完成するとこんなふうに動くよ
用意 するもの
- 【
材料 】
紙 パック、中厚 の色紙 (色 画用紙 など)、牛乳 パック(きれいに洗 ってかわかしたもの)、厚口 のボール紙 (またはダンボール)、竹 ぐし(15cm) - 【
道具 】
きり、ニッパー、カッターナイフ、はさみ、油性 ペン、アロンアルファ(ゼリー状 )、新聞紙 5枚 くらい(工作 する時 に下 にしこう)
こんな仕組 みで動 いているよ
1.カエルをつくろう
紙コップの真ん中から少し下にえんぴつでしるしをかいたら、ゆっくり紙コップの方を回しながらカッターナイフで切る。(切りはなすときにずれてしまったら、ハサミで切りそろえよう。)
中厚の色紙を、切りはなした紙コップにまき付け、「アロンアルフアEXTRAゼリー状」ではり合わせる。中厚の色紙が飛び出している部分は、はさみで切りそろえる。
中厚の色紙をコップにまき付ける形に切り出すのがむずかしい場合は、同じ形のコップをもう一組作り、分解して広げて、型紙にしよう。そのまわりをえんぴつでなぞってかき写すといいよ。
中厚の色紙と牛にゅうパックの紙をはり合わせたら、カエルの両手、両もも、両目、それぞれのパーツをえんぴつでかく。両目は、油性ペンでかく。各パーツをはさみで切りぬく。両足は、はり合わせず中厚の色紙だけを切りぬく。
両足以外の各パーツを「手順2」で作成したパーツにはりつけて、カエルの顔と体のできあがり。おなかの白い部分は、ほかの紙コップから切り取ってはる。
2.台座 と取 っ手 をつくろう
台座には牛にゅうパックを使う。少したてに長方形になるように切り取る。中厚の色紙を牛にゅうパックの外側に合わせて切り、はり合わせる。牛にゅうパックの底も同じようにはる。
きりで、台座の上面の中心と側面2か所にあなをあける。側面のあなは、上下の中心よりやや下にあける。
竹ぐしと中厚の色紙で取っ手をつくる。
ニッパーで、とがった部分を切った竹ぐしを9cmと3.5cmに切る。たて9cm、横2cmほどの中厚の色紙を用意して、まず、たてに半分に折ってはり合わせる。次に3分の1ぐらいのところに長い方の竹ぐしの先をまきこみながらはり合わせる。
短い方の竹ぐしを半分ぐらいのところでまきこみながらはり合わせて、ハンドルにする。これで、取っ手のできあがり。
3.からくり部分 をつくろう
立て棒を作る。
たて横4cmぐらいの厚口の黄ボール紙の真ん中に竹ぐしの太さと同じぐらいのあなをきりであける。そこにニッパーでとがった部分を切り落とした竹ぐしを接着して立てる。
立て棒の下に、細切りにした厚口の黄ボール紙を2まいずつはり合せたものを、真ん中を1cmほどあけてはる。
たて横3.5cmぐらいの厚口の黄ボール紙のはしの方に竹ぐしの太さと同じぐらいのあなをあけ、角を切りながら丸くして、カムを作る。
「手順6」の台座の中に「手順9」の立て棒を入れ、上面のあなから棒を出す。「手順8」の取っ手を台座とカムのあなに通して、立て棒の下のみぞに「手順11」のカムがはまる位置で、カムと取っ手を接着する。
取っ手の反対側は、棒がぬけないように図のように中厚の色紙をはりつける。
カエルのからだに、立て棒を安定させるためのパーツを取りつける。
牛にゅうパックの紙を紙コップの直径+2cmに切り取り、真ん中に竹ぐしが通るぐらいのあなをあけ、両はし1cmずつをおって、紙コップの内側にはりつける。
「手順13」の台座にカエルの両足をはり、その上から体をはりつける。カエルの体は、立て棒が垂直になる位置にはる。
厚口のボール紙をたて横2.5cmに切り、真ん中に竹ぐしの太さと同じぐらいのあなをあけ、立て棒の先に仮にはめる。このとき、カエルの頭をのせてハンドルを回して、頭が下がりきったところで口がしまるように、立て棒の長さをニッパーで切って調節する。立て棒が調節できたら、立て棒と厚口の黄ボール紙を接着し、カエルの頭をはりつける。
取っ手を回して、カエルが口をパクパクしたら、完成だよ!
注意
工作・フリーアートのまとめ方の例を見てみよう
工作 は、必 ずおうちの人 といっしょにしよう。工作 前 にこの作 り方 をしっかり読 んで、まちがった手順 で行 なわないようにしよう。- きり・はさみ・カッターナイフ・ニッパーを
使 うときは、けがをしないように気 をつけよう。無理 なときは、おうちの人 にやってもらうこと。 - きり・はさみ・カッターナイフ・ニッパー・
竹 ぐしを人 に向 けたりふりまわしたりしないこと。 - ニッパーで
竹 ぐしを切 るときは、切 り落 とした部分 が飛 んでしまうので、あぶないよ。まわりに人 がいないところで作業 すること。また、かべなどに当 たって自分 にはね返 ってくることもあるので、十分 気 をつけよう。 - きりや
竹 ぐしを持 ったまま立 ち上 がったり歩 いたりしないこと。 新聞紙 の上 など、よごれてもいい場所 で作業 をしよう。使 う材料 や、完成 したパクパクガエルを火 に近 づけたり、熱 くなるもののそばに置 きっぱなしにしないこと。完成 したパクパクガエルをふりまわしたり、上 に重 いものをのせないようにしよう。使 う材料 や完成 したものは、使 わないときは、小 さい子 の手 がとどかないところにしまうこと。安全 のため、こわれたり変形 したものは使 わないこと。工作 のあとは、おうちの人 といっしょに、しっかりあとかたづけをしよう。ゆかに置 いたままにすると、ふみつけてケガをすることがありあぶないよ。