)ること。
・防災(ぼうさい)行政(ぎょうせい)無線(むせん)・・・公園(こうえん)や学校(がっこう)の近(ちか)くに設置(せっち)されている、災害(さいがい)情報(じょうほう)を伝(つた)えるための大(おお)きなスピーカーのこと。
・緊急(きんきゅう)地震(じしん)速報(そくほう)・・・地震(じしん)が来(く)る少(すこ)し前(まえ)に、「地震(じしん)が来(く)るよ!」と教(おし)えてくれるお知(し)らせのこと。
・Jアラート・・・ミサイルや津波(つなみ)など、国全体(くにぜんたい)に関(かか)わるような緊急(きんきゅう)の情報(じょうほう)をみんなに伝(つた)えるシステムのこと。
・防災(ぼうさい)訓練(くんれん)の実施(じっし)支援(しえん)・・・地震(じしん)や津波(つなみ)、水害(すいがい)などが起(お)きたとき、どうやって身(み)を守(まも)るか、どこへ逃(に)げるかなどを練習(れんしゅう)する手伝(てつだ)いをすること。

防災に関する税金の使い方②

■もしものときの対応(たいおう)・活動(かつどう)
・消防(しょうぼう)・救急(きゅうきゅう)・警察(けいさつ)・・・火事(かじ)を消(け)したり、けがをした人(ひと)や災害(さいがい)で動(うご)けなくなった人(ひと)を助(たす)け出(だ)したり、道(みち)が通(とお)れるようにしたりしてくれる人(ひと)たちのこと。
・自衛隊(じえいたい)の活動(かつどう)・・・普段(ふだん)は日本(にほん)の平和(へいわ)を守(まも)るために訓練(くんれん)をしている人(ひと)たちが、災害時(さいがいじ)にはすぐに現場(げんば)に駆(か)けつけて、困(こま)っている人(ひと)を助(たす)けてくれること。
・避難所(ひなんじょ)の運営(うんえい)・・・災害(さいがい)で家(いえ)に帰(かえ)れなくなった人(ひと)が一時的(いちじてき)に安全(あんぜん)に過(す)ごせる場所(ばしょ)を準備(じゅんび)して、提供(ていきょう)すること。
・災害(さいがい)で発生(はっせい)したがれきなどの処理(しょり)・・・災害(さいがい)で壊(こわ)れた家(いえ)や建物(たてもの)から出(で)た、たくさんのゴミなどを片付(かたづ)けること。
・被災者(ひさいしゃ)の支援(しえん)・・・災害(さいがい)で大変(たいへん)な思(おも)いをした人(ひと)たちを、いろいろな方法(ほうほう)で助(たす)けること。

■未来(みらい)の防災(ぼうさい)のための活動(かつどう)
・防災(ぼうさい)技術(ぎじゅつ)の研究(けんきゅう)・開発(かいはつ)・・・これから起(お)こるかもしれない災害(さいがい)に備(そな)えて、新(あたら)しい技術(ぎじゅつ)や研究(けんきゅう)を進(すす)める支援(しえん)をすること。

わたしが住(す)むまちの防災(ぼうさい)マップを作(つく)ろう

みんなが住(す)んでいるまちにも、税金(ぜいきん)でつくられた“災害(さいがい)のときに役立(やくだ)つ場所(ばしょ)”がたくさんあるよ。それを地図(ちず)に書(か)いて、自分(じぶん)だけの「防災(ぼうさい)マップ」を作(つく)ってみよう!

準備(じゅんび)するもの

・おうちの周(まわ)りの地図(ちず)
・色鉛筆(いろえんぴつ)やマーカーペン
・ハザードマップ
・(用意(ようい)できれば)カメラ

手順(てじゅん)①

自宅(じたく)から一番(いちばん)近(ちか)い避難(ひなん)場所(ばしょ)を調(しら)べて、実際(じっさい)に歩(ある)いてみよう。途中(とちゅう)で、危険(きけん)な場所(ばしょ)(高(たか)いブロック塀(べい)や看板(かんばん)、電柱(でんちゅう)など)を見(み)つけたら、地図(ちず)に書(か)き込(こ)もう。安全(あんぜん)な場所(ばしょ)(広(ひろ)い公園(こうえん)、頭上(ずじょう)になにもない開(ひら)けた場所(ばしょ))だと感(かん)じた場所(ばしょ)にもしるしをつけておくといいよ。写真(しゃしん)を撮(と)ってメモを残(のこ)しておくと、あとでまとめやすいよ。

手順(てじゅん)②

避難所(ひなんじょ)までの道(みち)以外(いがい)も、普段(ふだん)よく歩(ある)く道(みち)や駅(えき)のまわりを歩(ある)いてみて、防災(ぼうさい)に関(かん)するものを見(み)つけたら、地図(ちず)に書(か)き込(こ)もう。

手順(てじゅん)③

次(つぎ)に、自治体(じちたい)で配布(はいふ)されているハザードマップを見(み)ながら、災害(さいがい)が起(お)こったときに危険(きけん)な場所(ばしょ)を書(か)き込(こ)もう。

ヒント!
・防災(ぼうさい)に関(かん)する公的(こうてき)サービスはいくつあったかな?
・見(み)つけたものの特徴(とくちょう)、探(さが)してみて感(かん)じたことをふせんやメモ用紙(ようし)に書(か)いて、地図(ちず)にどんどん貼(は)っていこう
・もしものときに家族(かぞく)で集(あつ)まる場所(ばしょ)も、しるしをつけておこう

