用意 するもの
材料
・磁石(3個)
・アルミはく
・アルミ線
・単3アルカリ乾電池
必要 な道具
・じょうぎ
・ラジオペンチ
・やすり
ファラデーモーターの作 り方
[1]
磁石を3個重ねてアルミはく(10cm角くらいの大きさ)で包む。アルミはくと磁石の間にすき間ができないようにしよう。
[2]
ラジオペンチでアルミ線を20cmくらいに切る。
[3]
アルミ線の両はしを持ってひねり、真ん中に大きな輪をつくる。左右に少しずつ引っ張って輪を小さくし、写真のような形に整える。
[4]
アルミ線の両はしと、輪の下の部分をやすりでけずる。
[5]
[1]の磁石の上にプラス極を下にして乾電池を立て、[4]のアルミ線をのせる。
[6]
アルミ線の両はしを、磁石を包んでいるアルミはくに軽くふれるように曲げる。
実験 しよう
注意
・実験するとき以外は、磁石と電池、アルミ線をはなして置いておく。
・少しでも電池やアルミ線が熱く感じたら実験を中止する。
[1]
作り方の[6]の状態から手をはなすと……アルミ線がぐるぐる回転するよ!
[2]
作り方の[4]でアルミ線をやすりでけずらなかったら、どうなるかな? 実験してみよう!
なぜ どうして?:アルミ線 が回転 するしくみ
アルミ線に流れる電流が、磁石の周りの磁界(磁力がはたらく空間)から、一方向に力を受け続けるから、アルミ線が回転するんだ。これがモーターの基本的な原理だよ。
発展 :磁石 の数 を変 えてみよう!
アルミ線が回転するしくみには、磁石の力(磁力)と電気の力が関わっていたね。
では、磁石の数を増やしたり減らしたりしたら、どうなるかな?
予想を立ててから、実験してみよう!
※乾電池を増やしたり、単3乾電池よりも大きな乾電池を使ったりして実験しないこと
注意
・実験は、必ずおうちの人といっしょにしよう。
・実験前にこの作り方とヒント、注意をしっかり読んで、まちがった手順で行わないようにしよう。
・実験に使う材料は、おうちの人に用意してもらうこと。
・実験のあとは、おうちの人といっしょにあとかたづけをして、小さい子どもの手がとどかないところにしまうこと。
監修:秀明大学/大山光晴