用意 するもの
- UVレジンハードタイプ
- プラスチックのよう
器 - ポリエチレン
手 ぶくろ - お
湯 でやわらかくなるねんど(2本 ) - ボウル
- つまようじ
直径 15mmくらいのぼう(単 3形 乾電池 など、表面 がつるつるしていて、できるだけ凸凹 がないものがよい)湯 - はさみ
- わりばし
標本 にしたい小 さい花 や貝 など(水気 のないもの)
発展
花 や貝 など標本 にしたいもの(水気 のないもの)- UVレジンハードタイプ
- お
湯 でやわらかくなるねんど
作 り方
型 を作 る
1
ボウルに80℃以上のお湯を入れる。その中に、お湯でやわらかくなるねんど(2本)を2~3分入れてやわらかくする。
注意:お湯でやけどしないようにする。
注意:あぶないので、おうちの人にやってもらおう。
2
やわらかくなったねんどをわりばしで取り出す。
注意:お湯でやけどしないようにする。
直径15mmくらいのぼうの先にすき間なくつける。
3
平らなテーブルなどに置いて、底を平らにする。
ねんどがかたくなったら、ぼうをぬく。
4
はさみで口の部分をきれいに切れば、標本の型のできあがり。
注意:むずかしいときは、おうちの人にやってもらおう。
標本 にしたいものを入 れる
1
標本にしたい小さい貝をあらって十分にかんそうさせる。
花はおし花にしてかんそうさせる。
2
風通しのよい日光の当たらない部屋の中で、プラスチックのよう器の中にの型を置く。
型にUVレジンを少し(3mmくらい)流しこむ。あわができたときは、つまようじでつついてあわをつぶしてとる。
注意:手ぶくろをして、レジンが手につかないようにしよう。
注意:つまようじを使うときは、けがをしないように気をつけよう。
つぎに外に出して、3~10分直接太陽光に当てて固める。
3
真ん中に標本にしたいものを入れる。※つまようじでつついて、うまく入れよう。
注意:つまようじを使うときは、けがをしないように気をつけよう。
4
風通しのよい日光の当たらない部屋の中で、型にレジンを少し(3mmくらい)流しこむ。
あわがあるときは、つまようじでつぶしてとる。
つぎに外に出して、3~10分直接太陽光に当てて固める。
これを、型のあながレジンでいっぱいになるまでくり返す。
注意:つまようじを使うときは、けがをしないように気をつけよう。
5
陽光に当てて、レジンがしっかり固まったら、型から取り出す。
できあがり!
なぜ? どうして?
UVレジンの「UV」と「レジン」ってなに?
UV(Ultra Violet)は、紫外線のことだよ。紫外線は、人間の目では見えない光のなかまで、目に見える光よりも大きなエネルギーを持っているよ。
レジン(樹脂)は、天然のものは植物から出る「やに」とよばれるもので、化石になったものをコハクというよ。人工的に石油から作られる合成樹脂もある。
UVレジンは、紫外線のエネルギーを受けると化学反応が進んで固まるせいしつを持っている合成樹脂なんだ。
太陽からきて地表にとどく紫外線は、UV-AとUV-B。UV-Aは、わたしたちの細胞をいきいきさせる。UV-Bはわたしたちの皮ふを日焼けさせる。人間はこのときビタミンDをつくることもできる。ときどき日光をあびることも大切。ただ、日焼けしすぎるのも体によくないので、注意が必要だよ。
監修:秀明大学 大山光晴
まとめ方
標本を作って、くらべてみよう。同じように見える花や貝でもちがいはあるかな。表にまとめると見やすいよ。
「まとめ方のコツ 工作の例」を見てみよう
発展
いろいろな標本 を作 ってみよう
花や貝など、いろいろな種類のものを集めて、標本をつくろう。
標本を観察すると、新しい発見があるはずだ。
注意
工作 は、必 ずおうちの人 といっしょにしよう。工作 前 にこのレシピをしっかり読 んで、まちがった手順 で行 わないようにしよう。工作 に使 う材料 は、おうちの人 に用意 してもらうこと。- お
湯 を使 うときは、やけどをしないように気 をつけよう。無理 なときは、おうちの人 にやってもらうこと。 - UVレジンを
使 うときは、ポリエチレン手 ぶくろをつけて手 などにつかないようにしよう。また、風通 しの良 いところで使 い、においをすいこまないようにすること。 - はさみや
先 のとがったものを使 うときは、人 に向 けたりしないこと。またけがをしたりしないように気 をつけよう。 工作 のあとは、おうちの人 といっしょにしっかりあとかたづけをし、小 さい子 どもの手 がとどかないところにしまうこと。