用意 するもの
- しいくケース
- えさとなる
野菜 (レタス、キャベツ、ニンジン)
カタツムリを観察 してみよう。
1
カタツムリは、大人も子どもも同じ形をしているけれど、大人と子どもは、からの口の形で見分けることができるよ。大人のカタツムリのからの口は外側に反り返ったようになっていて、大人になっていないカタツムリの口は反っていない。
2
カタツムリのからをよく見ると、ふしのような線があることや、そこから色がちがっていることがある。そのカタツムリは、冬をこしたカタツムリ。線の数は冬ごしした数をあらわしているんだ。カタツムリは夏に生まれるので、線の数を数えれば、およその歳がわかる。
カタツムリをかい、からの変化 を観察 して調 べてみよう。
1
からの口が反り返っている大人のカタツムリを2ひきしいくケースでかう。えさは、レタス、キャベツ、ニンジンなどをあたえるとよい。
2
カタツムリにオスメスの区別はない。結こん(交尾)すると、2ひきとも白くて丸いたまごを産む。カタツムリの歌で、角出せやり出せという歌詞の“やり”とは、この写真の白いぼうのようなもののこと。
3
2週間くらいで、そのたまごから赤ちゃんが生まれる。赤ちゃんもからをもっている。からのうずまきは、1まき半。虫めがねで見て、指でたどってみよう。
4
赤ちゃんにはなるべく若くてやわらかい野菜をあたえる。からのうず巻はどんなふうにふえていくだろうか。1週間に1回くらいスケッチしてみよう。天気や気温、湿度は成長にどうかかわるだろうか。天気と気温、湿度は毎日記録しよう。
5
夏がすぎると、からの成長はおそくなる。冬はからの口にまくをはって、食べたり動いたりすることが少なくなる、ほとんど成長しないため、しまができる。
「まとめ方のコツ 観察の例」を見てみよう
注意
- カタツムリをつかまえに
行 くときは大人 の人 と行 き、危 ないところには近 づかないこと。 - カタツムリには
寄生虫 がいることがある。カタツムリをつかまえるときは、てぶくろをし、その後 、必 ずせっけんで手 をきれいにあらい、かわかすこと。 - カタツムリをさわったあとは、
必 ずせっけんで手 をきれいにあらい、かわかすこと。 - カタツムリをきずつけたりしないようにしよう。
観察 ・環境 調査 をするときの注意
観察 や調査 をする前 に必 ずおうちの方 といっしょに読 んでね。
屋外 に観察 ・環境 調査 に出 かけるときは、おうちの人 にことわり、できるだけ大人 といっしょに行 こう。夜 出 かける必要 がある場合 は、必 ず大人 といっしょに行 くこと。環境 調査 の目的 に合 った動 きやすい服 そうをし、必要 な道具 をそろえよう。必要 なら虫 よけなども用意 しよう。草木 のしげった場所 に入 るときは、長 そで長 ズボンにし、はだをなるべく出 さないようにすること。出 かけるときは、ぼうしをかぶって、こまめに水分 をとろう。また、雨 に備 えて、雨具 も用意 しよう。- きけんな
場所 には近 づかないこと。毒 のある生 き物 をさわったり、近 づいたりしないこと。 野 の山 の植物 にむやみにふれたり、口 に入 れたりしないこと。流 れの速 い川 や池 などには入 らないこと。海 では、高波 や、いそでのけがなどに気 をつけよう。環境 調査 をしたあとは、必 ず手 をよくあらうこと。- はさみやカッターナイフを
使 うときは、けがをしないように気 をつけよう。ピンセットなど先 のとがったものでけがをしないように気 をつけよう。