用意 するもの
材料
・並太アクリル毛糸(3色程度)
・ペットボトルジャーボトル
・ペーパープレート(2枚)
・カラー目玉クリップ(8個)
必要 な道具
・はさみ
・えんぴつ
・木工用ボンド
・油性ペン
・じょうぎ
・マスキングテープなど
・プッシュピン
組 みひも機 の作 り方
[1]
ペーパープレートの裏面にえんぴつで十字を書いて間を2等分して8分割する線を書く。線を入れたプレートの表面に木工用ボンドをぬってもう1枚と貼り合わせたあと、クリップで固定する。




[2]
書いた十字線のの中心にプッシュピンで穴をあけ、8等分の位置にはさみでV字の切り込みを入れる。ペーパープレートの表面の切り込み部分に、①から⑧の数字を書けば組板の完成。



[3]
[毛糸3色の場合]1色の毛糸をそれぞれ30㎝程度で三つ折りにしてはさみで切る。残り2色は、二つ折りにして切る。1色目が3本、2、3色目は3本の毛糸にする。

[4]
7本の毛糸を束ねてマスキングテープなどで細く巻いて先をとがらせ、ペットボトルジャーボトルの上にのせた[2]でつくった組板の穴にさし入れる。毛糸を1本ずつ①から⑦の番号の切り込みにひっかける。最後に全ての毛糸にクリップをつければ組みひも機の完成。





[5]
番号①にかけた毛糸を空いている番号⑧にかける。続いて番号②の毛糸を番号①に、番号③の毛糸を番号②と数字の順番にかけていくとペットボトルジャーボトルの中に組みひもが編まれていく。数字を声に出しながらやると数字の順番を間違えにくい。



ポイント!
組みひもが出来ていくとクリップの位置がかわる。途中で中側は上に、外側は下に移動させる。


[6]
糸がかけられなくなったら組みあがり。結びとめれば組みひもの完成!


組 みひもの結 び方

①の結 び方



②の結 び方



③の結 び方



発展 :組 むひものアレンジをしてみよう
毛糸 のかわりにししゅう糸 を使 う
ラメ入りのししゅう糸をさし色に使って毛糸といっしょに編めばおしゃれな組みひもができあがる。



なぜ どうして?:伝統 工芸 組 みひものひみつ

組みひもは、たくさんの糸を決まった順番で交差させながらひもをつくる仕組みです。昔は刀の持ち手や着物の帯などに使われていました。
注意
・実験は、必ずおうちの人といっしょにしよう。
・実験前にこの作り方と注意をしっかり読んで、まちがった手順で行わないようにしよう。
・実験に使う材料は、おうちの人に用意してもらうこと。
・実験のあとは、おうちの人といっしょにあとかたづけをして、小さい子どもの手がとどかないところにしまうこと。
監修:秀明大学/大山光晴