身近な場所に生えている植物の葉っぱを集めよう。葉っぱは、えだについている根元部分から、はさみで切るか手でちぎり、ふくろに入れて持ち帰ろう。植物全体のようすを写真にとったり、スケッチしたりしてもいいね。植物全体の大きさや、どんな場所に生えていたかなど、植物の特ちょうも記録しよう。
※葉っぱはとっていい場所かかくにんしてからとろう。
用意 するもの
新聞紙 (古新聞 )板 - 10kg※くらいのおもし(
図 かんなどの本 を重 ねて使 ってもよい) 木工 用 の接着 ざい台紙 (A4サイズの画用紙 かあつ紙 )- A4 サイズのクリアファイル
※10kgは2L入りのペットボトル5本くらいの重さ。
まとめ方
1
葉っぱをおし葉にして台紙にはって、おし葉標本をつくろう。植物の名前を図かんなどで調べて記入し、おし葉標本といっしょにクリアファイルに入れておこう。葉っぱによって、形や大きさはどうちがうかな?
2
1日ごとに新聞紙を変える。葉っぱの水分がなくなり全体が平らになるまで4~5日くり返す。
3
木工用の接着ざいで、かわいた葉っぱを台紙にはる。
4
台紙に植物の名前や生えていた場所などを書きこむ。
5
できた標本をA4のクリアファイルに入れる。葉の大きさや形のちがいなどをくらべてみよう。
「まとめ方のコツ 観察の例」を見てみよう
葉 っぱを集 めるときの服 そう
発展
植物を見つけたら根からほり出して、植物全体を標本にしてみよう。花、くき、葉、根など、植物のそれぞれの部分がどのようになっているか観察しよう。根からほり出すときは、スコップを使ってきれいにほりおこそう。
新聞紙ではさむ前に、根についた土をきれいに落とそう。また、どんなふうにはさんだら観察しやすい標本になるかを考えながらつくろう。
観察 ・環境 調査 をするときの注意
観察 や調査 をする前 に必 ずおうちの方 といっしょに読 んでね
屋外 に観察 ・環境 調査 に出 かけるときは、おうちの人 にことわり、できるだけ大人 といっしょに行 こう。夜 出 かける必要 がある場合 は、必 ず大人 といっしょに行 くこと。環境 調査 の目的 に合 った動 きやすい服 そうをし、必要 な道具 をそろえよう。必要 なら虫 よけなども用意 しよう。草木 のしげった場所 に入 るときは、長 そで長 ズボンにし、はだをなるべく出 さないようにすること。出 かけるときは、ぼうしをかぶって、こまめに水分 をとろう。また、雨 に備 えて、雨具 も用意 しよう。- きけんな
場所 には近 づかないこと。毒 のある生 き物 をさわったり、近 づいたりしないこと。 野 の山 の植物 にむやみにふれたり、口 に入 れたりしないこと。流 れの速 い川 や池 などには入 らないこと。海 では、高波 や、いそでのけがなどに気 をつけよう。環境 調査 をしたあとは、必 ず手 をよくあらうこと。- はさみやカッターナイフを
使 うときは、けがをしないように気 をつけよう。ピンセットなど先 のとがったものでけがをしないように気 をつけよう。