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実験

DNAをとり()してみよう

実験 DNAをとり出(だ)してみよう

(おお)くの生物(せいぶつ)のからだは、(ちい)さい細胞(さいぼう)(あつ)まってできている。細胞(さいぼう)のひとつひとつには生物(せいぶつ)のからだの設計(せっけい)()ともいわれるDNA(デオキシリボ核酸(かくさん))がしまわれている。ここでは野菜(やさい)細胞(さいぼう)からDNAをとり()して観察(かんさつ)してみよう。

用意(ようい)するもの

  • ブロッコリー
  • タマネギ
  • トマト
  • 台所(だいどころ)(よう)洗剤(せんざい)
  • 食塩(しょくえん)
  • (みず)
  • エタノール
  • コップ
  • すり(ばち)
  • ()さじスプーン
  • ふきん
  • 包丁(ほうちょう)
  • まな(いた) など

実験(じっけん)方法(ほうほう)

1.材料(ざいりょう)()やして準備(じゅんび)する

野菜(やさい)はそれぞれ1/4()~1/2()程度(ていど)みじん()りにして冷凍(れいとう)()(こお)らせる。

30gの食塩(しょくえん)を170gの(みず)にとかして15%の食塩水(しょくえんすい)をつくり、冷蔵(れいぞう)()()やしておく。

()さじ=5mL=5cc=5㎤ 

エタノールは冷凍(れいとう)()()やしておく。

2.いろいろな野菜(やさい)のDNAを抽出(ちゅうしゅつ)する

(こお)ったブロッコリーをすり(ばち)ですりつぶす。ていねいに(おこな)うが時間(じかん)をあまりかけすぎないようにする。

そこに台所(だいどころ)(よう)洗剤(せんざい)()さじ1/2(はい)()れてよくすりまぜる。

さらに()やしておいた食塩水(しょくえんすい)()さじ1(ぱい)(くわ)えて、よくすりまぜる。

ふきんでこす。これをA(えき)とする。

()やしておいたエタノールをコップに2cm程度(ていど)()れておく。

コップの内側(うちがわ)()りばしを()て、()りばしに(えき)(つた)わるように、A(えき)をゆっくりとそそいでいく。

そのまましばらく()いておき、糸状(いとじょう)のものが(あらわ)れるようすを()る。タマネギやトマトも(おな)手順(てじゅん)(おこな)う。

実験(じっけん)のポイント

DNAがうまくとり()せないときは、「野菜(やさい)新鮮(しんせん)でなかった」、「野菜(やさい)(りょう)(すく)なかった」、「材料(ざいりょう)をよく()やしておかなかった」、「時間(じかん)をかけすぎた」などの原因(げんいん)(かんが)えられるよ。もう一度(いちど)手順(てじゅん)をよく()んで、()()いて実験(じっけん)してみよう。

つまづきポイント
・この実験(じっけん)は、ていねいに(おこな)わないとうまくDNAが()てこないよ。説明(せつめい)をよく()んで、十分(じゅうぶん)準備(じゅんび)をしておこう。
・エタノールは薬局(やっきょく)()(はい)るよ。純度(じゅんど)(たか)い「無水(むすい)エタノール」を(えら)んでね。
室温(しつおん)(たか)いと(むずか)しいよ。(すず)しい部屋(へや)実験(じっけん)しよう。
・ふきんのかわりに厚手(あつで)のキッチンペーパーを使(つか)ってもいいよ。やぶらないように()をつけて!

まとめ(かた)

(すこ)しだけまとめ(かた)(れい)紹介(しょうかい)。まとめの(れい)とくわしい解説(かいせつ)発展(はってん)研究(けんきゅう)は「中学生(ちゅうがくせい)理科(りか) 自由(じゆう)研究(けんきゅう) 完全(かんぜん)(ばん)」の(ほん)にのっているよ。

この実験(じっけん)とレポート(れい)がのっている「中学生(ちゅうがくせい)理科(りか) 自由(じゆう)研究(けんきゅう) 完全(かんぜん)(ばん)」について

身近(みぢか)なふしぎな現象(げんしょう)をはじめ、中学(ちゅうがく)理科(りか)学習(がくしゅう)関連(かんれん)する研究(けんきゅう)実験(じっけん)など、おもしろくて興味深(きょうみぶか)いテーマを収録(しゅうろく)した1(さつ)写真(しゃしん)図解(ずかい)研究(けんきゅう)方法(ほうほう)から結果(けっか)までを丁寧(ていねい)解説(かいせつ)し、すべてのテーマに実例(じつれい)レポートがあるので、ハイレベルなレポート作成(さくせい)をサポート!中学生(ちゅうがくせい)はもちろん、小学生(しょうがくせい)でもレベルの(たか)自由(じゆう)研究(けんきゅう)にチャレンジしたい()におすすめ。

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実験(じっけん)するときの注意(ちゅうい)

実験(じっけん)をする(まえ)(かなら)ずおうちの(かた)といっしょに()んでね。

  • 実験(じっけん)をするときは、(かなら)ずおうちの(ひと)実験(じっけん)することを(つた)えておこう。
  • 実験(じっけん)使(つか)材料(ざいりょう)道具(どうぐ)などは、使(つか)ってよいものかどうか、おうちの(ひと)(たし)かめよう。
  • ()化学(かがく)薬品(やくひん)電気(でんき)製品(せいひん)などを使(つか)うときは、かならずおうちの(ひと)といっしょにしよう。
  • つまようじやフォーク、シャープペンシルのしんなど、(さき)のとがったものを使(つか)うときは、けがをしないように()をつけよう。
  • はさみやカッターナイフを使(つか)うときは、けがをしないように()をつけよう。
  • むずかしい実験(じっけん)をするときは、おうちの(ひと)手伝(てつだ)ってもらおう。
  • 実験(じっけん)使(つか)った()(もの)などは、絶対(ぜったい)(くち)()れないこと。
  • 実験(じっけん)()わったらきちんとあとかたづけをし、実験(じっけん)使(つか)ったものを、家族(かぞく)(くち)()れたりしないように()をつけよう。
  • 実験(じっけん)使(つか)ったものや(つく)った作品(さくひん)は、(ちい)さい()()のとどかない場所(ばしょ)にしまうこと。
  • 実験(じっけん)をしたあとは、(かなら)()をよくあらうこと。
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