用意 するもの
黒 メダカ(数 ひき)- とうめいのプラスチックコップ(2こ)
画用紙 (黒 ・白 )- セロハンテープ
- はさみ
実験 方法
1
とうめいのプラスチックコップのひとつに黒、もうひとつに白の画用紙をまきつける。下にもそれぞれ黒と白の画用紙をしく。
2
それぞれのコップに、水と黒メダカを入れる。
3
そのまま5~10分まつ。
4
画用紙をはずして、メダカの変化を観察してみよう。
ふたつのコップのメダカのちがいも見てみよう。
■こんなふうになるよ
黒いコップの中のメダカは体が黒く変化する。
白いコップのメダカとくらべると、黒くなっていることがよくわかる。
より黒く変化したメダカは、とうめいのコップにうつしてしばらくすると、元の色にもどる。
なぜ? どうして?
メダカは体の色を変えることのできる保護色の機能をもっているよ。保護色とは、まわりの環境に合わせて、体の色を変える機能のこと。体の色を変えることで、まわりにとけこみ、敵から見つかりにくくするんだ。
メダカの体にある黒色の小さなかたまりが変化することで体の色を変えるんだ。
保護色の変化は暗やみでは起こらないよ。
これは、メダカが目から入る光の量でまわりの環境をはんだんして、体色を変化させるためなんだ。
かんしゅう:岡山大学竹内秀明准教授
発展
コップにまきつける画用紙を赤色にすると、黒メダカはどうなるのか実験してみよう。
ほかの種類のメダカでもためしてみよう。
注意
- メダカを
飼 うための道具 は、おうちの人 に用意 してもらうこと。 - メダカをきずつけたりせず、
大切 にあつかうこと。 - はさみを
使 うときは、けがをしないように気 をつけよう。 実験 のあとは、おうちの人 といっしょに、しっかりとあとかたづけをし、小 さい子 どもの手 がとどかないようにすること。