1.レモン電池 をつくろう
レモンを使って、電卓などを動かせる電池をつくってみよう。
用意 するもの
- レモン(2
個 ) 銅板 (厚 さ0.1mm)- アルミ
板 (厚 さ0.1mm) - はさみ
- ナイフ
- わに
口 つきコード 液晶 の電卓 (電池 式 のもの)
注意:金属板で手を切らないように注意しよう。
実験に使ったレモンは、絶対に食べないこと。
作 り方
1
銅板とアルミ板を、4cm×5cmくらいの大きさに切る。厚さ0.1mmのものだと、はさみで簡単に切れる。
2
レモンを半分に切り、その1つにナイフで2か所に切れ目を入れる(切れ目と切れ目は1cmくらいあける)。
切れ目に銅板とアルミ板をさす。
銅板が+極、アルミ板が-極になるよ。
3
同じものを3個作り、銅板とアルミ板をワニ口つきコードでつなぐ(つなぎ方は、図の通り)。
4
電卓の電池をとりはずし、銅板からのびたコードを-極に、アルミ板からのびたコードを+極につなぐ。
●銅板、アルミ板、コードのつなぎ方
2. いろいろな果物 で電池 をつくろう
ほかの果物も電池になるかどうか、ためしてみよう。
用意 するもの
- キウイ
- メロン
- ナシなど
銅板 (厚 さ0.1mm)- アルミ
板 (厚 さ0.1mm) - はさみ
- ナイフ
- わに
口 つきコード 液晶 の電卓 (電池 式 のもの)
注意:金属板で手を切らないように注意しよう。
実験に使った果物は、絶対に食べないこと。
果物は、実験に使ってよいものか、おうちの人にたしかめよう。
作 り方
1
レモン電池のレモンを、ほかの果物に変える。
そのほかは、レモン電池と同じ。
果物の種類(果物以外も)や、つなぐ数によって電池になるかどうかを実験し、ワークシートに記録しよう。
3.備長炭 電池 をつくろう
キャンプやバーベキューなどで使う備長炭でも電池をつくってみよう。
用意 するもの
備長炭 (できるだけ細長 くて固 いもの)- アルミホイル
- キッチンペーパー
塩水 (水 100mlに対 して、塩 大 さじ1杯 )- モーター
- プロペラ(なくてもよい)
作 り方
1
塩水でぬらしたキッチンペーパーを備長炭にまく。備長炭の一方の先が少し出て、もう一方は備長炭がかくれるように、しっかりとおおう。このとき、備長炭とキッチンペーパーの間にできるだけ空気が入らないように、手でおさえてぴったりとまこう。
2
キッチンペーパーが少し出るように、アルミホイルをまく。アルミホイルが備長炭にふれないように気をつけよう。
3
モーターにプロペラをつける。そしてモーターの導線の先をアルミホイルの上と、備長炭の上につけると、モーターが回る。
※プロペラはなくても、モーターが回っていることがわかれば実験は成功だよ。
まとめ方
「まとめ方のコツ 実験の例」を見てみよう
注意
実験 をするときは、必 ずおうちの人 に実験 することを伝 えておこう。実験 に使 う材料 や道具 などは、使 ってよいものかどうか、おうちの人 に確 かめよう。- はさみやカッターナイフを
使 うときは、けがをしないように気 をつけよう。 実験 に使 った食 べ物 などは、絶対 に口 に入 れないこと。実験 が終 わったらきちんとあとかたづけをし、実験 に使 ったものを、家族 が口 に入 れたりしないように気 をつけよう。実験 で使 ったものや作 った作品 は、小 さい子 の手 のとどかない場所 にしまうこと。実験 をしたあとは、必 ず手 をよくあらうこと。