用意 するもの
・小型マッサージ機
・ペットボトル(2リットル)
・プッシュピン
・輪ゴム
・わりばし
・ビニールテープ
・カッターナイフ
・ペンチ
・きり
・接着剤
・氷
・水
注意:カッターナイフを使うときは、けがをしないように十分気をつけましょう。
やり方
●作 り方
1)プッシュピンのはりをペンチでぬき取り、きりであなを少し広げます。
2)小型マッサージ機の頭部をはずして、モーターじくの先のおもりを取ります。そのあとに、プッシュピンをはめます。接着剤を少しつけるとしっかり固定できます。
3)ペットボトルに図のようにカッターナイフで切りこみを入れ、内側に折りまげて容器を作ります。キャップはしっかりしめておきます。
4)ビニールテープで、小型マッサージ機をわりばしにしっかり固定します。
●飲 み物 を冷 やしてみよう
1)冷やす飲み物の缶とプッシュピンに輪ゴムをかけます(わりばしと缶の間に1~2センチメートルのすき間を作ったとき、ゴムが少し張るくらいの大きさの輪ゴムを使います)。それから、水と氷を入れたペットボトルの容器の中に缶をしずめながら、わりばしの両はしを容器のあなにさしこみます。これで準備オーケーです。
2)小型マッサージ機のスイッチを入れると、プッシュピンの回転が輪ゴムで伝わり、缶が氷水の中で回転しはじめます。数分間でびっくりするほど冷えます。
●うまく回 らないときは、ここをチェック
・わりばしと缶がくっついていませんか?
その場合は、水の量をへらして、わりばしと缶の間に少しすき間ができるように調節しましょう。また、輪ゴムが小さすぎないかもたしかめましょう。
・輪ゴムがゆるんでいませんか?
その場合は、もう少し小さめの輪ゴムに取りかえましょう。
・氷がじゃましていませんか?
その場合は、氷をずらして、缶が水平になるようにしましょう。
どうしてこうなるの?
●缶 ジュースが急速 に冷 やされてるのは、なぜ?
氷水がまず缶を冷やして、冷えた缶が中のジュースを冷やします(氷水が缶の熱をうばって、つぎに缶がジュースの熱をうばいます)。
よく知られているように、温度の高い空気や水は上にたまり、反対に温度が低いと下にたまります。そのため、冷やされたジュースは缶の下のほうにたまりますが、自然のままではなかなかまざり合いません。
ところが、缶を回転させるとジュース全体がかきまぜられ、ジュースは冷たい缶に直接ふれることによって、どんどん熱をうばわれていくのです。
缶をモーターで回転させたときと、回転させないときの、ジュースの冷え方のちがいをくらべてみましょう。