用意するもの

・取材用のノート
・筆記用具
・カメラ(スマートフォンやタブレット、デジカメなど)
・ヒアリングシート
すすめ方
1 取材のお願いをする

家族の人でも身近な人でも、まず取材のお願いをしよう。
ヒント!
・仕事をしている様子を写真に撮らせてもらい、それを自由研究に使うことを伝えよう。
・1日密着して取材させてほしいことを伝えよう。
2 取材日、約束事を決める

何月何日に取材をさせてもらうか、相談して決めよう。
ヒント!
・何時から何時まで取材させてもらうか、など確認しよう。
・入ってはいけないところはないか、写真に撮ってはいけないところはあるか、など、約束事を決めよう。
・およそのタイムスケジュールを教えてもらおう
3 撮影の準備をする
学校で使うタブレットPCが使えるなら、撮った時刻などが記録されるので便利。スマートフォンや、デジカメでもいいよ。
写真も貼れるように、取材用のシート「ヒアリングシート」を用意しておくと便利だよ。
例えば下のようなものを用意しよう。
ヒアリングシートのダウンロードはこちら
4 取材をする

お仕事の邪魔にならないように気をつけながら、密着取材をしよう。
ヒント!
・仕事中のいろんな様子をカメラで撮ろう!
・どんなことをしていた時の写真か、お話を伺いながらメモをとろう。
5 取材した内容をまとめる
撮影した写真のうち、使う写真を選んでプリントし、
聞いたお話やコメントなどを文章にまとめよう。
写真撮影の3ポイント
良い写真を撮るためにおさえておきたいポイントを紹介するよ!
1 どんどん撮ろう
ためらっているとチャンスをのがすよ。まよわずにシャッターをおすようにしよう。
どんな作業をしているところかわかりやすく撮ろう。
こちらを向いてもらったショットも撮ろう。
2 動きや行動を予想しよう
あらかじめ、いつどんなことをするか聞いておけば、心の準備をしておけるよ。
これから何をするか、予想して写真を撮る準備をしよう。
3 アップとロングを両方撮ろう
近づいて撮ることをアップ、後ろへ下がってまわりの様子も広く撮ることをロングというよ。
両方撮るようにすると、どんなところで何をしているかがよくわかるよ。
手元の写真も撮ってみよう。
仕事に集中する姿をとらえよう!
まとめ方
撮影した写真、取材した内容のメモなどを用意して、ヒアリングシートにまとめていこう。
1 撮影した写真をプリントする
ヒアリングシートに貼るために、使う写真を選んでプリントしよう!
2 ヒアリングシートに取材した内容を書き込もう
取材した日時、場所、どんなスケジュールで1日仕事をしていたか、などを書いていこう。
3 写真をはろう!
書き込んだヒアリングシートに写真をはって、
それぞれどんな時に撮った写真かのコメントと、
写真を撮ってみての感想を書き込もう。
4 取材相手にもコメントをもらって、まとめる
取材させてくれた相手にも、密着取材についてのコメントをもらおう。
最後に、仕事をしている姿を見てどう思ったかなどの感想を書き、まとめとしよう。
まとめ例
まとめ例のダウンロードはこちら
発展
友達と協力して、「身近なお仕事図鑑」を作ろう!
手分けして身近な人何人かに取材をし、それぞれがまとめたヒアリングシートを持ち寄って、
1冊のお仕事図鑑を作ってみよう!
協力者が多ければ多いほど、厚い図鑑になるよ。
アイデム写真コンテスト「はたらくすがた」
この自由研究を通じて撮影した力作の写真を5枚選び、撮ったときに感じたことを添えて、写真コンテストに応募してみよう!
株式会社アイデムでは、『アイデム写真コンテスト「はたらくすがた」』を行っているよ。
大人の働く姿を撮影した写真であれば応募OK!
Webと郵送どちらでも応募できるよ。
※応募するときには、密着取材をさせてもらった人にも伝え、許可をもらおう。
【応募スケジュール】
9月17日(水) | 応募受付しめきり(当日消印有効) |
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10月上旬 | 最終選考-入賞候補者へ連絡/元データ提出のお願い |
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11月中旬 | 入賞発表-朝日小学生新聞、朝日中高生新聞、アイデムホームページ上にて |
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11月29日(土) | 表彰式(予定)ー会場:東京都内ホテル |
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応募要項ダウンロード
アイデム写真コンテスト「はたらくすがた」
注意
・取材してもよいかどうか、必ず許可を取ってから研究をはじめよう。
・写真を撮っていいかどうか、確認しながら進めていこう。
・店などで撮影をするときは、必ず行く前に許可をとり、お客さんなどのめいわくにならないようにしよう。
・会社などに電話をするときは、まず名前を伝えてから用件をはっきり話そう。相手のめいわくにならないように、電話で話している時間があるかどうか確かめること。
・人に話を聞きに行くときは、行く前に都合のよい日時を聞き、時間におくれないようにしよう。終わったら、必ずお礼を言おう。
取材・文/入澤宣幸 撮影/斉藤秀明 取材協力/ラル奥沢