用意 するもの
- ブロッコリー
- タマネギ
- トマト
台所 用 洗剤 食塩 水 - エタノール
- コップ
- すり
鉢 小 さじスプーン- ふきん
包丁 - まな
板 など
実験 方法
1.材料 を冷 やして準備 する
野菜はそれぞれ1/4個~1/2個程度みじん切りにして冷凍庫で凍らせる。
30gの食塩を170gの水にとかして15%の食塩水をつくり、冷蔵庫で冷やしておく。
エタノールは冷凍庫で冷やしておく。
2.いろいろな野菜 のDNAを抽出 する
凍ったブロッコリーをすり鉢ですりつぶす。ていねいに行うが時間をあまりかけすぎないようにする。
そこに台所用洗剤を小さじ1/2杯入れてよくすりまぜる。
さらに冷やしておいた食塩水を小さじ1杯加えて、よくすりまぜる。
ふきんでこす。これをA液とする。
冷やしておいたエタノールをコップに2cm程度入れておく。
コップの内側に割りばしを当て、割りばしに液が伝わるように、A液をゆっくりとそそいでいく。
そのまましばらく置いておき、糸状のものが現れるようすを見る。タマネギやトマトも同じ手順で行う。
実験 のポイント
DNAがうまくとり出せないときは、「野菜が新鮮でなかった」、「野菜の量が少なかった」、「材料をよく冷やしておかなかった」、「時間をかけすぎた」などの原因が考えられるよ。もう一度手順をよく読んで、落ち着いて実験してみよう。
つまづきポイント
・この実験は、ていねいに行わないとうまくDNAが出てこないよ。説明をよく読んで、十分な準備をしておこう。
・エタノールは薬局で手に入るよ。純度の高い「無水エタノール」を選んでね。
・室温が高いと難しいよ。涼しい部屋で実験しよう。
・ふきんのかわりに厚手のキッチンペーパーを使ってもいいよ。やぶらないように気をつけて!
まとめ方
少しだけまとめ方の例を紹介。まとめの例とくわしい解説、発展研究は「中学生の理科 自由研究 差がつく編」の本にのっているよ。
この実験 とレポート例 がのっている「中学生 の理科 自由 研究 差 がつく編 」について
実験 するときの注意
実験 をする前 に必 ずおうちの方 といっしょに読 んでね。
実験 をするときは、必 ずおうちの人 に実験 することを伝 えておこう。実験 に使 う材料 や道具 などは、使 ってよいものかどうか、おうちの人 に確 かめよう。火 や化学 薬品 、電気 製品 などを使 うときは、かならずおうちの人 といっしょにしよう。- つまようじやフォーク、シャープペンシルのしんなど、
先 のとがったものを使 うときは、けがをしないように気 をつけよう。 - はさみやカッターナイフを
使 うときは、けがをしないように気 をつけよう。 - むずかしい
実験 をするときは、おうちの人 に手伝 ってもらおう。 実験 に使 った食 べ物 などは、絶対 に口 に入 れないこと。実験 が終 わったらきちんとあとかたづけをし、実験 に使 ったものを、家族 が口 に入 れたりしないように気 をつけよう。実験 で使 ったものや作 った作品 は、小 さい子 の手 のとどかない場所 にしまうこと。実験 をしたあとは、必 ず手 をよくあらうこと。