防災(ぼうさい)に関(かん)する「税金(ぜいきん)」のかかわり方(かた)を調(しら)べてみよう

きみが住(す)んでいる市町村(しちょうそん)では、年間(ねんかん)いくらくらいの税金(ぜいきん)が防災(ぼうさい)関連(かんれん)に使(つか)われているかな? また、最近(さいきん)、どんなことに使(つか)われたんだろう? 自治体(じちたい)のホームページなどで調(しら)べてみよう。実際(じっさい)に近所(きんじょ)を歩(ある)いたときに見(み)つけたことがあれば、それも書(か)き込(こ)んでおこう。

(例(れい))Gakken県(けん)キッズネット市(し)

【市(し)の予算(よさん)】
令(れい)和(わ)3年度(ねんど)~7年度(ねんど) 約(やく)〇〇〇億(おく)円(えん)
令(れい)和(わ)8年度(ねんど)~12年度(ねんど) 約(やく)〇〇〇億(おく)円(えん)の予定(よてい)

【税金(ぜいきん)の使(つか)い道(みち)】
小中学校(しょうちゅうがっこう)・公園(こうえん)のトイレの洋式(ようしき)化(か) 〇億(おく)〇〇万(まん)円(えん)
小中学校(しょうちゅうがっこう)の体育館(たいいくかん)の空調(くうちょう)設備(せつび)整備(せいび) 〇億(おく)〇〇万(まん)円(えん)

避難所(ひなんじょ)の防犯(ぼうはん)対策(たいさく) 〇〇万円(まんえん)
木造(もくぞう)密集(みっしゅう)対策(たいさく)地域(ちいき)の感電(かんでん)ブレーカーと家具(かぐ)転倒(てんとう)防止(ぼうし)器具(きぐ)設置(せっち)の全額(ぜんがく)補助(ほじょ) 〇億(おく)〇〇万(まん)円(えん)

備蓄(びちく)飲食(いんしょく)料(りょう)の強化(きょうか) 〇億(おく)〇〇万(まん)円(えん)

 

まとめよう

ワークシートに、しるしやメモを書(か)き込(こ)んだ地図(ちず)を貼(は)って、それぞれの説明(せつめい)を書(か)き込(こ)もう。さらに、自分(じぶん)の市町村(しちょうそん)が取(と)り組(く)んでいる防災(ぼうさい)対策(たいさく)、調(しら)べてみて思(おも)ったこと、感(かん)じたこと、もっと調(しら)べてみたいことなどを書(か)き込(こ)んで、ワークシートを完成(かんせい)させよう。

まとめ用(よう)ワークシートをダウンロードする

【発展(はってん)①】ほかの地域(ちいき)についても調(しら)べて、比(くら)べてみよう

きみが住(す)んでいるまちと、ほかのまちでは、防災(ぼうさい)施設(しせつ)や防災(ぼうさい)への税金(ぜいきん)の使(つか)われ方(かた)に違(ちが)いがあるかな? それとも、みんないっしょかな? 祖父母(そふぼ)や親(しん)せきが住(す)んでいる場所(ばしょ)、友(とも)だちが住(す)んでいる場所(ばしょ)、旅行(りょこう)で行(い)ったことがある場所(ばしょ)などからひとつ地域(ちいき)を選(えら)んで、同(おな)じように防災(ぼうさい)マップをつくってみよう。

できれば、自分(じぶん)の住(す)んでいるまちから遠(とお)い場所(ばしょ)、地形(ちけい)や環境(かんきょう)が違(ちが)う場所(ばしょ)にすると、きみの家(いえ)のまわりでは見(み)られなかった防災(ぼうさい)対策(たいさく)を見(み)つけられるかもしれないよ。おじいちゃんおばあちゃんの家(いえ)に帰省(きせい)したときに歩(ある)いて調(しら)べてみてもいいし、行(い)けないときはインターネットで地図(ちず)を見(み)てみよう。住(す)んでいる人(ひと)に電話(でんわ)で取材(しゅざい)して、話(はなし)を聞(き)いてみるのもいいね。

【発展(はってん)②】過去(かこ)の震災(しんさい)から「防災(ぼうさい)・復興(ふっこう)」について調(しら)べてみよう

防災(ぼうさい)は、備(そな)えることももちろん大切(たいせつ)だけど、震災(しんさい)が起(お)こったあとのことを考(かんが)える必要(ひつよう)もあるんだ。実際(じっさい)に震災(しんさい)で被害(ひがい)を受(う)けた地域(ちいき)では、復興(ふっこう)(大(おお)きな災害(さいがい)のあとに、元(もと)の生活(せいかつ)にもどっていくこと)のために、どんなふうに税金(ぜいきん)が使(つか)われたんだろう。

東日本大震災復興関連予算の執行状況

みんなが住(す)むまちの税金(ぜいきん)の使(つか)われ方(かた)と、何(なに)か違(ちが)うところはあったかな? 2024年(ねん)1月(がつ)1日(にち)に発生(はっせい)した能登(のと)半島(はんとう)地震(じしん)では、税金(ぜいきん)がどのように使(つか)われたのかを調(しら)べてみてもいいね。

参考
「令和(れいわ)6年度(ねんど)東日本(ひがしにほん)大震災(だいしんさい)復興(ふっこう)関連(かんれん)予算(よさん)の執行(しっこう)状況(じょうきょう)について(復興(ふっこう)庁(ちょう))」
「令和(れいわ)6年(ねん)能登(のと)半島(はんとう)地震(じしん)関連(かんれん)情報(じょうほう)(財務省(ざいむしょう))」

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