家の中を見回してみて、日常生活が電気で動くものに囲まれていると思いませんか。照明、エアコン、電子レンジ、冷蔵庫……電気は、人間が快適に生きていく上で、なくてはならないものになっています。みなさんは、電気のことを、どれくらい知っているでしょうか。ここでは電気について、学研キッズネット内の科学記事から、オススメの「ナゾ」を教えてくれるものを5本選んでまとめました。あわせて、それぞれの記事とつながるような自由研究テーマも紹介します。
みなさんが自分でも簡単に発生させられる電気が、静電気でしょう。ドアノブなど金属のものを触ろうとしたときに、バチッとした経験は、みなさんあると思います。二つのモノをこすり合わせることで静電気は生み出せますが、いったいどういった仕組みなのでしょうか。
静電気が発生しているのかどうかは目で見ることができません。そこで静電気に興味がわいてきたキミには、静電気が発生しているかを判定できる探知機をつくってチャレンジする実験がおすすめ。
自由研究「静電気探知機」
みんなの家の中だけでなく、例えばコンビニなどのお店でも、何かをつくる工場でも、電気は使われています。その電気が、発電所からみんなの家までとどくルートを説明しています。おもな発電の方法も紹介しています。
電気のキホンに興味があるキミは、電気の発見から利用、家庭への普及までの歴史を調べてみよう。
自由研究「電気の歴史調べ」
「電気を点ける」など「電気=明かり」とする表現があるように、電球や蛍光灯などで部屋を明るくすることは、おもな電気の使い方のひとつです。この記事では、電球と蛍光灯が光る仕組みを説明しています。
電気が光る仕組みに興味を持ったキミは、簡単な装置を手作りして発電実験にチャレンジしてみよう。
自由研究「ふりふり発電」
電池は、簡単に電気を生み出せる便利なアイテムです。ただ、なかなかその中身にまで興味を持ったり、危険なので分解して確認したりすることはないでしょう。そこで、この記事では、電池の原料や構造について説明しています。
電池に興味があるキミには、電池をつかった自由研究がオススメ。電池と磁石、アルミ線を使って、200年前に考えられた「ファラデーモーター」の仕組みを実験してみましょう。
自由研究「モーターの元祖!? ファラデーモーター」
二酸化炭素を出さないので、環境にやさしい発電システムといわれている燃料電池。いま注目を集めていますが、おどろくことに、仕組み自体は200年以上前に発見されていました。ほかの一般的な電池とはまったく違う材料やその仕組みについて説明しています。
燃料電池に興味があるキミは、まさにその燃料電池を、えんぴつを使ってつくる実験に挑戦してみましょう。
自由研究「えんぴつでかんたん燃料電池をつくろう」
電気についての科学記事、自由研究はまだまだたくさん
学研キッズネットの中には、電気についての「なぜ?」「どうして?」に答える科学記事がこのほかにもたくさんあります。ぜひページの一番右上にある検索欄に「電気」「電池」などのキーワードを打ち込んで、調べてみてください。
また、電気に関する自由研究を紹介した記事もたくさんあります。自由研究プロジェクトコーナーから探してみてください。
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