用意 するもの
すし飯(巻寿司1本分)
- パックになっているごはん(かためにたいたごはんでも
良 い)…200g 冷凍 ブルーベリー…50g- すし
酢 …20mL(使 うすし酢 に書 いてある分量 )
具材
- たまご…2つ
- カラフル
巻寿司 に合 う具材 海苔 (全 型 )…1枚
道具
- はかり
計量 スプーン- さら
- スプーン
- フォーク
- さいばし
巻 きす- ほうちょう
- まな
板 などの調理 器具
実験 方法
カラフルすし飯 をつくる
1
冷凍ブルーベリーを冷凍庫から出し、15~30分ぐらいおいて少しとかす。ブルーベリーの皮をつぶすようにしてスプーンでしばらくまぜると、ブルーベリー色のしるが出てくる。
2
つぶしたブルーベリーをごはんにまぜ、全体にまんべんなく色をつける。
3
ごはんの半分ぐらいにすし酢をかけてまぜてみよう。
どんな変化があるかな?
4
変化を観察したら全体をまぜる。
どうなるかな?
たまごの白身 色変 わり実験
5
たまご2つの白身だけを取り出し、かきまぜる。
黄身はあとで使うのでとっておく。
6
とかした冷凍ブルーベリー8〜10つぶの皮をつぶすようにしてブルーベリーのしるを出す。
7
ブルーベリーのしるをたまごの白身に入れる。
8
しるがマーブルもようになるように、フォークで少しだけまぜる。
9
少しおいて変化を見てみよう。どんな色になるかな?
色が変わるのを観察したら、黄身といっしょにまぜて玉子焼にするといいよ。
カラフル巻寿司 をつくる
実験でできたカラフルすし飯と、色変わりした白身に黄身をまぜた玉子焼を使って巻寿司にしてみよう。
ここでは、サーモンとアボカド、ベーコンとチーズを合わせてみた。
きみも、カラフル巻寿司に合う具を考えて、自由に巻いてみよう!
巻寿司の巻き方は、「巻寿司マスターへの道」にくわしく書いてあるよ。
なぜ? どうして?
ブルーベリーから取り出したむらさきのしるは酸性やアルカリ性のものにふれると色が変わる性質がある。
それは、ブルーベリーにふくまれる「アントシアニン」という色素によるもので、ブルーベリーのしるとまぜたものが赤っぽくなったら、それは酸性、青っぽくなったらアルカリ性ということ。
この色変わりを使えば、ブルーベリーのしるをまぜた食品が酸性かアルカリ性かがわかるってわけ。
ブルーベリーごはんにすし酢をかけたらこいピンク色になったので、すし酢は酸性。たまごの白身にブルーベリーのしるを入れたら青っぽい色になったので、たまごの白身はアルカリ性ってことだね。
イラストにあるPH(ピーエイチ、ペーハー)は、酸性やアルカリ性をあらわす値で、真ん中の7が中性だよ。中性の場合は、ブルーベリーのしるとまぜても色が変わらない。
ほかにもアントシアニンがふくまれている食品があるぞ。もっと実験してみよう!
まとめ方
この実験をしようと思ったきっかけを書き、実験の予想を書く。準備するものと実験の手順を書く。
実験でできたカラフルすし飯と玉子焼を使ってつくったカラフル巻寿司の写真をとり、わかったことや感想を書こう。
もっと実験 してみよう!
用意 するもの
冷凍 ブルーベリー…10つぶぐらい- むらさきキャベツ…30g
- むらさきいもパウダー…
少々 水 酢 重 そう
製氷 皿 - スライサー
- ビニール
袋
1
3種類のしるを用意する。
- ブルーベリーのしる
- むらさきキャベツから
取 り出 したしる - むらさきいもパウダーを
水 にとかしたしる
むらさきキャベツはスライサーで細く切りビニール袋に入れて冷凍したものを使う。
2
少量の水を加えてもむとしるが出てくる。ビニール袋のはしを少しきってあなをあけ、しるを取り出そう。
3
3種類のしるに少し水を入れてうすめる。うすめるのは、色変わりがよくわかるため。
製氷皿の底から3~5mmぐらいの分量を3つずつ分けて入れる。
4
酢と重そう(たまごの白身と同じようにアルカリ性)をそれぞれ入れてみて、どうなるか観察しよう。
※ここで、たまごの白身を使わないのは、ねばりけがあって使いにくいため。
この実験でわかったことを使ったら、もっとカラフルな巻寿司ができるかも!
考えてみよう。
注意
始 める前 に、このページをしっかり読 んで、まちがった手順 で行 わないようにしよう。巻寿司 をつくる前 には必 ず手 をあらうこと。また、せいけつな服 そうで、エプロンなどをつけ、せいけつな道具 を使 おう。実験 したり巻寿司 をつくるとき、ほうちょうを使 うときは、必 ずおうちの人 といっしょにしよう。使 う材料 は、おうちの人 に用意 してもらうこと。- むらさきキャベツをスライスするときや
巻寿司 を切 るときは、けがをしないように気 をつけよう。 火 を使 うときは、やけどに注意 すること。- つくった
巻寿司 は、その日 のうちに食 べきること。 巻寿司 をつくったあとは、おうちの人 といっしょに手 や道具 をきれいにあらい、しっかりあとかたづけをしよう。- あらった
道具 は、きれいになったかどうか、おうちの人 にたしかめてもらおう。