もののとけ方 の実験
マニキュアには、いろいろな物をとかすはたらきがある。発ぽうスチロールをとかしてみよう。
用意 するもの
- マニキュア
- 発ぽうスチロール
注意
・まどを開けて風通しをよくすること。
・火は絶対に近づけないこと。
・下に、新聞紙や、よごれてもいいぼろ布などをしく。
・マニキュアは、使っていいものかどうか、おうちの人にたしかめよう。
やり方
①
マニキュアのふたについているブラシで、発ぽうスチロールにマニキュアをぬる。
②
マニキュアをぬったところがどうなるか観察する。
なぜ、とけるの?
マニキュアのにおいをかぐと、ツーンとしたにおいがする。それは、マニキュアの色素をとかしている、「溶剤」というもののにおいだ。溶剤が蒸発するとマニキュアが固まって、つめにしっかりと色がくっつく。その溶剤がマニキュアの色素と同じように、発ぽうスチロールをとかしてしまうんだ。
2. 指 もんさがし
アイシャドウは細かいこなでできている。このこなを利用して、かくれている指もんをうき出させることができるぞ。
用意 するもの
- アイシャドウ
- はけ
- ガラスコップ
- ティッシュペーパー
注意
・こなをふるい落とすので、下に新聞紙をしいておこう。
・アイシャドウは、使っていいものかどうか、おうちの人にたしかめること。
やり方
①
ガラスコップはあらかじめ洗剤できれいに洗ってかんそうさせておく。鼻の頭をさわってから、指をガラスコップにつけて、指もんをつける。
②
ガラスコップの指もんがついているところに、はけがふれないようにアイシャドウのこなを落とす。
③
ティッシュペーパーでこなをやさしくたたくようにしてはらう。すると、こなが指もんの形に残る。
なぜ、指 もんが見 えるの?
指からは、あせにまざって脂などが出ている。コップをさわると、その脂などが指もんの形にくっつく。そこに細かいこなをふると、脂などにこながくっつくので、指もんが見えるんだ。
ところで、この実験で最初に指で鼻の頭をさわったのは、なぜだかわかるかな? 鼻の頭は、脂などがうかびやすいところで、指にその脂などをつけるためだったんだ。
コップ以外 で指 もんをさがそう
いろいろな素材のものに指もんをつけて、アイシャドウでうかび上がらせることができるかどうか、たしかめよう。
まとめ方
「まとめ方のコツ 実験の例」を見てみよう
注意
実験 に使 う材料 や道具 などは、使 ってよいものかどうか、おうちの人 に確 かめよう。実験 で使 ったものや作 った作品 は、小 さい子 の手 のとどかない場所 にしまうこと。実験 をしたあとは、必 ず手 をよくあらうこと。