用意 するもの
液体 洗剤 (台所 用 )- ストロー
下 じき(無地 のもの)定規 容器 (コップ)5個 小 さじスプーン文具 用 のり上白糖 (砂糖 )食塩 - みりん
- ベーキングパウダー
実験 方法
1.洗剤 の濃度 によってシャボン玉 の大 きさがどう変 わるかを調 べる
液体洗剤に水を混ぜて、20%,40%,60%,80%,100%(原液のまま)のシャボン液をつくる。それぞれの濃さのシャボン液をストローにつけて、水でぬらした下じきの上でふくらませ、シャボン玉が割れて残った「あと」の直径をはかる。5 回ずつ測定し、最大の数値を記録する。
2.シャボン液 にいろいろなものを加 えて、シャボン玉 の大 きさがどう変 わるかを調 べる
実験の手順1で最大のシャボン玉ができた濃度のシャボン液を、20mLずつ5個のコップに入れる。各液に上白糖、食塩、みりん、ベーキングパウダー、文具用のりを加える。実験の手順1と同じ方法で、各液でできるシャボン玉の直径をはかる。
3.加 えるものの分量 によってできるシャボン玉 の大 きさがどう変 わるかを調 べる
実験の手順2 で試した上白糖について、シャボン液に加える分量を小さじ1ぱい、2はい、3ばいと変えた液をつくる。それぞれについて、実験の手順1と同じようにシャボン玉の直径をはかる。
実験 のポイント
シャボン玉が割れたとき、目に入ることがあるので注意しよう。目に入ったときは流水でよく洗い流そう。シャボン玉をふくらませるとき、シャボン液を飲みこんだりしないように注意しよう。また、使用したシャボン液は放置せず、必ず流しに捨てるようにしよう。
つまずきポイント
・シャボン玉がふくらみにくいときは、できるだけゆっくり息をふきこんでみよう。また、途中で割れた場合は、数に入れずにやり直そう。
・下じきはこまめにぬれたぞうきんでふくこと。割れたあとが残っていると、そこでまた割れてしまうよ。
・液をかえるごとにストローをよく洗おう。
・メーカーや洗剤の成分によって、結果がちがう場合があるよ。自分の測定結果を記録しよう。
・1mL = 1cc だよ。
・文具用のりがとけにくいときは、シャボン液をなべに入れ,弱火であたためながらとかそう。
・食塩はとけにくいので、食塩水に洗剤を混ぜてもよい。
まとめ方
少しだけまとめ方の例を紹介。まとめの例とくわしい解説、発展研究は「中学生の理科 自由研究 お手軽編」の本にのっているよ。
この実験 とレポート例 がのっている「中学生 の理科 自由 研究 お手軽 編 」について
実験 するときの注意
実験 をする前 に必 ずおうちの方 といっしょに読 んでね。
実験 をするときは、必 ずおうちの人 に実験 することを伝 えておこう。実験 に使 う材料 や道具 などは、使 ってよいものかどうか、おうちの人 に確 かめよう。火 や化学 薬品 、電気 製品 などを使 うときは、かならずおうちの人 といっしょにしよう。- つまようじやフォーク、シャープペンシルのしんなど、
先 のとがったものを使 うときは、けがをしないように気 をつけよう。 - はさみやカッターナイフを
使 うときは、けがをしないように気 をつけよう。 - むずかしい
実験 をするときは、おうちの人 に手伝 ってもらおう。 実験 に使 った食 べ物 などは、絶対 に口 に入 れないこと。実験 が終 わったらきちんとあとかたづけをし、実験 に使 ったものを、家族 が口 に入 れたりしないように気 をつけよう。実験 で使 ったものや作 った作品 は、小 さい子 の手 のとどかない場所 にしまうこと。実験 をしたあとは、必 ず手 をよくあらうこと。