用意 するもの
- のり
付 きパネル 磁石 (4個 )下敷 き(2枚 ) ※できるだけ透明 なもの書類 ホルダー仕切 りのある容器
- カッター
- カッターマット
両面 テープ- コイン(
硬貨 )
コイン自動 せんべつきの作 り方
[1]
パネルを写真のようにカッターで切り、すべり台の形をつくる。切り離した小さいほうのパネルも使うので、捨てずに残しておく。
※カッターを使うときは手を切らないように注意する
[2]
すべり台の坂の部分に500円玉がぶつからずに通ることができるくらいの隙間を空け、両面に下敷きを貼る。のりが付いていない面は両面テープを使って貼ろう。
[3]
2でつくったものを書類ホルダーにはさんで立てる。書類ホルダーの代わりにブックスタンドを使う場合は、両面テープなどで固定して立てる。
[4]
矢印のあたりに、磁石を両側からはさむように付ける。
[5]
すべり台の出口の下に仕切りのある容器を置く。これで完成!
実験 しよう
[1]
装置の上から、いろいろなコインを順番に転がす。コインが磁石の間を通るときの動きに注目しよう!
[2]
1円玉とそれ以外のコインが自動的に分かれる! うまく分かれないときは、磁石や容器の位置を調整しよう。
発展 :磁石 の位置 や強 さを変 えてみよう
磁石の位置を変えたり、磁石の数を増やしたり、強力な磁石に変えたりすると、どう変わるかな?
※強力な磁石を使うときは、磁石で指などをはさまないように注意する
なぜ どうして?:コイン自動 せんべつきのしくみ
磁石の間をコインが通ると、コインに電流が生まれる。その電流が磁力を発生させ、コインが電磁石になる。すると、コインと磁石が反発したり引き合ったりするのでコインにブレーキがかかり、転がるスピードが遅くなるんだ。発生する電流の大きさはコインに使われている金属によっても変わるよ。
アルミニウムでできた1円玉は大きな電流が発生するし軽いから、ほかのコインに比べてブレーキがかかりやすく、手前に落ちたんだ。
注意
・実験は、必ずおうちの人といっしょにしよう。
・実験前にこの作り方とヒント、注意をしっかり読んで、まちがった手順で行わないようにしよう。
・実験に使う材料は、おうちの人に用意してもらうこと。
・実験のあとは、おうちの人といっしょにあとかたづけをして、小さい子どもの手がとどかないところにしまうこと。
監修:秀明大学/大山光晴