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工作

グラスの(そこ)(おう)レンズ「ガリレイ(しき)望遠鏡(ぼうえんきょう)

工作 グラスの底(そこ)が凹(おう)レンズ「ガリレイ式(しき)望遠鏡(ぼうえんきょう)」

(そこ)(まる)くへこんでいるグラスは、(おう)レンズとして使(つか)えます。実験(じっけん)名人(めいじん)のウラワザです。
これと(むし)めがねを()()わせれば、ガリレオ=ガリレイもびっくりの、100(えん)グッズ望遠鏡(ぼうえんきょう)ができます。

用意(ようい)するもの

・グラス((そこ)(まる)くへこんだもの・(ちい)さいものがよい)
・トイレットペーパーのしん((かみ)のつつ)
(おお)きな(せん)たくばさみ(はさむ部分(ぶぶん)が2つに()かれているもの)
(むし)めがね

(つく)(かた)

1)()のように、(そこ)部分(ぶぶん)(おう)レンズのような(かたち)になっているグラスを用意(ようい)しましょう。

2)グラスの(なか)にトイレットペーパーのしんを()れ、(おお)きな(せん)たくばさみで、グラスとしん((かみ)のつつ)をはさみます。(せん)たくばさみと、グラスやしんの(あいだ)にすき()ができる場合(ばあい)は、適当(てきとう)(かみ)などをはさんでぐらつかないようにしましょう。

3)()のように、(むし)めがねとグラスを()()ち、グラスの(そこ)からのぞきます。()と、グラスのまんなかと、(むし)めがねのまんなかを(むす)んだ(せん)が、まっすぐな直線(ちょくせん)になることが大切(たいせつ)なポイントです。そして、(むし)めがねとグラスのきょりを(すこ)しずつ()えながら、一番(いちばん)()やすい(ピントが()う)ところをさがしましょう。

注意(ちゅうい)(むし)めがねや、できた望遠鏡(ぼうえんきょう)で、ぜったいに太陽(たいよう)()てはいけません。()をいためてしまいます。

どうしてこうなるの?

●グラスの(そこ)(おう)レンズ「ガリレイ(しき)望遠鏡(ぼうえんきょう)

(とお)くのものからとどいた(ひかり)は、(むし)めがねの(とつ)レンズで()げられて(ぞう)(むす)びます(()実線(じっせん)矢印(やじるし))。それがグラスの(そこ)(おう)レンズで拡大(かくだい)されて、(おお)きく()えるのです(点線(てんせん)矢印(やじるし))。
これは、(やく)400(ねん)(まえ)にイタリアの物理(ぶつり)学者(がくしゃ)ガリレオ=ガリレイが(つく)った望遠鏡(ぼうえんきょう)(おな)じしくみです。これを「ガリレイ(しき)望遠鏡(ぼうえんきょう)」と()います。
これに(たい)して、(とつ)レンズと(とつ)レンズを()()わせた望遠鏡(ぼうえんきょう)を「ケプラー(しき)望遠鏡(ぼうえんきょう)」と()います。この場合(ばあい)(ぞう)はさかさまに()えます。

ちがう(むし)めがねで(ため)してみて、ピントが()(とき)の、グラスと(むし)めがねのきょりのちがいを調(しら)べてみましょう。

なるほど科学(かがく)()

天体(てんたい)望遠鏡(ぼうえんきょう)のはじまり

(やく)400(ねん)(まえ)、ガリレオ=ガリレイは、(つき)にも(やま)(たに)があることを発見(はっけん)した〜

1609(ねん)のある()、イタリアの物理(ぶつり)学者(がくしゃ)ガリレオ=ガリレイは、「(とお)くのものが(ちか)くに()えるめがね」を知人(ちじん)から()せてもらいました。
「なるほど、(ふね)(ちか)くに()えるぞ。でも、ぼんやりと、ゆがんで()えるなあ…。」

「よし、もっとよく()えるめがねを(つく)ってみよう!」
ガリレイは、いろいろなレンズを()()わせてためしてみました。
「これとこれだと…、う~ん、これもだめかあ。おつぎは…。」

(おう)レンズを手前(てまえ)に、(とつ)レンズを()こう(がわ)にしてみた(とき)でした。
「しめた、これだ!この()()わせが一番(いちばん)よく()えるぞ!」

(なが)いつつを(つく)り、2(まい)のレンズをはめこんで、のぞいてみました。
「やった!(とお)くのものも、すぐ()(まえ)にあるように()えるぞ!」
ガリレイ(しき)望遠鏡(ぼうえんきょう)完成(かんせい)でした。倍率(ばいりつ)は3(ばい)くらいだったと()われています。

ガリレイはその(あと)望遠鏡(ぼうえんきょう)改良(かいりょう)(かさ)ねました。そんなある()(ぼう)(えん)(きょう)(つき)()けて()てみました。
「おおっ、これはすごい!地球(ちきゅう)(おな)じように、(つき)にも(やま)(たに)があるぞ。(だい)発見(はっけん)だ!」
この(とき)望遠鏡(ぼうえんきょう)倍率(ばいりつ)は、30(ばい)ほどにもなっていました。

よく(ねん)、1610(ねん)。こんどは木星(もくせい)観察(かんさつ)してみました。
すると、木星(もくせい)のそばに、(ちい)さな(ほし)が4つ()えました。そして、時間(じかん)がたつと、その(ほし)たちは位置(いち)()えることもわかりました。

「あの4つの(ほし)は、木星(もくせい)のまわりを(まわ)っているのだ。地球(ちきゅう)(おな)じように、木星(もくせい)にも(つき)があるのだ!」
現在(げんざい)では、木星(もくせい)のまわりを(まわ)(ほし)衛星(えいせい))は10()以上(いじょう)もあることがわかっていますが、この4つの(ほし)は、(いま)でも「ガリレイ衛星(えいせい)」とよばれています。

その(あと)もガリレイは望遠鏡(ぼうえんきょう)使(つか)って、(あま)(がわ)がたくさんの(ほし)(あつ)まりであることや、土星(どせい)()があることなどを発見(はっけん)しました。
ガリレイは、天体(てんたい)望遠鏡(ぼうえんきょう)観察(かんさつ)したはじめての(ひと)だったのです。

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