1 シャボン玉 をうかせよう
薬局やドラッグストアなどで手に入るアイテムを使って、シャボン玉をふわふわうかせよう。
【注意】
シャボン液などを口や目に入れないように気をつけよう。
実験はおうちの人と一緒にやろう。
実験に使う容器や道具は、きれいな状態のものを使おう。
実験に使ったものは、水洗いできれいにして、小さい子の手が届かないところに片付けよう。
じょうぶなシャボン玉 をつくろう
まず、すぐにこわれない、じょうぶなシャボン玉をつくろう。
用意 するもの
水 100mL
台所用洗剤 10mL
グリセリン 50mL
容器
ストロー
計量カップ
計量スプーン
かき混ぜ棒
作 り方
①水100mL に、グリセリン50mL を入れてよく混ぜる。
②台所用洗剤10mL を入れて混ぜる。
③これでシャボン液の完成。ストローの先につけてシャボン玉をつくってみよう。
じょうぶなシャボン玉 をうかせよう
じょうぶなシャボン玉をつくれるようになったら、そのシャボン玉をうかせてみよう。
用意 するもの
クエン酸 大さじ4はい
重そう 大さじ4はい
水600mL
プラスチックの水そう(25cm×15cm×15cm以上の大きさがおすすめ)
計量スプーン
水そうの大きさに合わせて、クエン酸・重そう・水を上の比率のまま量を調整してみよう。
やり方
①プラスチックの水そうにクエン酸大さじ4はいと重そう大さじ4はいを入れる。
②水600mL を入れて、軽くかき混ぜる。
細かいあわが出てくる。
注意
クエン酸、重そう、水を混ぜる実験は、ふたを密閉できる容器では行わないこと
③ストローでシャボン玉をつくり、水そうの中にふきこむ。
④シャボン玉は水そうの中でういている。
比 べよう
クエン酸などを入れない水そうにシャボン玉をふきこんだときと比べよう。
\動画 でやり方 をチェック/
2 シャボン玉 がういたわけを調 べよう
本やインターネットなどで、クエン酸と重そうを水にとかすとどうなるかを調べる。
クエン酸と重そうに水を入れたとき、シュワシュワと音がしてあわ立っていたけれど、なにが起こっていたのだろう。
ヒント:気体の重さ
目に見えない気体にも重さがあり、気体の種類によって重さが異なる。この実験で発生している気体は、ものが燃えるときに発生する気体で、空気に比べると重いので、容器の下にたまっていく。
発展 1:シャボン玉 をうかせる方法 その2
クエン酸と重そうを混ぜるほかに、シャボン玉をうかせる方法を考えよう。
発展 2:いろいろなういているものを調 べよう
ちゅうにういているものは、それぞれどうしてういているんだろう? シャボン玉と同じような方法でういているものはあるか、探してみよう。
例えば、ちゅうにうく風船の中には、どんな気体がはいっているんだろう。
まとめ方
じょうぶなシャボン玉ができるシャボン液をつくる方法や、シャボン玉をうかせる実験の方法と結果をまとめる。シャボン玉がういた理由を調べ、同じ方法を利用しているものとともにまとめよう。