用意 するもの
木工用 ボンド2本 - ぼく
汁 - おえかきマーカー
- クリアファイル
- プラカップ(
小 ) 絵筆
- ラップ
- プラカップが3つ
入 る容器 竹 ぐし- ガラスびん
ステンドグラスの作 り方
①
木工用ボンドのキャップを外して、2つのプラカップに分けて出す
②
ボンドの5分の1ぐらいの量のぼく汁をプラカップに入れる。のこりのカップは、かわかないようにラップをかけよう。
③
竹ぐしでよくまぜて「まっ黒液」を作ったらボンドの容器にもどす。
ヒント
ボンドの容器にもどし入れるときは、プラカップの飲み口部分をおり曲げて、そそぎ口を作ると入れやすいよ。
④
ステンドグラスにする絵がらの下書きをして、クリアファイルにはさむ。ボンド容器にもどした「まっ黒液」をしぼりながら下書きのりんかく線をなぞっていこう。なぞり終えたら、かわくまで平らな所において3、4時間待つ。下書きの線は、赤えんぴつで書くと見やすいよ。
⑤
プラカップに底から4㎜くらいの高さまで水を入れて、水性カラーペンのペン先を水につけよう。ひとばんおけば、カラー液のじゅんびは終わり。カップは倒れやすいので容器に入れて作業しよう。黄色は色がうすいので、オレンジ色のペンと2本つけておこう。
⑥
手順⑤で作ったそれぞれのカップに木工用ボンドをまぜて「カラー液」を作る。ボンドの分量は、カップに入っている色水の4倍ぐらいの量を入れよう。「まっ黒液」よりは水分がやや多めだよ。
⑦
手順④の「まっ黒液」で作ったりんかく線の中に「カラー液」をぬっていこう。かわくと完成だよ。
りんかく線の内側をぬって、平らな所でかわかす。かわいたら作品は完成。はしからゆっくりはがして好きなところにはろう。
チャレンジ発展 /すけないカラー液 でシールを作 ろう!
水性カラーペンのかわりに水彩絵の具を木工用ボンドにまぜて「カラー液」を作れば、すけないカラーシールができるよ。
なぜ・どうして?/なぜ、りんかく線 とカラー液 は、にじまないの?
木工用ボンドに「ぼく汁」がまざるのは、ふたつとも水にとけやすい(同じ水溶性)からです。かわくと水分がぬけて木工用ボンドの「酢酸ビニル樹脂」が黒いぼく汁の色と一緒に固まります。固まった樹脂は水にとけないから、水分の入ったカラー液をぬっても、黒いりんかく線はにじみません。
監修:秀明大学/大山光晴
注意
実験 は、必 ずおうちの人 といっしょにしよう。実験 前 にこのレシピとヒント、注意 をしっかり読 んで、まちがった手順 で行 わないようにしよう。実験 に使 う材料 は、おうちの人 に用意 してもらうこと。実験 のあとは、おうちの人 といっしょにあとかたづけをして、小 さい子 どもの手 がとどかないところにしまうこと。