深海にすむ生きものとは?

深海とは水深200mよりも深い場所のこと。6000mより深いところは海溝と呼ばれるよ。深海は、「高圧」「低温」「暗黒」という人間にとってはとても過酷な環境なんだ。でもそんな深海にもたくさんの生き物がいるし、まだまだ見つかっていない生き物もいるみたい。有名な深海にすむ生きものには、ダイオウイカやアンコウ、リュウグウノツカイなどがいるよ。
深海水族館をつくる
深海の生き物を、段ボール箱でつくった海につるそう。浅い深海から深い深海まで、すんでいる生き物を調べて、それぞれがすんでいる深海の深さにあわせて深海水族館をつくってみよう。
用意するもの
・段ボールの箱
・厚紙(または工作用紙)
・えんぴつ
・はさみ(またはカッターナイフ)
・絵の具(または色えんぴつなど)
・千枚通し
・木綿糸
・竹ひご(またはつまようじ)
・セロハンテープ
準備しよう
図鑑やインターネットを使って、深海にいる生き物を調べる。深さによってどんな生き物がすんでいるのかを調べ、水族館につるす生き物を決めよう。
つくり方
水族館につるして展示する生き物を決めたら、深海にすむ生き物と水そうをつくろう。







注意!
はさみやカッターナイフ、千枚通しなどを使うときは、ケガをしないように注意しよう。苦手な子は、大人の人に手伝ってもらう。
深海水族館の完成例

発展① 発光する深海にすむ生き物をつくろう
深海にすむ生き物のなかには、光るものも多い。暗いところで光る蓄光シールなどを使って、発光する深海の生き物をつくってみよう。
※蓄光シールは、100円ショップなどで手に入るよ。

発展② ほかの海の環境について調べて工作しよう
水の生き物は、深海以外にもいろいろな環境にもすんでいる。浅瀬の海や川、湖など、そこにすむ生き物を調べていろいろな水族館をつくってみよう。


生き物を厚紙でつくって台紙に両面テープなどではっていこう。水のようすは絵でかこう。こちらは池の中の水族館の例。水面や水中、底、石の下などでそれぞれすんでいる生き物がちがう。
「海とさかな」自由研究・作品コンクール

今年で44回目を迎える「海とさかな」自由研究・作品コンクール(協賛:株式会社ニッスイ)は、小学生を対象にした「海とさかなとわたしたち」をテーマに、自由研究や観察図、絵画、作文、工作などで表現するコンクール。海のふしぎやさかなのひみつを調べたり、感じたことを作品にして応募してみよう。応募者全員に「海とさかな博士号認定証」と参加賞がもらえるよ。
応募資格 | 小学生 |
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応募期間 | 2025年6月2日(月)〜9月26日(金) ※当日消印有効 |
応募作品 | ①研究部門:観察図 ②研究部門:自由研究 ③創作部門:絵画 ④創作部門:作文 ⑤創作部門:工作 |
入賞発表 | 2025年11月下旬〜12月上旬に朝日新聞、朝日小学生新聞紙上、および「海とさかな」自由研究・作品コンクールホームページに掲載 |
表彰式 | 2025年12月13日(土)オンライン開催(予定) |
参加賞 | 2026年2月中発送(予定) |
注意
・実験工作は、必ずおうちの人といっしょにしよう。
・実験工作前にこの作り方と注意をしっかり読んで、まちがった手順で行わないようにしよう。
・実験工作に使う材料は、おうちの人に用意してもらうこと。
・実験工作のあとは、おうちの人といっしょにあとかたづけをして、小さい子どもの手がとどかないところにしまうこと。