米を入れた計量カップに、小型マッサージ機をおしあてて、ブルブル振動させてみましょう。すると、米の中から、ピンポン玉が…。
「軽い物ものはうく」という原理をなっとくさせてくれる科学マジックです。
なみなみと水を満たしたグラスの上に、ファイルシートをぺたっと置くと、タネもシカケもないのに、なぜかグラスにぴったりくっついてしまいます。
ファイルシートにつけた糸を引っぱると、ほら、ごらんの通り、水で重くなったグラスも、かんたんにつり上げてしまいます。
のびちぢみするコイル状のキーホルダーを「ばね」として使って、「ばねばかり」を作ってみましょう。
軽すぎるものはちょっと無理ですが、思ったより正確です。調理などでけっこう役に立ちそうです。
100円ショップの食器売り場で、金属のおたまをゲット。そして、スーパーボールを糸でつるして、ゆらしてみましょう。すると、おたまの内側にうつったボールの映像がさまざまに変化します。
とてもかんたんな実験ですが、見ているだけでその不思議さにハマってしまいます。
だれかに押してもらわなくても、ぶらんこがゆれ続けるのは、なぜでしょう?乗っている人の重心の移動がそのヒミツです。
ぶらんこに乗った時のことを思い出しながら、ひもの長さで重心を調節して、たわしをゆらしてみましょう。はじめは、なかなかむずかしいですよ。
ダンベルにぐるぐるまきつけた糸を引っぱると、ダンベルはころがりながら近づいてくるでしょうか?それとも遠ざかるでしょうか?
答えは、どちらも○。ダンベルがどちらにころがり出すかには、深いワケがあります。糸を引っぱる角度が、そのヒミツです。
洗面器にビニールをはり、食塩をまいてから、思いっきり「あ~」と大きな声を出してみましょう。すると、声のふるえで食塩が動いて、写真のようなおもしろい模様ができます。声がつくり出す模様を鑑賞してみましょう。
くっついてならんだビー玉に、ビー玉1こをぶつけると、どうなると思いますか?ビー玉がならんだまま動き出す?それとも、ぶつかったビー玉がはね返される?どちらも正解ではありません。
あたりまえのようで、あたりまえではない不思議ルールが、このビー玉実験にかくされています。ぜひ、試してみましょう。
磁石をこなごなにくだいて、フィルムケースに入れてみましょう。すると、このフィルムケースは、面白い性質を示します。磁石になったり、磁石でなくなったり……。
磁石はなぜ磁石なのか、その理由がよくわかる実験です。
かる~いピンポン玉。フーッと息をふきかければ飛んでいってしまいそうですが、じょうごの中のピンポン玉は、顔がまっかになるまでふいても、動こうとはしません。とつぜん、重くなってしまうのでしょうか……。