用意 するもの
材料
・紙箱(ふたが上に開いて取れるもの)
・工作用紙
・ビー玉(16個)
・クリアファイル
・アルミ針金
必要 な道具
・はさみ
・セロハンテープ
・目打ち
・油性ペン
・両面テープ
・カッター
・カッターマット
・じょうぎ
・ペンチ
カギ穴 のない宝箱 の作 り方
設計 図
工作用紙でつくる「台」の上に「筒」を置いたときに、ちょうど紙箱の口の高さになるように、台の高さを調整する。台の横幅も紙箱の横幅に合わせて調整する。
[1]
工作用紙を写真のように切って折り、テープでとめて「台」をつくる(4個)。
※カッターを使うときはおうちの人といっしょに作業し、手を切らないように注意する
[2]
同じように工作用紙を写真のように切って折り、テープでとめて「筒」をつくる(4本)。
[3]
5cm×8cmに切ったクリアファイルでビー玉をくるみ、「棒」をつくる(4本)。
[4]
【設計図】を参考に、紙箱の内側に[1]の台を両面テープで貼る。その上に、[3]の棒を入れた[2]の筒を貼る。
[5]
針金を筒と筒のすき間の形に合うように曲げる(2本)。
[6]
ふたに穴を4つ開けて内側から[5]の針金を通し、外側からセロハンテープでとめる。
※目打ちを使うときはおうちの人といっしょに作業し、けがをしないように注意する
完成 !
実験 しよう
カギをかけるとき
針金が筒と筒のすき間に入るようにふたをして、紙箱をかたむける。もし筒と筒のすき間がビー玉の棒でふさがっているときは、このあとしょうかいする「カギを開けるとき」の動作をするとすき間があくよ。
カギを開 けるとき
紙箱を机などの平らなところに置き、右にぐるんと回して、次に左にぐるんと回す。ふたをつまんでそっと持ち上げる。ふたが開かないときはもう一度箱を回してみよう。
工作 ・実験 動画 も公開 中 !
セリアの特設サイトでは、工作や実験の様子を動画で紹介しているよ。
なぜ どうして?:箱 を回転 させるとふたが開 くしくみ
箱をかたむけると、ビー玉の棒が筒と筒のすき間をふさいで、針金がぬけなくなって、カギがかかる。箱を回転させると、ビー玉の棒が端のほうに動いて筒と筒のすき間をふさがなくなる。すると針金がぬけるようになるから、ふたが開くんだ。ふたをせずに箱を回転させるとしくみがよくわかるよ。
箱の回し方も重要で、1回転させただけで開くときもあれば、何度か回しても開かないときもあるかもしれない。その理由についても考えてみてね。
発展 :宝箱 みたいに飾 り付 けてみよう!
工作用紙や色紙、デコレーションシールなどを使って、自由にアレンジしてみよう!
ここでは宝箱風の飾り付けを紹介するよ。
[1]
工作用紙を写真のように切る。
[2]
[1]で切ったパーツを木工用せっちゃくざいやのりで貼り合わせ、かまぼこのような形にする。それを箱のふたにかぶせる。
[3]
箱の形に合わせて色紙を切り、両面テープなどで箱の外側に貼る。[2]のふたのパーツにも同じように色紙を貼る。
[4]
細く切った別の色紙や、デコレーションシールを貼って飾り付ければ完成!
注意
・実験は、必ずおうちの人といっしょにしよう。
・実験前にこの作り方と注意をしっかり読んで、まちがった手順で行わないようにしよう。
・実験に使う材料は、おうちの人に用意してもらうこと。
・実験のあとは、おうちの人といっしょにあとかたづけをして、小さい子どもの手がとどかないところにしまうこと。
監修:秀明大学/大山光晴