やさしく照(て)らす　風船(ふうせん)でつくるドームライト

※木工用(もっこうよう)ボンドを乾(かわ)かすのに８～12時間(じかん)くらいかかるから、時間(じかん)に余裕(よゆう)をもって取(と)り組(く)もう

空(あ)きビンなどの容器(ようき)で、木工用(もっこうよう)ボンドと水(みず)を同(おな)じ量(りょう)まぜ、「木工用(もっこうよう)ボンド水(すい)」をつくる。

半紙(はんし)５枚(まい)分(ぶん)を、はさみで４×６cmくらいの大(おお)きさに切(き)る。

口(くち)の直径(ちょっけい)が10cmくらいの空(あ)きビンに、ふくらませた風船(ふうせん)をセロハンテープで４，５か所(しょ)軽(かる)く貼(は)り、固定(こてい)する。風船(ふうせん)はなるべく濃(こ)い色(いろ)を使(つか)おう。

※風船(ふうせん)が割(わ)れないように注意(ちゅうい)する

ハケを使(つか)って、木工用(もっこうよう)ボンド水(すい)で風船(ふうせん)に半紙(はんし)を重(かさ)ね貼(ば)りする。置(お)いたときに下(した)になる部分(ぶぶん)は厚(あつ)めに貼(は)ろう。ハケは、しばらく使(つか)わないときや作業(さぎょう)が終(お)わったときは、水(みず)でしっかり洗(あら)い流(なが)す（そのままにしておくと、木工用(もっこうよう)ボンドで固(かた)まってしまう）。

木工用(もっこうよう)ボンドが乾(かわ)いたら（だいたい８～12時間(じかん)くらい乾(かわ)かす）、そっとセロハンテープを外(はず)す。直径(ちょっけい)12cmくらいの容器(ようき)（小(ちい)さめのボウルやおわんなど）に入(い)れ、フチに沿(そ)って鉛筆(えんぴつ)でなぞる。

風船(ふうせん)の結(むす)び目(め)近(ちか)くにハサミで小(ちい)さく切(き)りこみを入(い)れ、空気(くうき)をぬく。風船(ふうせん)がしぼんできたら手(て)ではがす。

※風船(ふうせん)が張(は)っているところに切(き)りこみを入(い)れると割(わ)れてしまうので注意(ちゅうい)

ドームの形(かたち)を整(ととの)え、５でつけたえんぴつの線(せん)に沿(そ)って余分(よぶん)な部分(ぶぶん)をはさみで切(き)る。

深(ふか)さのある木製(もくせい)トレイや植木鉢(うえきばち)の受(う)け皿(ざら)などの上(うえ)に置(お)けば、切(き)り口(くち)のデコボコが気(き)にならないよ。人工(じんこう)観葉(かんよう)植物(しょくぶつ)などで周囲(しゅうい)を飾(かざ)ってもいいね。

容器(ようき)に入(い)れた少量(しょうりょう)の水(みず)に水性(すいせい)カラーペンをつける。水(みず)にインクの色(いろ)が移(うつ)ったら、スプレーボトルで乾(かわ)いたドームライトに吹(ふ)き付(つ)ける。

黒(くろ)画用紙(がようし)を切(き)ってつくった草(くさ)やカエルのシルエットなどを、半紙(はんし)の上(うえ)から木工用(もっこうよう)ボンド水(すい)で貼(は)り付(つ)ける。さらに、細(ほそ)く切(き)った黒(くろ)画用紙(がようし)をえんぴつの線(せん)に沿(そ)ってぐるっと１周(しゅう)貼(は)ると、切(き)り口(くち)の補強(ほきょう)にもなるよ。

LEDライトの光(ひかり)は、そのままだとライトが向(む)いている正面(しょうめん)だけを照(て)らすけど、ドームをかぶせると紙(かみ)の面(めん)で光(ひかり)がいろんな方向(ほうこう)に反射(はんしゃ)する。だから、さまざまな方向(ほうこう)を明(あか)るく照(て)らせるんだ。

・実験(じっけん)は、必(かなら)ずおうちの人(ひと)といっしょにしよう。
・実験(じっけん)前(まえ)にこの作(つく)り方(かた)とヒント、注意(ちゅうい)をしっかり読(よ)んで、まちがった手順(てじゅん)で行(おこな)わないようにしよう。
・実験(じっけん)に使(つか)う材料(ざいりょう)は、おうちの人(ひと)に用意(ようい)してもらうこと。
・実験(じっけん)のあとは、おうちの人(ひと)といっしょにあとかたづけをして、小(ちい)さい子(こ)どもの手(て)がとどかないところにしまうこと。