調 べ方
①まずは、日常の中にあるQRコードを見つけよう
・どんなところにQRコードがある?
・読み取ったらなにが起こる?
・読み取ったあとどんな行動をした?
※読み取ってもいいQRコードかどうかおうちの人に確認しよう
どこにQRコードがあった? | |
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お | |
スーパーのレジ | アプリを |
②自分でもQRコードを作成してみよう
自分が通っている学校などのサイトのURLをもとに、QRコードを作成してみよう。サイトを使うと簡単につくることができるよ。
作り方の手順
(1) QRコードにするURLを決めて、コピーする
(2) 作成サイトに入る
(3) 作成サイトに(1)でコピーしたURLを入力する
(4) 画像のサイズやファイル形式などを選ぶ
(5) ダウンロードする
(6) プリントアウトなどして読み取ってみる
作成サイトの例:「QRのススメ」
③インターネットのサイトに直接 飛 ぶだけではないQRコードの活用 事例 を調 べよう
たとえば、お財布がなくても買い物ができたり、倉庫の荷物管理が簡単になったり、目が不自由な方への道案内に使われていたりしているよ。まずは、Googleなどの検索サイトで「QRコード 活用事例」などのキーワードで検索してみよう。その上で、活用現場を見られそうな事例の場合は、実際に見に行ってみよう。そのとき①と同じように
・どんなところにQRコードがある?
・読み取ったらなにが起こる?
・読み取ったあとどんな行動をした?
といったような見方で観察してみよう。
まとめ方
調べた事例でQRコードが使われている場面や行動をイラストなどに描いて表現しよう。その上で、次の見方を参考にポイントをまとめよう。
●そのQRコードにはどんな情報が入っていた?
QRコードにはサイトのURLだけでなく様々な情報が入れられる。調べた事例ではどんな情報が入っていただろうか。
●もしもQRコードがなかったら?
調べた事例の場面で、もしもQRコードがなかったらどんな不便があるだろう? QRコードの良さを考え、表現してみよう。
さらに、自分なりのQRコードの活用アイデアもまとめられると良いね。QRコードによってどんなことが解決できるだろう? 調べた事例をヒントに考えてみよう。
活用アイデア:QRコードで募金活動
・QRコードで説明用のサイトを見てもらうことで募金の理由を伝えやすくできる!
・金額別にQRコードを用意しておいて読み取りで募金してもらえば、金額を迷わずに気軽に募金してもらいやすくなる!
発展
なぜQRコードにはいろいろな情報が入れられるのだろうか? QRコードの技術的なポイントを調べてみよう。
たとえば
・全体的に白と黒の部分に分かれているのはどうして?
・角にあるマークはどんな役割?
・バーコードとはなにがちがう?
など、自分なりの疑問をもとにQRコードのひみつに迫ってみよう。
参考サイト:『デンソーウェーブ QRコード開発25周年記念特設サイト』
参考サイト:『NHK サイエンスゼロ』
もっとSDGs
今回はQRコードの活用方法を探ったね。
その上でもっとSDGsの「目標9」を理解するために研究を深めよう。たとえば!
①せっかく考えた活用アイデアを実際に実現するとしたらどこに提案したらよいか考えてみよう
たとえば、募金のアイデアだったら募金活動をしている団体に連絡してみてもいいかもしれない。アクションすることで研究を深めよう。
②目が不自由な方への道案内など社会課題の解決にQRコードが活用されている事例がもっとないか調べてみよう
「QRコード 社会課題解決」などで検索ワードを工夫して調べよう。
調 べ学習 をするときの注意
調 べ学習 をする前 に必 ずおうちの方 といっしょに読 んでね。
- 調査などに出かけるときは、自動車や歩行者などに注意し、きけんな場所には近づかないようにしよう。
- 遠くに出かけるときは、大人といっしょに行こう。
- 博物館や図書館などでは、さわいだり走ったりしないこと。また、展示されているものにむやみにさわらないこと。
- 店などの調査をするときは、必ず行く前に許可をとり、お客さんなどのめいわくにならないようにしよう。
- 会社などに電話をするときは、まず名前を伝えてから用件をはっきり話そう。相手のめいわくにならないように、電話で話している時間があるかどうか確かめること。
- 工場見学をするときは、ルールを守り、写真さつえいなどをしてもよいか、確かめよう。
- 人に話を聞きに行くときは、行く前に都合のよい日時を聞き、時間におくれないようにしよう。終わったら、必ずお礼を言おう。
- このほか、それぞれの自由研究のページにある注意もよく読んでから、研究を始めよう。
企画協力/星功基、株式会社a.school(エイスクール)